境界の旅人15 [境界の旅人]



  ひとりきりで由利が校門から外へ出ると、プップーと車のクラクションが鳴った。音はマスタード色のゴルフから出されたものだった。

「由利ちゃん!」

 美月の母親の芙蓉子(ふゆこ)がドアのガラスを引き下げて由利の名前を呼んだ。

「芙蓉子さん!」

 由利は驚きながらも、芙蓉子の車のほうへ駆けよった。

「由利ちゃん、お昼まだでしょ? これから一緒に食べない?」
 にっこり笑って芙蓉子が誘った。

「ええ? いいんですか?」
「もちろん」

 美月が自分との約束をきちんと守ってくれたと、このとき由利はようやく悟った。

 
芙蓉子が立寄った先は、鴨川が一望できるしゃれたイタリアンの店だった。
川に臨む窓は大きなガラス張りになっていて、店内は明るい光で満たされていた。ふたりは案内された窓際の席に着いた。

「しばらくは雨ばかりだったけど、今日はお天気がいいから気持ちいいわね」
「ホントですね。川面が太陽にあたってキラキラ輝いていて・・・」

 外は身体にまとわりつくような暑さだったが店内はエアコンでほどよく除湿されているとみえ、カラッと乾いて気持ちがよかった。

「由利ちゃん、あなた何にする?」

 芙蓉子は手元のメニューを見ながら、、向かいの席に座った由利に訊ねた。だが由利は食欲などこれっぽっちもない。カラカラになった喉の渇きを癒すために、注がれたグラスの水を、ぐっと一気に飲み干した。

「ここはね、全般的にお食事もおいしいのだけど、お野菜がすべて地元の京野菜だけを使っているのよ。サラダがとってもカラフルできれいなの。これを是非由利ちゃんに食べさせてあげたいなって思って」
「へぇ、そうなんですね。それはとっても楽しみです」

 由利はまったく上の空で、機械的に口を動かしているだけだった。

「由利ちゃん、緊張しているの?」

 芙蓉子はそんな由利を気遣って、口許に少し笑みを浮かべた。

「え・・・あ、は、はい」
「ふふ。大丈夫よ、由利ちゃん。ちょっと深呼吸して。息を止めているじゃないの!」

 由利は言われた通りに大きく息を吸って吐き出した。

「いい? よく聞いて、由利ちゃん。これから私が話して聞かせる内容は、あなたがたぶん想像しているような恐ろしい秘密なんて、一切ないわ。玲子が性的に不品行だった結果とか、フランスに行って知らない男に乱暴されたとかそういうことはないから。だから安心しなさい」

 それを聞くと急に力の入っていた全身が一気に弛緩し、由利はぐったりと背もたれにもたれかかった。

「玲子からはお父さんのこと、どのくらい聞かされているの?」
「全く聞かされていないです。あたしの父親は行きずりのムスリムの男だったとしか・・・」
「ま、玲子ったら。そんなことを言ったら由利ちゃんがものすごく傷つくでしょうに。そんなこともわきまえていないなんて、困った人ね」

 やれやれといった調子で芙蓉子は首を振った。

「え、それじゃ、そうじゃなかったんですか?」
「もちろんそうよ。まぁまぁ、由利ちゃん、落ち着いて。ひとつひとつ話していってあげるから。あのクソ真面目な玲子が行きずりの恋なんて器用なマネができるはずないじゃないの。それは真っ赤な嘘よ」
「じゃ、なんで!」
「たぶん玲子は、あなたのお父さんと別れたことにものすごく打ちのめされて、まだその痛手から立ち直り切れてないのね。きっとその人のことを未だに愛していて、忘れられないのじゃないかしらね。だけど玲子は、もしそんな弱音をうっかりあなたの前で吐いてしまったら、もう二度と自分が立ち直れなくなるって思っているのかもしれない・・・」
「え、そんな」

 母親の親友だった芙蓉子から、母親の親友から、今まで思いつきもしなかった母の一面を聞かされ由利は戸惑った。ことばに詰まっていると、芙蓉子はカバンから一枚の写真を取り出した。

「これはね、玲子のフランス時代の写真。大学院を出てすぐに渡仏したときだと思うから、まだ二十四、五歳ぐらいの頃よ」

 由利はテーブルの上に置かれた写真を手に取ってまじまじと眺めた。

 どこかの白い建物の庭らしきところで、玲子が見知らぬ異国の男と一緒に写っていた。写真の玲子は生真面目な中にもどこかはにかんだ表情をして微笑んでいた。だが何より由利を瞠目させたのは、一緒に写っている若い男の玲子に対するしぐさだった。男は背後から玲子の両肩に両手を添えていた。そっと包み込むように肩に置かれた手の表情。それが何よりも雄弁にふたりの関係を物語っていた。

「この人・・・、いくつぐらいなんだろ?」

 写真の中の異国の青年は、いかにも育ちの良いエリートといった感じの、誠実そうな人間に見えた。

「そうね、玲子とそんなにいくつもは離れてはいないんじゃないかしら。まだ青年って感じだもの」

 ウェイトレスがアミューズとして聖護院蕪のスープを運んできた。

「ほらほら、由利ちゃん、食べて。食べて」

 由利は思っていたより自分が生まれた真相が悲惨な展開にならずに済んだのがわかって、少し食欲が戻って来た。サーブされたきれいな器に入ったスープを一口飲んだ。

「おいしい・・・」
「そうでしょ? きっと喜んでくれると思ってたわ」

 芙蓉子は優しく微笑んだ。

「玲子はね、フランスに行ってから私に『好きな人ができた』って言って、この写真を添えて手紙を送って来てくれたのよ。私が知る限りこの恋は、玲子にとって最初で最大のものだったと思うのよ。だいたいあの玲子が写真を送って来るだなんて。手紙の中でこの人のことを『ラディ』って呼んでいるの」
「ラディ? それはニック・ネームですよね?」
「おそらくはね」
「ママは相手はムスリムだって言ってたけど・・・。この人ってそうなのかな?」
「どうかしら? まぁ、ラディってあんまりフランス語っぽい響きがないのはたしかよね。でもフランスは第二次世界大戦までは北アフリカを植民地に持っていたから、イスラム圏の出身の人も結構多いの。それを考えあわせればこの人は、彫りが深くて肌も白いから、おそらくチュニジアとかモロッコあたりの出身じゃないかとも思うのよ。あるいはそんな人を親に持った二世か三世かもしれない」
「他には・・・? 芙蓉子さん、何かご存じのことってあるんですか」
「ごめんなさい、由利ちゃん。あとはその人が当時は玲子と同じ職場の同僚だってことぐらいしか・・・。あなたのお父さんに関しては、それぐらいしか知らさられてないのよ。玲子はとにかく小学生の頃から自分のことをペラペラとしゃべる子じゃなかったの。特にこんな自分の恋に関してはなおさらね」
「どうしてなんだろう?」
「たぶん、一途で内に秘めるタイプなのよ。由利ちゃんだって好きな人ができても、おそらく美月にだって即刻報告しないタイプに見えるけどな、どう?」
「それは、たぶんそうです・・・ね」
「ね? 結構古風なのよ、玲子も、由利ちゃんも。でも玲子はこのラディに相当夢中だったんだと思うのよ、今にして思えば」
「そうですか・・・」

 由利は沈んだ声で言った。

「でもね、由利ちゃん。玲子とあなたの父親にあたる人との間に何が起こって別れたのかは、たしかに私にもわからない。だけど一時であるにせよ、ふたりは本当に愛し合っていたことは真実よ。あなたは玲子とあなたのお父さんにあたる人が真剣に愛し合った末に生まれた子なの。だからあなたは自分の出自や玲子がシングル・マザーであることを恥に思う必要はないのよ。堂々としていらっしゃい」

 由利はそれを聞くと思わず、ぽろぽろと涙を流した。

「芙蓉子さん、あたし・・・ずっと母のお荷物なんだと思っていたんです。心ならずも妊娠したことをずっと悔やんでいるんじゃないかって。母はあんなふうに責任感の強い人だから、自分の中に命を授かったことを知って、使命感からあたしを産んでくれたんだろうって。でもあたしが生まれていなかったら、きっと母はこんなに苦しむこともなかっただろうって思っているのは辛かった・・・」
「由利ちゃん・・・。ずっとひとりで重いものを抱えて悩んでいたのね、可哀そうに。でもそうじゃない、そうじゃないのよ。真相は反対よ。おそらく玲子はきっとあなたがいなかったら生きていけなかったと思うわ。あなたを一人前に育てることが玲子の心の張りや支えになってきたと思うの。だけど玲子は不器用なところがあるから、自分の弱みを娘に見せられなかったのね」
「ふ、芙蓉子さん」

 由利は涙で顔がぐしゃぐしゃになった。芙蓉子さんは黙ってバッグからタオルハンカチを渡してやった。

「玲子はね、ある晩、大きなお腹を抱えて、私に会いに来たのよ」
「それはどういう?」
「玲子は大きな声で泣いていた、泣いていたの」

 芙蓉子は当時を思い出すように言った。

「どうしたの?ってわけを聞こうとしても玲子は『ラディとは結婚できなくなった』と答えてくれた以外は何も教えてくれなかった。だけどおそらく、私を頼るしか他に当てがなかったのね。玲子は私に手をついて頼んだわ。『お産をする間だけ、傍について欲しい』って」
「それで芙蓉子さんはどうなさったんですか?」
「私? 私もそのときすでにお腹に美月がいたの。だから女ひとりで子供を産まなければならない玲子の心細さは、痛いぐらい分かったわ。だから当時私が通っていた産院で、あなたを産むことができるように手続きをとって。幸い私の母の実家が山科にあって、祖母がその春に亡くなって空き家になっていたのよ。母に頼んでしばらくは玲子にそこで静養してもらっていたわ」
「え、本当に?」
「そう、そしてあなたが生まれて一か月になるのを待って新幹線に乗れるようになると、ふたりで東京へ戻って行ったわ。たぶん玲子はあなたの面倒を見てくれる保育園を捜した後、復職したんでしょうね」
「そうだったんですか」
「ええ。玲子にしてみれば、高校を卒業したあと、お父さんと大喧嘩して京都を飛び出したわけでしょう? 女ひとりでも生きて見せるって啖呵を切って家を出たのに、フランスで恋に破れて父親のいない子を出産しにおめおめと戻るなんて虫のいいことができなかったんでしょうね。私の母もそこらへんの事情をよく知っていたからね、玲子を可哀そうに思ったのか、山科の家に滞在することを承知してくれたの」
「そうだったんですか・・・。あたしそんなこと全然知らなくて」

 自分の出生にまつわることで思ってもみなかったドラマが展開されていた。そしてどういう偶然からか恩人であるこの人とそれとは知らずに再会していた。由利は運命の力に感動していた。

「ふふ。そうそう、由利ちゃんの名前を付けたのは、実はこの私なのよ」
「ええっ? そうだったんですか!」

 由利はまたひとつ思いがけない事実を知らされて、目を大きくまん丸に見開いていた。

「そうなのよ。生まれたばかりの由利ちゃんは色が透き通るように白くってね。ハーフの赤ちゃんって新生児の間は髪も金色で瞳も青みがかっているの。それが本当にきれいで可愛くてね。それでね、あなたが生まれたとき、産院のロビーに立派な鉄砲百合が何本も活けてあったの」
「鉄砲百合・・・?」
「ええ、鉄砲百合よ。それはそれは、真っ白で、凛としていてね。その花を見ているうちに赤ちゃんのあなたの姿と重なって見えたの。この子もこれから生きていく先々でいろんな困難が待ち構えているだろうけど、こんなふうに気高く毅然として、一本芯の通った女の子に育って欲しいと思ったの・・・。それで玲子に「ゆり」ってつけたらって提案したのよ」
「へぇ。そうだったんですね。じゃあ美月はおそらく・・・」
「そう、生まれたとき、月がね、満月できれいだったから」
「ふふふっ、あたしたちのネーミングの理由って結構単純なんですね」
「あら、名前なんてものはね、それぐらいでちょうどいいのよ。だけど由利ちゃんが名前に違わず、きれいな女の子に成長したのを見てうれしかったわ」
「そんな、あたしなんて」
「あら、何を言っているの、由利ちゃん、もっと自信を持ちなさい」
「でも・・・あたしなんて……こんなふうにあり得ないほど背が高くて…。この間も男子にからかわれて…。そういうのが、本当に嫌で…」
「由利ちゃん、ダメよ。自己憐憫は」

 今まで優しかった芙蓉子は、急にピシリと厳しい態度をとった。

「自己憐憫ですか?」
「そう。自己憐憫なんてまっとうな人間が最も犯してはならない愚行よ。きちんと自分と向き合って冷静に分析することも努力もせずに、可哀そうだなんて自分を甘やかしてはダメ」

 そう言われると由利は途端にしゅんとなった。

「背の高さなんてものは所詮、相対的なもの。たしかに由利ちゃんの身長は、ここ、日本では男並みに高いのかもしれない。だけどそれが一体何? きっとあなたのお父さんの国に行けば、女としてはやや背が高いかなって程度よ。あなたの悩みはフランスやイギリスへ行った時点で瞬時に解消されるの。それに北欧に行けば身長が百八十センチを越した女性なんてそこら中にゴロゴロしてるわ」
「そうなんですか!」
「そうよ。背の高さが自分を卑下する理由になんかならないわ。いい? そんなことで悩んでいること自体ナンセンスよ。そもそも美しさなんて時代と場所が変わればびっくりするくらい変わるものなの。そんなものに一喜一憂しているなんて馬鹿らしいと思うわ」
「・・・たしかにそうですよね」
「いい? よく聞いて。どんなに自分がすばらしいと思われる資質を持っていたとしても、当の本人がそれを認められなかったら、人の賞賛も心に響かないものよ。たとえば世の中の人にうらやましがられる金髪だって、それが美しいと認められない人は真っ黒に染めるものなの」
「え、そうなんですか?」

 それを聞いて由利はびっくりした。天然の金髪は人類の2パーセントしかないと何かで読んで覚えがある。たいていの人は憧れて金髪に染めるものだが、せっかく人もうらやむ金髪に生まれながら黒髪に染める人もいるなんて。

「そんな人は自分の良さが認められなくて、ないものねだりするのね。由利ちゃん、今のあなたがそうよ。あなたは長所をたくさん持っている。まずはその長所に自分自身が気づいてそれを認めてあげなくては」
「でも・・・何をやってもママには適わないし」
「ふふ。そういうところ、玲子にそっくり。よく玲子も高校生のころはそう言ってひがんでいた」
「ええっ、ママが?」
「そうよ。玲子だって高校生の頃は、自分の才能も、自分の美しさも、何にも気づいていなかったわね」
「でもママは・・・あたしなんかと違ってものすごく頭が良くて」
「それは違うわ。玲子は努力の人よ。高校に入ったときの成績は、実はこの私のほうが勝っていた。でも帝都大を目指すって決めてから、血のにじむような努力をしてきたのを私は知っているわ。だからその姿に心を動かされて周りの先生やクラスメイトも助けてやろうって気にさせたのよ」
「そうなんですか?」
「ええ、そう。そうなのよ。人間は意志の力が運命を左右するの」

 そのことばは由利の心に直に入って行って、慈雨のようにうるおした。由利はまた涙がじわりと出てきた。

「ありがとう、芙蓉子さん。あたし、もうちょっと自分のことを大事にしようと思います」

 それから何かが吹っ切れたのか、由利は芙蓉子が仰天するほどよく食べた。


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Yui

由利ちゃんのお父さんが明かされましたね。ちゃんと恋人関係にある人でよかった。涙ぐむのもわかります。
24、5で大学院を出て渡仏って修士を出て博士はフランスでってことなんでしょうか。今は博士課程で飛び級ができるのですが、それでも最短26、7にはなってしまうと思います。

なんか書き込みがうまく表示されないことが多いです。
時間差があるというか。

土曜日に徹夜してベルばら学園を2つほどラストまで行きました。オスカルーフェルゼンのやつとオスカルー山田の百合風味のやつ。これね。シナリオはそれなりによくできているし、ネットの講評を見ると原作を読んでない世代にはウケているようです。今風の高校生活を楽しむにはいいかも。
以下ネタバレです。





オスカルさまのドレス姿がねー、、、フェルゼンと踊るんだけどさ、ドレスがひどい。山田のドレスもあんまり可愛くないんだけど、オスカルさまのは珍妙だよ。こんなんならまだ原作のドレスそのままの方がよかった。いや、服飾の大家であるsadafusaさまのサイトで書くことでもないんですが。

by Yui (2019-07-30 08:37) 

sadafusa

Yuiさま

わたしは、エリートってことを書きたかったのですが、
まぁ、実際に渡仏されたYuiさまには気になるところだったかもしれないです。ここはかなりぶいさまにご指導を受けました。
飛び級ができるらしいです。
まぁ、玲子は運と努力の人ってことで…。すみません汗

>土曜日に徹夜して
すばらしいっ! やっぱ、それだけ夢中になれる面白いゲームってことでしょうか!
まぁ、原作とは別モノと割り切れば面白いとは思うのですよ~。

>オスカルさまのドレス姿 山田のドレス姿

そうなんだ…。思いっきり残念なんだ…。

でもね、最近思うんだけど、若い人(それでも30歳すぎている人でも)ティストが合わないのよ~。

「こんなん誰が着るん?」みたいなへんてこりんなドレス、
みんなうれしがって来てたりするし~。
じゃあ、自分の趣味がおかしいのかなって思うけど、
案外外国のドラマとかは、自分の好きなティストだったりするのが
変だなって思いました。


今日はちょっと変わった動画を教えますね。
キルトの着付け方です。昔からキルト姿の男性をみると
変態かダサイとしか思わなかったのですが、
それは本当のハイランダーの恰好を知らなかったから。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm13605604

ニコ動なので、ちょっと文字がうるさいですが、
本物のキルトとはものすごい長いタータンチェックを
床に広げてプリーツを作り、
作ったところで、本人がキルトの上に寝て、気着けるのです!

なるほど~。なんか着物に近いものを感じました。

by sadafusa (2019-07-30 22:14) 

Yui

sadafusaさま
>動画
キルトってこうやって着るのですか!確かにカッコイイ!
プリーツを作るのですね。私は格子模様のチェックが好きで、プリーツスカートも何枚か持っていますが、こういう発想はなかったです。格子がプリーツを折るのに役立っていると思う。女子のタータンチェックのプリーツスカートはセーラー服と同じく、一種の男装だったんですねえ。

>ベルばら学園
昨日、試験前に3時間ほどやり、望ー安藤ペア(オスカル、アンドレイメージキャラ)をクリアしました。
これって、予想ですけど、ルイ16世のファンとアランのファンは絶対やったらいいと思いますよ。ゲーム自体はですね、ノベル方式というらしいのですが、オートモードがあって選択肢まで自動で進める方法があるのですよ。だから触らなくていい。選択肢は妙に難しくて、狙ったキャラ通りにはなかなかいかないです。ストーリーは飽きさせないし、よくできているけど、ツッコミどころ満載よ。
なんというか、パロディとしてはよくできているけど、あたりまえだけど原作の方が面白いです。どのコースでもいいから1回でもクリアするとフローチャートがあるし、選択肢ジャンプができるので、ずっと楽になります。
by Yui (2019-07-31 08:45) 

sadafusa

>よくできているけど、ツッコミどころ満載よ。
そうか~。わたしがやったら、おそらく突っ込んでばっかりいるかもしれない。

>あたりまえだけど原作の方が面白い
そうな~ん?いや、原作以上に萌えシーンがあったら、良かったのにねぇ、残念だわ~、

やっぱ、Yuiさま、お気持ちがお若い!
尊敬です!!

やりたいなぁ~。それにはまず、ニンテンドースイッチ(だっけ?)を買わねばならない~。話はそれからですね。

by sadafusa (2019-07-31 11:16) 

Yui

萌えというか、主人公がオタクなので、人の恋愛応援モードがあるんですよ。でもってうまくくっつけるために大活躍みたいな。覗き見もしてる。これが嵌るかどうかは微妙だけど~。
結構面白いのは、自分がオスカルになりたい人、アンドレになりたい人にはお勧めかな。こういう展開になるとは思わなかった。
あと、高校演劇でベルサイユのばらを演じるという展開なので、ガラスの仮面的要素も。主人公のお母さん女優だし。
ジェローデルのような人が出てくるのにこれが攻略できないのが不満!
フェルゼンの叔父さんというのもとてもカッコいいのに口説けないのも不満。
登場人物、声はみんないいんです。モブキャラもしゃべるフルボイスです。(ここまでゲームは進化していたのね)
でも声はアンドレだけは私は違和感がちょっとあった。絵もアンドレはもっとガタイが大きくてもいいよ(アニメほどじゃなくていいけど)オスカルが女優を目指すのならアンドレは監督とか脚本とか目指して欲しかったなー。
また、進めたらネタばれしない程度に書きます。
by Yui (2019-07-31 17:09) 

sadafusa

そうなんや~。

あたしはオスカルにはなりたくないけど、アンドレにはなりたいかも!

アンドレは監督じゃなくて、何?大道具とか?

またまた教えてくださいね。
by sadafusa (2019-07-31 17:55) 

Yui

そう、アンドレは大道具とお弁当作り専門

週末にフェルゼンルート終わりました。マリさん(アントワネット)とアクセル(フェルゼン)応援ルートと主人公ーアクセルルートが終わりました。これって意外な事件が次々起きて、どちらもおもしろかったです。マリさんを差し置いてアクセルと主人公が結ばれるコースは修羅場か?と思ったのですが、いろいろよく工夫されたシナリオで納得の展開でした。つうか、このゲーム、少女漫画なんで心情描写が異様に丁寧。恋愛の心理をとても細かくやるので、ちょっとウンザリなくらい長いです。でも、結果には満足。話として面白いと思いました。
今、ルイ16世キャラの明智さんと主人公をやってますが、これはオタク同士の恋の物語で楽しいです。婚約者のマリさんをどーするのかなーっというところまで来ました。このソフトを作った人は間違いなくルイ16世のファンですね。
by Yui (2019-08-05 10:32) 

sadafusa

あ、そうなのか…。

シナリオが結構丁寧なんだ。
あたしもそういうの、勉強したいから、やりたいなぁと思いつつ、
もうやらなあかんことがありすぎて、首がまわらな~い。

娘が昨日、進撃の巨人を貸してくれたので、早く読まなければならないのだけど、アウトランダーの小説もまだ読み切ってないし…。

暇な専業主婦のはずなのに、なんでだ~!!!
(全部遊びってところが、なんとも情けないですが…)
by sadafusa (2019-08-05 16:34) 

Yui

進撃の巨人は私も興味あるんだけど、怖そうだし、長そうなので手を出してません。

ベルばら学園は昨日、ルイ16世キャラの優くんとアントワネットキャラのマリさん、そして主人公と優くんのルートを終えました。
すっごくよかった。ルイ16世とアントワネットのペアなんてあたりまえすぎてどう結びつけるの?と思ったけど、主人公(母子家庭)の出生の秘密と絡めてあって、また主人公がオスカルというキラキラネームを自ら受け入れる展開には涙しました。これって山田のばらというベルばらファンの女優さんの娘オスカルの物語でもあったのね。シナリオはほんとオススメですね。他人の恋愛応援モードでもあんまり矛盾しないように作られていて結構感心します。
by Yui (2019-08-07 18:38) 

sadafusa

なんかますますやりたくなってきますね…。
by sadafusa (2019-08-08 18:18) 

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