境界の旅人 22 [境界の旅人]

第六章 告白



 由利は合宿の間はスマホを開かないことに決めていた。

祖父の辰造は、スマホはおろかガラケーですら使ったことがなく、未だに黒い固定電話一本切りでしのいでいた。

 だからもし緊急の用事があれば、一週間滞在する民宿のほうに連絡をくれるように、電話番号の控えを紙に書いて渡していた。母親の玲子にも合宿する建前の理由を話して、よほどのことがない限り連絡は控えてくれと頼んでいた。

 だいたいリアルな世界で交わるべき人がたくさんいる場面で、目の前にいる人たちとのやり取りをないがしろにしてまでSNSを優先してしまうのは本末転倒だと思うのだ。それに由利はこれ見よがしに自分の今の状況をいちいちSNSにさらすことも、どこかゆがんだ自己顕示欲が垣間見えているような気がして、好きではなかった。

 合宿から家に戻ると由利は落としてあった電源を入れて、スマホを再起動させた。
 美月からLINEのメッセージが届いていたので、まず真っ先に由利はそれを読んだ。

「由利、滝行頑張ってる? それともこれを読むのは滝行から帰って来たあとかな? 例の事件が起こって以来、茶道部のみんなが由利のことを心配しています。とくに部長の小山さんが『もともと自分が紛らわしい恰好をしたせいで、ナイーブな小野さんを混乱させたのは申し訳なかった』と悔やんでいました。とにかくいろいろ実際に会って話さなければならないことがいっぱいあります。合宿から帰って来たら、一度あたしにメッセしてね。」

 いかにも美月らしい、簡潔でいて、それでいて思いやりにあふれた文章だった。
 それから気になっていた、facebookを開いてみた。
 結局あれから、ラシッド・カドゥラという名前で、四十歳から五十歳までの男性という条件を満たしていれば、国籍がどうであろうとDMを送ることに決めたのだ。由利の探しているラシッド・カドゥラ氏は、玲子と同じように、留学生という可能性も捨てきれなかったからだ。
 これに該当する人間は十七名いた。DMには『今から十六年前にフランス国立研究所で研究員として働いているのであれば連絡がほしい』という文章を付けて一斉配信した。
 しかしそのほとんどどれもが由利を失望させるに足る内容だった。

「オウ、ユリ、ユー・アー・ヴェリィ・ビューティフル・ガール! ソー・キュート!」
 
「私は、フランス国立研究所の研究員ではないが、その側に住んでいた。これからも楽しい付き合いをしよう!」
 
「何だ、こりゃ? この人たち、あたしの書いた文章の主旨をちゃんと理解してる?」

 中には高校生の由利が読んでも、かなり怪しいと判るような英文で書かれたものもあって、読むのにかなり労力を要した。もし英語やフランス語が母語でない外国人だったとしても、曲がりなりにも天下のフランス国立研究所の研究員であれば、相当に高い知性の持ち主のはずだ。

 だから簡単な英語の単語のスペルが間違っていたり、三単現のSなど忘れるはずがない。要するにこれらすべてのラシッド・カドゥラ氏は、フランス国立研究所の研究員どころか、研究所にもフランスにも縁もなければゆかりもない人間ということになる。ただ彼らの目にはエキゾチックに映る由利のアイコンの写真に、性的な興味を掻き立てられて、送り返して来ただけに過ぎなかった。

 由利はこれには心底落胆した。いたたまれなくなって美月にLINE電話をした。すると美月はほどなく応答してくれた。

「あ、由利! 元気? 久しぶり! これでもう、十日ぐらい連絡とってなかったよ」

 いつものように電話に出た美月の声は、屈託がなく明るかった。その声を聞くと由利は、急に身体の奥から元気が湧き出て来るような気がした。

「うん。ごめんね。滝行ってやってみて初めて解ったんだけど、かなり危険を伴うものだったんだ。だから修行中は下界のことに気を取られて集中できないと怪我しそうな気がしたんで、ずっとスマホの電源を落としていたの」
「下界・・・? ふふ。そうなんだね。でも由利のことだから、おそらくそんなことだろうと思ってた」
「美月。メッセージ読んだよ。ありがとね。小山部長にも悪いことしちゃった」
「そうだねぇ、小山さん、ああ見えて繊細なところもあるから。由利があの日、泣いて帰ったって聞いたら、えらくショックを受けてた」
「そうなんだ。ああ、どうしよう? ね、美月、明日会えない? 時間あるかな?」
「いいけど? 相談?」
「うん。小山さんのことももちろんあるけど。他にもいろいろと困ったことが起こって・・・。どうしていいか分かんなくて途方にくれているとこ」
「いいよ、いいよ、この美月サンに任せなさいって。とりあえず今晩は、ひとりでヤキモキするのはナシにして。ね、いい?」

「うん、わかった。ありがとね、美月」



 そこで由利は美月と北大路ビブレの傍のスタバで翌日の十一時に待ち合わせすることになった。

 由利が店に入るとすでに美月は席に座っていて、季節のおすすめフラペチーノを飲んでいた。

「おはよ。由利も何か頼んできたら?」

 そこで由利はいろいろ迷ったあげく、豆乳アイスラテのグランデを選んだ。注文した豆乳ラテを選んで席に戻ると、美月はちょっとびっくりしたように言った。

「グランデ・サイズ? ちょっと大きすぎない?」
「うん。でもここで長居するにはちょうどいいサイズだと思うし」
「そっか。で、相談したいことって何?」

 美月は単刀直入に訊いてきた。

「ね、あたしが合宿へ行く前に、facebookで結構たくさんのラシッド・カドゥラさんにDM送ったじゃない?」
「うんうん。それで? 返事帰って来たの?」

 美月は突然目を輝かせた。

「それがね、全部バツみたい」
「ダメだったの?」

 輝いていた顔が途端にくもった。

「うん・・・。だって、その人たちには『フランス国立研究所に在籍していた研究員だった場合、連絡してください』って送ったのに、変な勘違いしていてさ。みんな援助交際か疑似恋愛かなんかだと思っているんだよね」
「何人返して来たの?」
「えっと、九人ぐらいかな」
「あとは?」
「返事がない」

 ふたりともしばらくうなだれて、無言でコーヒーをすすりながら考えていた。

「ねぇ、こうしたらいいんじゃない?」 

 ようやく美月が顔を上げて切り出した。

「ほら、facebookのDMっていう方法自体、お手軽すぎて相手にされないんだと思うんだよね。こんなんは読まれもせずに最初っから迷惑メールとみなされて、ゴミ箱直行なんだよ。やっぱりこれはきちんと書面にして、直接フランス国立研究所宛てに送るべきなんじゃないかな?」
「じゃ、どう書くの?」
「うんと。そうだな・・・。こういうのはどう? 『私は、十六年前に当研究所で研究員として在籍していた小野玲子の娘で、小野由利といいます。私は今、ある理由があって母と同時期に貴研究所に在籍していたラシッド・カドゥラ氏と連絡が取りたいのですが、もし貴研究所が現在のカドゥラ氏の住所をご存じであれば、カドゥラ氏に連絡を取っていただき、小野玲子の娘がカドゥラ氏からの連絡を望んでいるとお伝えして欲しいのです……』こんなのはどう?」
「うん・・・。でも、研究所に直接ラディの住所を教えてもらうことはできないのかな?」
「いや、それはできないと思うよ。個人情報だもん。見ず知らずの人間に、そうおいそれとは教えるはずないと思う。こんなふうに面倒でまだるっこしく見える方法しかないけど、それでも向こうからしたら、少なくともこっちの誠意は伝わるんじゃないかな・・・?」
「そうだね、やっぱり美月の言う通り、それでいいのかもしれない。あとはあたしの住所とメアドを書けばいい?」
「うん・・・。まぁ、これも一か八かだけど、少なくともfacebookよりも軽い扱いは受けないんじゃないかな? 事務局の人が親切な人だったら、調べてカドゥラさんに連絡を取ってくれる可能性はあると思う。ま、これもあんまり確実とは言いがたいけどね」
「そうだね、やるだけの価値はあるのかも」
「うん、そうだよ。何もやらないよりはマシだよ。もしダメだったらまた次の方法を一緒に考えようよ」

 美月はとかく暗い方向へ傾きがちな由利を励ました。

「ありがとう、美月。そうだね、まずはそれでやってみるよ。あとはね、今の茶道部っていうか、小山さんのこと。どうなってるのかきちんと教えてくれる?」
「うん。今んとこ茶道部はね、九月までお休みなんだ」
「ええっ? 今度、夏のお茶会あるんじゃなかったの?」
「うん。本来ならお盆は、浴衣を着てお茶会をするのが、毎年の恒例みたいなんだけど、小山部長がね『自分のせいで部員がひとり失意に駆られているのに、残された人間だけで楽しくお茶会を開いてお点前なんかできるはずがないって』って言ったんで、取りやめになったんだ」
「えっ、そうなの? あたしが合宿へ行っているうちにそんな深刻な事態になってたなんて。滝行へ行ったのは、ちゃんとした別な理由あるからだって部長は知ってるよね? あたし、ちゃんと小山さんに説明したはずだけど」
「うん。でもそれは単なる口実だと思ってるかもしれないね、小山さんは」
「あ、そんな…。あたし早く小山さんに会わなきゃ」
「うん。たしかに由利は、なるべく早く小山さんに会う必要があるね。誤解は早いとこ解かなきゃ。今は部はやってないけど、小山さんはたぶん毎日学校に来てるんじゃないかな?」
「どうして?」
「音楽室でピアノの練習しているって聞いたよ。小山さんは家にもグランドピアノがあるし、防音装置もあるらしくて、外に出る必要はないんだそうだけど、何ての、一種の気分転換なんだって」
「そうなんだ・・・。何かあたしの知らない間に、みんなにすごい迷惑を掛けちゃったんだね」

 しゅんとして由利が言った。

「そんな・・・あたしもみんなも由利に迷惑をかけられたなんて思っちゃいないよ。だけどさ、でもこんなことを言うと、由利が傷つくと思って今まで言うのを控えていたんだけどね。この際だからはっきり言っていいかな?」

 いつもの美月にしては、妙に歯切れの悪い尋ね方をした。

「え、何? 美月や部の他のみんなが思っていることを聞かせて。絶対に怒ったりしないし」
「うん・・・。小山さんのこと、たしかにあたしとか他の一年生は、由利がまったく気が付いていないって解ってた。そのことはあたしも他の子たちも由利に言おうとしたんだけど・・・」
「したんだけど・・・? 何?」
「うん。何てか由利は、いわゆるガールズ・トークっていうかさ、そういうのに水を向けても、鈍感っていうかさ、まったく乗ってこないんだよね。だけどあたしは女同士の秘密の共有っていうのも、それはそれで立派なコミュニケーション・スキルのひとつでもあると思っているんだよね。由利はもともと内向的だから、そんなちょっと悪意の入った根回しができないのはわかっていた。だけどそういうのをことさらに疎んじるのも、もしかしたら、由利の中にお母さんとの確執がトラウマになってるのかもって思っていたんだ・・・」

 美月は一度ことばを切って、相手の反応を確かめているようだった。

「うん…。ごめんね、美月。たしかにあたしは、そういうのにあんまりかかわらないようにしてたかもしれない…」

 由利はテーブルの一点に目を定めたまま、ぽそりとつぶやいた。

「ごめん。…たしかに毎日今度こそ言わなきゃって思っていたんだけど、結局タイミングを逃して、こんなことになってしまって。でもだれも由利を仲間外れにしようなんて思ってなかったんだ・・・。ホント、ごめん」
「そうなんだ・・・」

「でもね、あたし由利がさっきスタバに入って来たとき、これまでと何か雰囲気が違うなって気がしたんだ。少し大人になったっていうか。それにどことなくきれいになった気がした! それって精神的に成長した証なんじゃないの? おそらく滝行のお蔭とか?」

 美月がまた突然、思いがけないことを言い出した。

「何? それ? おだてても何にも出ないよ?」

「ううん。由利に今更お世辞を言ってどうするのよ? もしかしたら常磐井君と何かあったの?」

 探るように美月が訊いた。

「まさか。まぁ彼は合宿でも、相も変わらずオレさまでナルシストだったけど?」
「へぇ、なぁに、なぁに、それ?」

 由利の辛辣な口調に美月はふふと笑いながら質問した。

「道場の人達ってみんなめちゃくちゃ身体を鍛えていて、『北斗の拳』のケンシロウみたいにマッチョなんだよね。筋肉ムキムキでさぁ。びっくりする。それにさ常磐井君なんてさ、何を思ったのか上半身裸で濡れたままあたしに近づいてきて、『オレのこと見惚れた?』とかって訊いてくるの。もうバッカじゃないの? あんなゴツい身体で側をうろちょろされたら、どうしたって意識せざるを得ないじゃないの」
「あはは、カワイイじゃん? きっと由利にステキって褒めてもらいたかったんだよ。それで?」
「いやいや、ガン無視だよ」
「あたし思うんだけど、常磐井君、由利のこと、本当に好きなんじゃないかな?」
「えっ、どうして?」

 美月には話さなかったけれど、由利はそれでも滝行のあとで凍えている自分を案じて、常磐井がさりげなく温かいお茶を勧めてくれたことを思い出した。

「だって、常磐井君って由利を見つめるときの表情がね、いかにもって顔をしてるんだもん。見てるこっちのほうが切なくなってきちゃう」
「まさかぁ。そんなロマンティックな柄ですか? あの常磐井君が? 何かの間違いじゃないの?」

 冗談を言いながら由利は、兄の治季から教えられたことを思い出して、息苦しさを感じた。

「やっぱり男の子って、由利みたいに女子濃度が高くなくて、それでいて外見が大人っぽい子に憧れるんだね。なんとなく透明度が高くて、ミステリアスな感じがするもの」

 美月は心底羨ましそうに由利を見つめた。

「何言ってんの。あたしなんて中学のとき『デカ女』ってさんざバカにされてきたんだよ。こんなあたしに誰が・・・」
「ううん、それは違うよ、由利。もうみんなそろそろ大人になりかけている。これまでの由利はいわゆる『醜いアヒルの子』だったんだよ。だけど今は羽根も生え変わってきれいな白鳥に変わったんじゃないかな。あたしさっきも言ったでしょ? 由利はきれいになったって。ある意味うらやましいよ、そんな由利が」

 美月が真剣な調子で言うのを、由利は目を見張って聞いていた。

「たしかにね、入学したての頃は、由利はスタイルこそ抜群だったけど、こうクソ真面目で堅そうだなって言う印象は否めなかった。だけど今は違う。それだけはハッキリ分かるよ」
「そうかなぁ。それ、褒め過ぎじゃない? 自覚はまったくないけど・・・」
「そんなことないって。美月サンの言うことを信じなさいって」
「ありがと。そんなふうに美月に認められると、あたしも少しは自信が持てるような気がする」
「で、やっぱり滝に打たれるって危険なの?」

 美月は急に話題を変えた。

「うん。最初は夏に滝に打たれるなんて楽勝じゃん、涼しくてサイコーって思ってたんだけど、滝の落差が十二メートルあって、落ちるときの水圧が半端なくてね、ずっと鈍器に殴られ続けているような感じで痛いのなんのって・・・」
「それで修行自体の効果はあったの?」
「う~ん、どうかな? 滝行って近くのお寺の行者さんが付かないとやれないもんらしくて」
「やっぱり危険なんだね」
「で、帰り際にその行者さんにね、あたしは大きな白い蛇に憑かれているって言われたの」
「えーっ! マジで? それでどうすることになったの?」
「まぁまぁ、白い蛇は神聖だから、悪さはしないって言ってたけど。だけど念のため肌身離さず付けていなさいって、お札をくれたの」
「ひゃあ、そりゃ、『サスペリア』なんて見に行けないはずだよ」
「でしょ? でも大丈夫。帰って来てからは、超常現象には今のところ遭っていません」




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Yui

sadafusaさま お久しぶりです。
夏休みに入っておりました。
小説は読ませていただいております。徐々にお話が見えてきましたね。

フランス人、日本人以上に形式張ったことが大好きで誇り高いです。
助手の頃、フランスの大学から教授を招聘したことがあるのですが、もう話はまとまっているのに、正式に日本の大学からフランスの大学へ招聘状を文書で書かねばならず、しかも英語で書いたらフランス語で返事が来て教授が困惑する事態でした。メールで聞いたら英語の書面もあるのにわざとフランス語で書いてやったとのことでした。

ええっと、小野慶子の娘で小野唯のところ、唯でなくて由利ちゃんですよねー。由利ちゃん、高校生ならメアドはgoogleとかYahooとかでしょう?それだと、国立研究所では迷惑メールに弾かれちゃう可能性大です。封書で出した方がいいですよー。東京パリ間なら3日以内に届きます。京都でも4日で届くと思いますよ。秘書官の方は書面なら絶対返事しなければならないので必ず返事がもらえると思います。

ーーーーーーーーーーーーー
あ、それから、ベルばら学園、コンプリートしました。
アランのキャラクターイメージもよかった。母子家庭の設定で父親が謎になっているのでそれと絡めての話の展開が面白かったです。
あと、隠しキャラはベルナールですがこれも学園の謎が解ける仕組みになっていて恋愛モード以外にも楽しめる要素が結構ありました。


by Yui (2019-09-16 21:11) 

sadafusa

Yuiさま

ちょっとゴタゴタしていてお返事、さっき気が付きました。
ごめんね~、

そうそう、小野唯と小野慶子はまちがいです。直しておきました。
お勉強がよくできるといっても、そこは高校生、サル知恵しかないので、あっちこっちとぶつかっております。

英語で書いたものをわざわざフランス語で送ってくる、しかも話がほとんど決まっているのに。

もう、どんだけ誇り高いんでしょうか!
でもなぁ、カルロス・ゴーンさんとか見ていると、
それもむべなるかなって気がしますね。

ベルばら学園!
コンプリートおめでとうございます!!
結構考えられて作られているのですね。

なんか私も急にやってみたくなってきました~。
by sadafusa (2019-09-18 09:28) 

Yui

Sadafusa さま
だいぶ涼しくなってきましたね。秋の気配が漂ってきました。
夏が苦手とおっしゃってましたが、お身体ご無事でしょうか。
由利ちゃんの滝修行、滝って痛いんですね。むかーし、日帰り温泉に滝になっているところがあって肩に当ててコリに効くみたいなところがあったのですが、そんなの比べ物にならないですね。
白蛇に巻かれているというのも前世の因縁なんでしょうか。
これからの展開が楽しみです。

来年はフランスで学会があるのでいけるかな?京都でもあります。
フランス語は使ってないので忘れそうです。

ベルばら学園はニンテンドースイッチなのが問題ですよねー。これだけのために買うのは正直…。他におもしろそうなものがあるようでしたら是非。
by Yui (2019-09-19 08:10) 

sadafusa

Yuiさま

おかげ様でなんとか無事に暮らしております。
最近、メンタリストDaiGoさんにハマっておりまして、
彼の友人である鈴木佑さんが推進している
パレオ・ダイエットを頑張ってやっております。

このダイエットのものすごく偉大なところは、
睡眠、運動、食事の三つで、ただやせるだけでなく
健康な身体を作ろうというものですね。

実は私、35歳を過ぎたあたりから申告な不眠症だったのですね。
で、だんだん薬をきつくしても効かなくなってきて、
とみにこのニ、三年は3時ぐらいになってどうにかこうにか眠れるかなって感じでして、起きていてもひたすら眠く、非常に毎日が
ユーウツだったのですが、

やはりそれは身体の危険信号だったみたいで。

寝不足になると、過食し、そしてさらに、体重の増加と
恐ろしいことになってまいりますので、
一念発起してやっております。


~~~
滝行の聖滝というのは、フィクションですが、
実はモデルはあります。
でもそれを言うと、まかり間違って、滝行しちゃう人が出てきたら
大変恐ろしいので、どこかとは秘密にしてあります。

滝行は本当に夏でも冬でも辛いものらしいです。

特に劇中の場合、滝の高低差が結構ありますので、
その水圧がすごいらしいです。

皆さんも絶対に指導者がいないところで、暑いからといって、
滝の中に入らないでくださいね!!

下手をすると、むち打ち、
もっと下手をすると首の骨を折って死にます。
by sadafusa (2019-09-19 17:27) 

Yui

sadafusaさま、ダイエットで不眠が治ると。それはいい!私もぜひやってみたいです。4月から車通勤になったこともあって運動量が極端に減ってしまいました。でもってせっかく減った体重も増えてきて、眠りも浅くなりがちなこの頃です。パレオ・ダイエット、検索してみますね。
by Yui (2019-09-20 17:11) 

sadafusa

鈴木佑さんという、1年に5000本学術論文を読む方だそうで、彼の提唱するパレオダイエットって狩猟採集民族の人々が暮らしている形態を考察しているものだそうです。

だからといって、別に特別なことをするわけでもなく、普通にきちんとした質のよい食事をしましょうって簡単なことなんですけどね。

人間、一日でも最低は5000歩歩かなくちゃ、きちんと眠れないそうですよ。

私は今のところ4500歩歩いてひいひい言ってますので、慣れればまた、距離を伸ばしていきたいなと思っています。

睡眠は、もう本当に頑固な不眠症で、入眠も大変なら、眠りも浅く、いつも中途半端に薬が効いてぼぉ~っとしていたのですが、

それをやめまして、パレオさんの言う通り、iHerbで
マグネシウムとメラトニンとレモンバームとラベンダーを買いました。

マグネシウムは別に睡眠に作用するわけではないけど、これが足りないと(たいていの日本人は足りてない)
血管ガチガチになって、脳にも悪い影響があって、不眠になるそうです。
便秘になったりするのもマグネシウムが足りてないからだそうです。

で、あとはPC、部屋の電気、そしてスマホなど、日が落ちてからは
電灯色になるように、全部セットしてください。
PCはfluxというフリーソフトをダウンロードしてください。

こうやって、青い光をすべて遮断し、メラトニン(寝る前に分泌されるホルモン)を飲んで強制的にリセットします。
メラトニンってどういうわけか日本じゃ手に入らないけど、
アメリカではきちんとした臨床試験も行われていて、
子供が飲んでも副作用がないすぐれものなのです。

私は寝る前に「眠れなかったらどうしよう」という緊張が入るので、緊張緩和のために、レモンバームを飲んでます。

サプリですから、効き方は徐々です。
でも今、二週間たって、かなりしっかり眠れるようになりました。

https://www.amazon.co.jp/新装版-パレオダイエットの教科書-鈴木-祐/dp/4594082106/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1T5LX9FMXKA24&keywords=パレオダイエット&qid=1568977158&s=gateway&sprefix=パレオ

いろいろと鈴木佑さんの本はありますが、これが決定版ですね。

これをじっくりと読んで、自分のできることはなにか、
できることから初めてください。

うちの旦那は一日必ず8時間寝てまして、本当に健康的な人なんですよ。そのせいなのか、もうすぐ還暦になろうというのに、白髪がほとんどなくて、周囲の人間に「彼はバンパイヤじゃないのか}っていわれるくらい老けないんですよね。
そして、私が万歩計を持って歩くようになったので、試しに自分も図っていたら、なんと!
彼は一日一万四千歩、約九キロを歩いていたんです!

はぁ~、わが夫ながら、びっくりです!
それでもって痩せてるのよねぇ。
結構食べてるのにねぇ…。

by sadafusa (2019-09-20 20:03) 

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