PCやばい。 あと京都人気質について [雑文]

皆さま、こんにちは。

最近低浮上のsadafusaです。

いや、こんなしょうもないブログでも、書くとなったらそれなりに
集中力がいるものですね。

最近、PCの調子が悪くて、so-netにログインが突然できなくなって少々焦りました。
新しいPCは実は買ってあるんですよね。
だけど、セットアップがめんどくさくて、一時的に中身をハードディスクに
吸いだしてもう一度新しいものにアウトプットしたとしても、
全部入れてくれるわけじゃないし~。PCってそこらへんがアイフォンと違って
めんどいところだなと思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、昨日、ツィッターで、ある方が

「わたし京都育ちなので美味しい和菓子しか食べたことないんですよね」「京都の和菓子はパリのチョコレートみたいに菓子というより芸術品なんですよ」「地方の和菓子って粗雑ですよね」とかいう京都人特有の語りを久々に生で聞いて感動した

っていうつぶやきに対して、ちょっと思ったことを書きます。

>「わたし京都育ちなので美味しい和菓子しか食べたことないんですよね」
もしですね、前提としてこの京都育ちさんが、京都の和菓子しか食べたことがなかったとしたらですね、いつも食べている和菓子は、この人にとっておいしいもおいしくないもないと思うんですね。
いわば「当たり前の味」なのであって、評価はプラスでもマイナスでもなく、ゼロだと思うんです。

でも、京都には当たり前だけど、お茶事や、お寺の法要などに使われる虎屋や老松や川端道喜などという、トップブランドの和菓子屋がある一方で、スーパーで売られている「あんころ餅」みたいなものも依然としてあるんですね。
いくら京都に住んでいたとしても、当然のことながら、お菓子の幅っていうのもあるんですよ。
ま、それがひとつ。

>京都の和菓子はパリのチョコレートみたいに菓子というより芸術品なんですよ
もし、京都の和菓子が唯一無二の芸術品だと心の底から信じているなら、
絶対にパリのチョコレートなんぞと比較しないでしょ。
プライド高い京都人はそういう比較の仕方は絶対にしない。
スタンスはいつも、「よそさんのことは、よう知りまへんけど~」
とうそぶくのが京都人です。

それがふたつめ。


>地方の和菓子って粗雑ですよね
これさ、京都の和菓子しか食べたことがない人がどうして、他府県のお菓子のことを言えるのか。
矛盾しているやろ、って思うのよね。
それに、ふたつめに被るんだけど、誇り高い京都人は、他人とおのれを比較しない。
「よそさんはよそさん、ウチはウチ」
そりゃあ、内心は細かくランク分けしてますでしょう。
その中で自分がどこに位置しているかを考えているでしょう。
ですが決して表には表さない。
それですわw

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まぁ、イケズな感じで京都人を解説しましたけど、
大前提として、このツィッターで「わたし京都そだちなので~」って言っている人は、エセ京都人じゃないかと思うわけです。

本当においしいものばかり食べている人は、他人にねたまれるのが怖いので
決して外ではそういうことを口にしません。

なぜっていえば、京都は狭いからです。
そして、長年そこに住んでいる人が多いから、
嘘がすぐばれてしまうからなのです。

まぁ、匿名性がなくて排他的っていうのが、
お江戸の文化とはまた違うところでしょうね。


また、たいていの京都人は庶民ですが、恐ろしいことに、京都ってところは
お茶やお花の家元が少なからずいますし、本当の目利きがいるんですよ。

もし「本当においしい和菓子しか~」などと超身の程知らず発言をしようものなら
「あなたどこの先生についてらっしゃるの?」
と突然質問されるでしょうね。

どこの先生っていうのは、もちろん、お茶とかお花とか香道の先生のことですよ。
「なにもやっておりません」
って答えたら、それは問題外。

「〇〇先生です」って答えたら
「ふーん、そらええなぁ」と受けられるでしょうけど、
その瞬間、あなたの査定は終わりました。

ってことになるので、京都の人は
初めから、「うちらおいしいもおいしゅうないもわからん不調法もんやしぃ」
で終わらせるんですよ。
思いあがったことを言わないほうが、実は自由でいられるってことを知っているんです。

下には下がいるでしょうけど、上には上がいるってことを知っているんです。
京都は公家文化が平安の昔から続いてきたという歴史がある一方で
権力にはそう簡単にはへつらわない町衆の心意気の歴史てっていうのも、
連綿として続いてきたのです。
(お公家さんお武家さんに地位を奪われて、貧乏に甘んじなければならなくなったけど
知識と教養だけは必死に磨いて、その矜持を高く持っていたという根性もある)


ある意味、京都人はお金に物を言わせるような、
ぶしつけな人間、無礼な人間には容赦のないところです。
こわい、こわい。
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。