腐女子カースト

皆さま、こんにちは。

今日はいつもよりもちょっとあったかいみたいです。
それでも、インフルエンザが猛威を振るっていますので、
家に帰って来た時、必ず手洗い、うがいをしてふせぎたいものです。


さて、昨日、ツィッターでにぎわっていた話題について
自分も思うところをつづってみたいと思います。

昨日、『腐女子カースト』って漫画の一部が無料で読めたんですよ。
おそらく、今も読めるんじゃないかと思うんですが…。

腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦(1) (COMIC維新りあら)

腐女子カースト~底辺同士のマウント合戦(1) (COMIC維新りあら)

  • 出版社/メーカー: WコミックスZR
  • 発売日: 2018/11/01
  • メディア: Kindle版



サブタイトルがね『底辺同士のマウント合戦」と
なんとも、インパクトのあるというか、なんというか。

腐女子って「底辺」なんでしょうか?
まずこの決めつけが怖いと思いますね。

わたしも勝手に小説書いてて
それで自分のオリジナルの他に二次作品三本書いたことがあって、
「ああ、なんか自分もしかしてオタク?」と思ったこともあったのですが、
オタクとか腐女子の道というのは、結構厳しい掟みたいなものがあるらしく
正直今でもよくわからないし、はい、わかりません。

で、そんな私が何を語れるというわけでもないですけど、
その漫画を読むと「これって、ちょっとな」と思うことがありまして。

ま、どんなジャンルにせよ、自分自身で何かを創作するってことは
結構勇気のいることでもあるし、ものすごくエネルギーを使うことでもあります。

で、この方たちは、コミュケに向けて自分で文章を書いて、
それを印刷屋さんにもっていって、
会場で売るんですよね。

それってものすごくエネルギーとお金のかかることだと思います。

だけど、そこに必要なのは、文章を書く力だったり、
お金だったり、管理能力だったりするわけじゃないですか。

コミュケで自分の文章を売りたいがために、働く人もほとんどです。

ね、だけどそこに
「正直言って微妙な顔」とディスられておられますが、
文章描くのに、顔の美醜って関係あるんですか?

お化粧好きな人は、お化粧「オタク」なんですよ。
あたし、一時期youtuberのマリリンさんの動画にはまってずっとみていた時期がありましたが、
お化粧するんだってめちゃめちゃお金がかかります。

とにかく、何か一つをある程度極めようとすると
どうしたって、お金を使わなきゃならないハメになるだろうし、
そういう時は、他にはお金をかける金銭的余裕はないでしょうね。

つまり、腐女子として作品を作って、売っておられる方というのは
もう、それだけに集中しないとやっていけないのです。
化粧がとか、服がとか、って言ってますが、
そんなもの気にしている精神的余裕がないのだと思いますね。

そんな第三者の視線が気になるようなら、そもそも
こんなことをやってないと思うし。


だから、一生懸命やっている人を
「あの人、だっさーい」と一刀両断しないでほしいと思うんですよ。
やっぱりね、キレイに生まれた人っていうのはいるんですよね。
でもさ、それって努力してそうなったんじゃないって部分大きいでしょ?

そういう天の恩恵に恵まれた人は、「ああ、良かった」と思って
神様に感謝して、エネルギーを他のことに向けてあげてください。
間違っても自分より顔やスタイルの造形に恵まれなかった人を揶揄するのに
向けるエネルギーにはもっていかないでほしいな。


とにかく、その方たちにはBL小説にせよ、なんにせよ
書きたい!っていうすごい情熱があるんですよ。

どんな小説にせよ、書くのってものすごくエネルギーを使うんですよ。
10分で読めてしまっても、その文章を書くのは、
ものすごい時間がかかっているものなのです。


その消えることのない情熱をわかってもらえたらな、とわたしなどは思ってしまいます。


nice!(4)  コメント(18) 

nice! 4

コメント 18

おかもん

こんばんは。
腐女子や貴腐人なんて言葉がない頃からどちらかというとその世界にいた私です(汗)
「底辺」とか思っていないし言われたくもないし。私は中心にいたわけではなくお手伝いの立場でしたけど、楽しかったですねぇ(笑) 今はコミケや他の同人誌即売会とかも自分の知っている頃と違うんだろうとわかっていますが、好き!という情熱は変わらないと思います。
バブルの頃にマスコミにへんに持ち上げられて報道されたのもよくなかったのかな?
by おかもん (2019-01-21 18:06) 

sadafusa

おかもんさま

そうだったんだ。私、一度も行ったことがないのね、コミケ。それでもって同人誌っていうのも今まで一度も読んだことすらないのよ。
でもそういう活動している人たちは知っていて、なんだったかな「にんたま」だったと思うんだけど、みんな仲間同士一致団結して楽しそうだったよ。
だから今も昔も知らないし、語るべきなにもないもないんだけど、まぁ、あたしもさ、一介のイチブロガーで、何かを作り出す楽しさは知っているつもりなんだけど、

こういう風に「底辺」って絶対に言われたくないよね。
何を持って底辺っていってるのか、その根拠が知りたいわ。

そもそも人と比べて自分はって相対的価値観の中で自分と人を測っているのがなんともなさけないわw

女子力を鍛えたいなら、自分が料理道とか茶道とか小川原流とか、
なんでもそれなりに極めればいいだけ。
人目を気にして硬直している状態が一番醜いわ。
by sadafusa (2019-01-21 19:34) 

Yui

わたしも27歳まで作ってました。同人誌。16歳から30歳くらいまで行っていました。コミケ。どんな分野を作っていたかは内緒。

ビオランって言葉知っています?いくつかのサークルでコミケ帰りに集まってお茶する時、なぜか皆誘い合わせもしないのにレースのビラビラドレスを着てくるので、明らかに当時から普通の人々の集まりから浮いていたのです。
もちろん貴腐人なんて言葉がなかった頃です。
耽美系の集まりだと皆、黒のビオランなので、まるで魔女の集会のようでした。
by Yui (2019-01-26 22:27) 

sadafusa

Yuiさま

へぇ~。そうだったんですね。コミケには一度もいったことがありません。

なんか恥ずかしいなぁ~。今頃中二病になっているような…タハハ。
ビオランってことばも今初めて知りました。

そうなんですね~。みんなそれぞれ楽しい青春だったのかなぁ。
羨ましい…。
by sadafusa (2019-01-26 23:59) 

Yui

いえいえ、コミケに行っていた(行っている)こと自体、恥ずかしいでしょう。今の若者はコミケに行くのが多数派になったので恥ずかしくないようですが。

今はねー、学生に効くとpixivとかツイッターで絵を描いて投稿したり、小説をアップしたりするようですよ。
昔よりずっと表現手段が多くなって羨ましい。
人工知能AIのゲーム会社技術者に聞いたら、ゲームのCGもpixivでデッサン狂いのないプロ級の絵師を直接スカウトしてしまうんだそうです。

ネットの時代ですからねえ。sadafusa さまの小説もいきなり、アニメ化ドラマ化もあり得るかもしれませんよーーー。新作期待して待っております。
by Yui (2019-01-27 13:29) 

sadafusa

ああ~、うちの婿もそれ言ってた。

ゲーム会社の人はよく、pixivの絵を見ているんだって。で、「この人でやれそう」と思ったら、スカウトする。
だけど、それは新人をめっちゃくちゃ働かせて、制作費安く上げたいという魂胆からなのだとか…。いやぁあねぇ。

小説はね、今、絶好調よ。
今、三章の半分ぐらい書いたかな。本当はどんどん書いていきたんだけど、1月中は忙しくて。でも二月は集中するつもり。

>アニメ化
あ~、さいとうちほさんがキャラクターデザインしてくれたらいいのに!そしたら、思い残すことなく死ねるわw
あ、坂本真一先生でも素敵(笑)

ぐぁんばりまぁああす!

by sadafusa (2019-01-27 22:18) 

Yui

小説絶好調とのこと。楽しみでーす。
さいとうちほ先生のキャラデザイン!それは大きくでましたねー。
夢は大きい方がいいから、実現したら素敵ですね。
by Yui (2019-01-28 11:04) 

sadafusa

うふふ。

さいとうちほ先生はでっかい夢だけど、
だからといって誰でもいいってわけでもないしね。

そうそう、夢はでっかくもっていたほうがいいでしょ。

でも坂本真一先生のほうがいまや知名度高いかもしれません…。
わたし、さっきアマゾンでイノサン・ルージュの2を買いました。

by sadafusa (2019-01-28 16:41) 

Yui

そう、漫画原作者になれちゃうかもよ?
っというか、sadafusaさまの場合、お婿様に漫画化してもらえるじゃない?家内制手工業で一躍・・・かも?

夢は大きくなんですが。
うちの息子は保育園の時は電車の運転手さんがなりたいものだったのですが、ここへきて代わりました。
「大きい家(マンションとかビル)を建てる人になる。でもってクラスの友達全員住まわせる!」だそうです。

大工さん?建築家?所有権を理解してないからなぁ。うちは小さい戸建てなのでマンションに憧れているんです。とりあえず、近所のカッコいい新築マンションのモデルルームに連れて行き、一個のマンションが1人のものではなく間取りがあることを知ってもらいました。モデルルームの案内をしてくれた若い男性も「僕もぜひ住まわせてもらいたい」と言っていました。
by Yui (2019-01-28 18:36) 

sadafusa

あ、、ごめんなさい。
見逃してたw
遅くなりました。

婿にマンガ、それイイよねぇ。
だけど彼はイラストレーターであって、漫画家じゃないんだよねぇ。
漫画家ってさ、もちろん絵も上手くなきゃならないんだけど、それ以上になんてかいろんな要素が必要なんだよねぇ。

我々から見たら、イラストレーターも漫画家も同じようなモンじゃないのかって気がするけど、なんか微妙に違うんだよね。



息子ちゃんの夢。
いいなぁ。私も小さい時、昔よくあった、四角い団地に住みたいなって思ったものよ。団地と団地の間に公園みたいなのがあって、そこに住んでる人たちが楽しそうに花壇にきれいな花を植えたり、野菜作ってたりしてるの見てるとものすごく羨ましかったな。

noteで今、聖徴をアップしました。
よろしければ、是非。
by sadafusa (2019-01-29 15:44) 

Yui

イラストレーターと漫画家を分けるのはコマ割りできるかどうかじゃないかな?ネット上で展開するなら絵本でもいいんじゃないでしょうか。なにか面白いコラボレーションができるといいですね。

by Yui (2019-01-30 23:13) 

sadafusa

婿はだまって、私にタダで、エロい、もとい、上品に官能的な挿絵を描いてくれればいいんです。でも、なかなか上品なエロスって日本人には難しいみたいなんだよねぇ。
by sadafusa (2019-01-30 23:53) 

Yui

それはそうかも。あとエロスは身内とか家族で語り合うのは難しいかもです。
by Yui (2019-01-31 22:58) 

sadafusa

noteに移したら、タイトルのところの写真が載せれる場所があるんですね。月蝕には挿絵がないので、うーん、主人公の三人がベッドで絡んでいるイメージ画を描いて欲しかったのですが、どうしても私の口から3p画をかけとはいえず、、、。言えばきっと描いてはくれると思うんですが、婿さんの実家のお母様にバレたら怖い。笑笑
by sadafusa (2019-02-01 02:42) 

Yui

うーーん、確かに。月蝕の映画化とかしたら、かなり真剣にエロスと向き合う作品になってしまうな。色彩を抑えたモノクロームに近いシックな映像で撮って欲しいな。

by Yui (2019-02-01 23:05) 

sadafusa

『映画』ねぇ~。映画とはまたでっかくでましたな。

私ってわりとマーティン・スコセッシ監督とか好きなんですよね。
『シャッターアイランド』『沈黙』とかさ。
あ、でももっと好きな人がいたな。ヴィットリオ・ストラーロ。
この人って監督もするけど、撮影もする。特に『ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い』っていうのがお気に入りで(なんで『ラストエンペラー』や「シェルタリングスカイ』じゃないんだ?って感じだけど、もちろん、こっちも好き。ラストエンペラーなんか20回ぐらい見てるしね)
あの、一見張りぼてみたいにシュールな舞台づくりが非常に印象的だったし、もちろん主人公がモーツァルトとカサノヴァで『ドン・ジョヴァンニ(ドン・ファン)』の話を協力して書く話だから、なんていうかエロティックではあるわけ。でも、ストレートで解り易いものではなく、人間の内なる情念とは何か、とか人を愛することはどういうことかみたいなのを、本当に美しい映像で見せていて、それでいて幻想的だったから、ああいうのがいいなぁ。

もちろん、ああいう世界にものすごく憧れているから、そういう小説が書きたいんですけどね。

by sadafusa (2019-02-02 07:14) 

Yui

私は月蝕は映画化するなら
双子は一人の人物が演じればいいと思うのね。
男っぽい女性でも女になりたい男性でもいいわ。
思春期までの年代で金髪が美しい人がいるといいな。

書いてくださった映画はどれも見たことないので、時間ができたら見てみますね。
by Yui (2019-02-02 12:11) 

sadafusa

そうね、10代の頃までは、ビョルン・アンドレセンみたいな美少年がやるのがいいと思います。でも、後半リビーは結構マッチョな軍人として登場するから、途中は男の人、女の人って別れると言いと思うな。

最近は映像機器がものすごくきれいに撮れるので、デジタル加工っていうんじゃなくて、本当にキレイな画像が取れると思うんですよ。

そういう意味でめっちゃ感動した映画が
レオ様の「レヴェナント」かな。
お話はまぁね、フランス革命頃のアメリカの話なんだと思うけど、
別に話で感動なんかしないのよ。
撮影している映像がものすごく、ものすごく美しかった。

朝日に輝く氷柱から落ちる水滴のひとつひとつがものすごく鮮明に描かれているんですよね。最後雪崩が起きるシーンがあるんですが、これ本当にダイナマイトで雪崩を起こしているんで、「ハイ、スタート!」っていってぶっつけ本番で演技するのよ。しかもリテイクできないし。

デジタル一切なしという映画のすごさ。

でもこういうのは映画館でみないとわかならいかも。

監督はイニャリトゥっていうメキシコの人で、撮影はエマニュエル・ルベツキって人だった。

もう、映画には国境はないなぁって思う。本当に素晴らしい。
by sadafusa (2019-02-02 13:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。