境界の旅人 29 [境界の旅人]

第七章 前世



 たとえ相手から見て大して魅力的とは思えない文面だったとしても、少なくとも他のダイレクトメールよりは多少なりとも目立って、係員の手にとって開封され読んでもらえる努力はできると思う。


 由利はそう思って、寺町通にある和紙の店『紙司 柿本』へ行って、何かフランス人から見て「美しい」と思える便箋封筒はないかと探していた。

「あ、これ」

 由利が手に取ったのは、黒谷和紙で『草』と銘打ってある洋封筒と揃いの便箋だった。黒谷という名からして、左京区にある新選組で有名な『金戒光明寺』の付近なのかと思えば、どうもそうではないらしい。説明を聞くと綾部市黒谷町で作られた手漉きの紙とのこと。

 柔らかな薄緑の色が非常に美しい。

 本来なら一番格式のあるのは白だと思うのだが、それだとインパクトに欠ける。かといってあまりインパクトにこだわって柄が入ってしまうとキワモノに間違われて、またゴミ箱へ直行という可能性も考えられる。

 これがぎりぎりの由利の自己主張だった。

 買ってきた便箋をプリンターにセットして印字し、最後は自分の名前をアルファベットではなく漢字で『小野由利』と署名した。

「フランスまで料金はいくらかかるのかな?」

 由利が郵便局のウェブサイトまで行って調べると、フランスまでの定型郵便物で二十五グラムまでは、航空便で110円とあった。

 別に由利は切手を集める趣味もないので、近くの郵便局へ行って局員に相談した。

「あ、すみません。フランスに手紙を送るんですけど、何かあっちの人が喜びそうな切手ってありませんか?」

 受け付けてくれたのは人の好さそうな中年男性だった。

「そうねぇ、今のところこれしかないんだけど」

 局員は九十二円の慶弔用切手を取り出して来た。

「これね、本当は結納とか結婚式なんかに使われるんだけど、案外外人さんはこういう柄を好むんじゃないかな。それと差額用海外グリーティングっていうのがあるよ」
 なるほど、慶弔用切手は金色の扇の中に赤と青の松の模様が描かれていて、いかにも外人受けしそうだ。差額用グリーティング切手は葛飾北斎の『波』と「赤富士」こと『凱風快晴』をアレンジした二種類があった。

 どっちもいいなと思われたので、二枚購入して、足りない2円分はエゾユキウサギが描かれている二円切手を購入した。結局ずらずらと何枚も封筒に張ることになってしまったが、それがかえって受け取り手には良いインパクトを与えるかもしれない。

 最後に由利はバランスの良いように封筒に宛名のほうもひとつひとつ丁寧に書き、後ろには自分の住所や名前を書いた。

 由利はポストに投函する前に思わず手を合わせて祈った。

「必ず、ラディにこの手紙が渡りますように」




 五山の送り火の日に、結局由利は美月の家に行くことになった。

「由利!」
「ああ、由利ちゃん、いらっしゃい。ささ、どうぞ上がって」

 ビルの中の住居部分の玄関で、美月と芙蓉子が歓迎してくれた。

 
 美月にメッセージがあった翌朝、由利は辰造にそのことを申し出た。すると祖父はあっさりと許可してくれた。

「そうか、そんなふうに誘ってくださったんなら、ご厚意に甘えさせてもらって帯正さんところに寄せてもらったらええよ。あそこのビルは大きいから、大文字やら他の文字やらもよう見えるやろ」

 しかし自分が友人のところで楽しんでいる間、祖父は家でぽつねんとひとりですごしていなければならないのかと思うと、由利の心がとがめた。

「でも・・・、その間、おじいちゃんはどうするの?」
「ああ、わしのことか? わしも毎年、仕事先の能衣装のお店から他の仕事仲間と一緒に呼ばれとるのよ。だからおまえも心配しんと行ってきよし」



 まず由利は奥の間に通されると、すでに部屋には大きな姿見が備えられ着付け用の畳紙が敷かれていた。その横には長方形の乱れ箱に何枚かの浴衣と帯がきちんとたたまれて置かれてあった。芙蓉子はにこにこして由利に言った。

「由利ちゃんが好きそうなものをいくつか用意してみたの。好きなものを選んでみて」
「え、いいんですか? こんな高価なもの。おことばに甘えちゃってもいいのかなぁ」

 由利は遠慮がちに言った。

「何言ってるの、遠慮しないで。私が由利ちゃんに着せてみたいんだから」 

 そう言いながら、芙蓉子はたたまれてあった浴衣を一枚一枚広げていった。黄色地にスイカの模様のポップな柄、白地に美しくプリントされている紫陽花のもの、それと濃紺の地に白く染め抜かれた鉄砲百合があった。

「さあ、どれにする?」

 芙蓉子はが試すように由利に訊く。由利は迷わず答えた。

「じゃあ、この紺地に百合のものを・・・。涼しそうだし」
「あら、驚いた。大人の選択ね、由利ちゃん。とてもシックよ。昔はね、浴衣といったら藍で染めるのが一般的だったのよ。そして浴衣といえば東京染めと相場が決まっているのよ」
「えっ? 着物といえば京都じゃないんですか?」
「そうね、でも、『粋(いき)』で勝負するとしたら、お江戸の意匠には敵わないのよ。今でも『粋でいなせ』なのは東京染めなの」
「ああ、そうなんですね。じゃあ、どうして紺色一色なんですか?」

 ついでなので由利は後学のために芙蓉子に質問した。

「そうね、昔は藍が一番廉価に染められるってことが一番の原因だったと思うのだけど、それに何というのかしら、目で涼をとるというか、まぁ、涼しさを演出していたのよね。それに多色刷りになると、お金がかかるでしょ? だから白地に紺という二色、まぁ厳密に言えば一色で江戸っ子の心意気を表現したのだと思うわ」
「そうなんですか。昔の人も大変ですね」
「そうよ、昔は、ちょっと町人が派手な恰好をすると上から睨まれるの。やっぱりお江戸は将軍のお膝元でもあるけれど、それだけに支配階級が庶民に贅沢をせぬようにと圧力を掛けてきたから。でもね、だからってしおれてお上の言う通り、貧相な恰好するのなんて江戸っ子のプライドが許さないのよ。だからどんなに上からきついお達しがあろうと、その制限の中からびっくりするような斬新な意匠が生み出したのね。お江戸の文化は反骨精神に溢れているのよ」
「へぇ」

 口を動かしながらも芙蓉子はテキパキと由利の身体に浴衣を着つけていった。
 ささっと浴衣を着せ終えると、芙蓉子は箱から真っ白な中に字模様が浮かび上がる博多帯を取り出して、その上から締めた。

「昔なら、こういう場合は赤の独鈷柄にするはずなんだけどね、それだと野暮ったく感じるのよ。流行って不思議なものね。だけど今はこんな感じがクールなのよね」

 たしかに紺と白だけのツートンカラーの大人っぽいコーディネートは、背丈もある由利には似合っていた。

「それにね、最近はこんなふうに遊び感覚で、あえて帯にも帯締めをするの。するとね、全体が締るのよ」

 芙蓉子は帯の上に、黒に近い濃紺の帯締めを締め、その上に透明な紺色のガラスの帯留めを付けた。

「うわっ、ステキ! かっこいい!」

 由利は思わず歓声を上げた。

「ふふ、そうでしょ? さ、それじゃね、そこに座ってね。髪を軽くまとめてあげるわ」

 そう言って由利を鏡台の椅子に座らせると、由利は手慣れた手つきで由利の髪をまとめ始めた。「くるりんぱ」を三つ重ねてあっという間にふわっとしたアップになった。最後に芙蓉子は由利の髪に涼し気な水色の気泡入りのガラスのかんざしを付けた。

「うわ、芙蓉子さん、すごい! 魔法みたいです」
「ふふ。慣れればそんなの、すぐできるわよ」

 支度が終わったころに、美月が由利たちのところに顔を出した。
 美月はどうも自室で着替えたらしい。ピンクが多めであとは白と水色の花柄のレトロポップな浴衣に黄色と水色のツートンカラーの帯を可愛らしく蝶々結びにしていた。頭はトップの位置にツインテールにしてお団子にしていた。

 由利とは全く別路線の選択だったが、これは呉服屋の娘に生まれて、浴衣など生まれた頃から着尽くしたあとの究極の選択なのだろう。一見、何も着物のことをわかっていない素人のように見えて、それでいてぴたりと決まっている。

「どう、お母さん? 由利は?」
「ちょっと見てよ、美月。素敵でしょ?」

 芙蓉子はうれしそうに答えた。

「あら~、超正統派の装いですね~。着物雑誌の表紙にしたいくらい」
「でしょ? だけどこういうの、実は昔風のずんぐりむっくりした人には似合わないコーディネートよ。やはりね、こういうすらっと上背があって手足が長いモデル体型の人じゃないと」
「そうだよねぇ」
「そうそう、着せ甲斐があったわ。楽しいものね、きれいな子に着つけるのは」

 美月と芙蓉子は親子してプロの目で由利を見て喜んでいる。やはり長い間、着物に接している仕事をしているせいか、純粋に自分の考えたコーディネートが決まると嬉しいものらしい。

 由利もきれいな浴衣を着せてもらえたのが嬉しかったので、しばらくはしゃいでいたのだが、ふとぽろりと涙がこぼれた。

「ど、どうしたの、由利ちゃん?」

 由利が急に泣き出したので芙蓉子は慌てた。
「芙蓉子さん、あ、あたし、ごめんなさい。こんなによくしてもらったのに、泣いたりして。でも何だか情けなかったんです」
「どうして?」
「あたしには半分はどこの血が入っているのかわからないけど、もう半分は日本の血が入っているはずなのに日本文化さえきっちり享受しているとは言いがたいじゃないですか? それじゃ正々堂々と胸を張って『私は日本人です』って言えないような気がして」

 それを聞いて美月は一瞬ハッとした顔をしたが、横にいる芙蓉子に目顔で制した。

「まぁまぁ、由利ったら。何を言うかと思ったら・・・。今どき百パーセント純血の日本人の女の子だって、着物なんか自分で着られない子がほとんどだよ。だってそういう習慣が廃れてるんだもん。当然でしょ?」

 美月はわざとぶっきらぼうに言った。

「それにさ、自分のことをそういうふうに貶めるのは、どうかなって思うよ。聞き苦しいよ」
「美月、由利ちゃんにそこまで言わなくても・・・」

 芙蓉子は美月を止めにかかった。

「ううん、お母さん、止めないで。あたしは由利の親友だと思っているから、キツイことを承知であえて言わせてもらう。由利。そんなこと言ったって知ったら、きっと由利のおじいさんが悲しむよ。それにさ、誰も由利をそんなふうに見てなんかいないじゃん。もし自分で着物を着られるようになりたいんだったらさ、泣き言を言う前に自分で着られるように訓練すればいいだけの話。物事は理性で考えないと。別に異国の血を引いているから、着られないなんて馬鹿なこと考えてないよね?」

 美月の容赦ないことばが由利の心を打った。

「あたしもさ、着物屋の娘だから、一応自分で着物は着られるよ。それは何も特別な能力があったからじゃなくて、単に練習したからでしょ? そんなに着物をひとりで着れない自分が許せないんだったら、あたしが明日からでも特訓してあげるよ。毎日うちに通ってきなよ。ありがたいことに、新学期までお茶のお稽古もないことだし」
「・・・美月。あたしちょっとどうかしてた。ありがとう」

 由利は涙にふるえる声で謝った。

「うん。由利はさ、敏感で感受性に富んでいるだけど、時々誤作動を起こしちゃうんだよね。さあ、行こ行こ。八時に大文字が点灯するからそれまでにご飯を食べないと」

 美月の自社ビルの屋上は仕事の関係で招待された人で結構込み合っていた。さすがに皆、和装業界の人間だけあって、老若男女、それぞれ趣向を凝らした装いをしていて圧巻だった。

「ほら、由利! 見て! 『大文字』に灯りがついたよ」

 よくよく見ると『大』の文字に火が灯されたらしく、小さな灯りがどんどんと拡がって大きくなっていく。

「うわ、すごい。初めてみるなぁ」
「これは京都の四大伝統行事って言われているんだよ。京都にゆかりのある人間なら、これを見なきゃ」
「へぇ。そうなんだぁ」

 しばらくすると、今度は『妙』と『法』の字が同時に点火された。それに目を奪われているうちに、次は船形と左大文字が、そして最後に『鳥居形』に火が灯された。

「ねぇ、これってどんな意味があるの?」

 由利は歴女の美月に訊ねた。

「うん? 五山の送り火っていうのはね、もともとお精霊(しょうらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世に送り届けるために、焚かれるものなんだよね。まぁ、お精霊さんを送るやり方は各地によってそれぞれで、ほら、有名なところでは長崎の『精霊流し』っていうのもあるじゃない? でもまぁ、どれも基本的にはお盆にお迎えしたご先祖さまの霊が道に迷わないように火を灯して、お送りするためのものなんじゃないかな?」
「じゃあ、大の字にはどんな意味があるの?」
「大は『大日如来』のことじゃない? 密教では一番偉い仏さまのことだよ」
「じゃあ、妙は?」
「ああ、妙と法はたぶん、『妙法蓮華経』っていうお経のタイトルから来ているんだよ。だから主に信仰しているのは日蓮宗なんじゃないかな?」
「じゃあ、船形は?」
「ああ、船形? あれは小乗仏教に対する大乗仏教のシンボルだから日本の仏教全般にも言えることだと思うけど、まぁ、厳密に言えば浄土教、すなわち浄土宗とか浄土真宗を指すんじゃないかな」

 美月はどこどこまでも淀みがない。

「じゃあ、きっと鳥居は神社のシンボルだから神道を表しているんだろうね」

 それを受けて由利が言った。

「そうだね、まぁどんな宗教、宗派であろうと、ご先祖さまがあの世から来てくださって、また戻って行かれるってところでは一致しているんじゃない? 京都には、比叡山や東寺なんかの密教系や南禅寺や大徳寺なんかの禅宗、それに知恩院やら本願寺やらってそれこそ山のようにいろんな宗派の大本山があるから。みんな仲良く共存しているんだよ。またしていかなきゃ、生きていけなかったんだろうし」
「へぇ、そうなんだ・・・」

 ふたりはしばらく黙って文字を見つめていた。

「ああ、だんだん火が小さくなって消えていくね。ねぇ、美月、これっていつ頃からやっている風習なの?」
「うん。まぁ、諸説あって、あの『大』の字は弘法さんの字だっていう人もいるんだけど、空海って平安時代の人じゃない? そんな古い風習じゃないはずだよねぇ。あとはさ、近衛信尹(のぶただ)が書いたとかいろいろ言われてるけど、ようするに俗説で、本当のことはわからない」
「ねぇ、じゃあ、室町時代の人は五山の送り火って見てたのかなぁ?」
「うーん、どうだろ? 五山の送り火って謎が多いんだよね。一般的には近世、つまり江戸時代になってから始まったって言われてるからねぇ。中世の人っておそらくこの送り火は見てないんじゃないかな」
「ふうん。そうなんだ」
「うん。こういう大がかりな風習って平和なときじゃないと、できないものだから。どの時代も戦争になるととたんにこういう行事って中止にされちゃうものだし」
「そうなんだね・・・」

 ふたりは一番最後に灯された、西山の微かにともる鳥居形を見ながら、この夏の盆を送った。 











来週は一気に11月にお話は飛びます。それにしても長いお話ですねぇ。
作者の私自身がうんざりするほど、長いですわw

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おかもん

こんばんは。
自分の知らない世界が拡がるのは嬉しいです。五山送り火、ニュースでしか見たことがありませんが、自分も一緒に見ている気分に。浴衣の話もフムフムと勉強になりました。
京都は修学旅行でお決まりのコースしかいったことがなくて…中学は5月末、高校は七五三の時期でしたが、子どもが見てわかる世界ではないですよねぇ…。
郵便局のやり取り、私も以前はよく手紙を書いていたのでなんか懐かしくなりました。相手のことを考えて便箋や切手を選ぶのは楽しかったです。
次はどんな展開が?ととても楽しみです(о´∀`о) いつもありがとうございます。
by おかもん (2019-11-02 21:31) 

sadafusa

おかもんさん

おはようございます。書き込まれた時間を見れば、夜の九時半ですね。とするとUPしてすぐに読んでただけたということです。本当にいつもいつも応援ありがとうございます!!

やはり関東より北に住んでおられる方は京都へ行くのはハードル高いと思うんですよね。私も東京より北へはめったに行きません。

私も中学のときは地方に住んでいましたので、自分が住んでいる県より外って出たことがなかったのですよね。

で、考えてみれば私の育った県は硬くて、普通科のある高校って修学旅行がなかったので、修学旅行と名の付くものは中学のときに一度きりです。どこへ行ったかなぁ。えっと奈良の興福寺、東大寺、薬師寺、そして法隆寺かなぁ。それで京都へも行って、宇治の平等院、二条城、三条・京極通あたりかなぁ、記憶に残っているのは。

うん、そうなんですよね。修学旅行って実につまらないところへ行くんですよ。団体で行ってはいけない静謐さを求められる大人の空間なんですよね。

でも、よく考えてみるとでも日本人のアイデンティティの源っていうか、日本文化が詰まっている場所へ、それこそ修学旅行でもないと一生行かないって人もいる、だからこその教育をする側の立場だったのかなぁって思います。

反対にじゃあ、京都の子供はどこへ修学旅行へ行くかというと、うちの娘の場合、小学校では伊勢神宮、中学は青森県、高校は沖縄へ行っていました。これもなんだかなぁって思います。

わたしも昔、おかもんさんの故郷、富士山の近くまで行ったことがありましたが、あそこいいですよね。やはり富士のお山はすばらしいです。

手紙は本当に書かなくなりました。以前、Yuiさまが、フランスの国立の研究機関は必ず返事を出してくれると教えていただいたのですが、由利はそんなこと知らないので、アレコレと知恵を絞っています。おかもんさんのおっしゃる通り、昔は相手のことを考えて、便せんや封筒、切手なんかを選んでいました。結構それも楽しい作業でしたけどね。

もらった手紙は何度も読んだりして…。

次は、まぁ、だんだん話の中核に迫っていきます、
そして二か月ほど過ぎた11月から始まります。なぜこれだけの空隙があるのか…、何もなかったんじゃなくて、結構由利にとってはめまぐるしい日々だったのですが、あえて省略。

来週は読んでみて「え?」となられるかもしれないです。
お楽しみに~!!!
by sadafusa (2019-11-03 09:34) 

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