恐怖の大王 [雑文]

nosutoradamusu-300x200.jpg


先日の『王妃の離婚』のトピは、書いているうちに結構真剣になってきて、時間がかかってしまいました。なんか疲れた~、ので、ちょっと今日は軽いヤツをひとつ。

佐藤先生のこの話を読んでいると、途中で法廷がトゥールってところから
アンボワーズって、ちょっとトゥールから東に行ったところに移るんです。

アンボワーズとか、アングレームとか、なんかそういう言葉を聞くと
わたしはたいてい昔の記憶がよみがえってきます。


1999年7か月、 空から恐怖の大王が来るだろう、 アンゴルモアの大王を蘇らせ、 マルスの前後に首尾よく支配するために。


知っています、この詩?
若い人は知らないと思う。
これはフランスの予言者ノストラダムスの予言なのです。
彼は、ヴァロア朝の王妃、カトリーヌ・ド・メディシスを良く助けたといわれているようです。



わたしは子供の頃、この詩を聞いて震えあがりました。
この詩の中に「アンゴルモア」ってあるじゃない?
それ以来、似たようなことばを聞くと未だにこの四行詩を思い出してしまう。

でもアンゴルモアってなんだろう?
このアンゴルモアには四つの説があるらしく
アングーモア説、アッティラ説、モンゴル説、ジャックリー説っていうのがあるらしいです。

アッティラ、モンゴル、ジャックリー説というのは、日本の元寇を想像してもらったらわかる通り、怖ろしい大軍が来て、殺戮の限りを尽くすんですよね。
わたしの子供の頃はまだ子供が悪いことをすると、「モンモが来るよ!」と叱られた記憶があります。
日本民族の元寇の遠い記憶ですよね。こういうのはヨーロッパ人にもあるらしいです。

で、アングーモア説というのがあって、それはウィキによると
「ここでアングーモワの大王と呼ばれているのはフランス史上で最も勇敢な君主であったフランソワ1世である。彼は王となる前はアングレーム伯の称号で通っていた」とのことです。

あ、アングレームって聞いてアンゴルモアを思い出すのは、至極全うなことなことだったのね。



この四行詩は聞くところによると、実はカトリーヌ・ド・メディシスの夫、アンリ三世が
騎馬試合をして命を落とすだろうということを予言していたらしいのです。

だけど、こんなあやふやな詩、どうとでも解釈できるもん。
効用があったのかどうか…。

いつの世にも終末説ってあるよね…。
nice!(3)  コメント(24) 

nice! 3

コメント 24

Yui

そういえば小学校の時、ノストラダムスの大予言て流行ったような気がします。私はそんなに気にしなかったなあ。なんか人間、明日死ぬかもしれないのに、みたいな気持ちでいました。
アングレームとアンゴルモアが関係しているとは知りませんでした。

ああ、そうそう、さっき書き忘れたけど、父が元気なうちにイスラエルに行きたいと騒いでいるんですよ。聖地巡礼か。年取るとなんかもう後がないからという気になるみたいです。
by Yui (2018-03-19 09:10) 

sadafusa

Yuiさまは、大人やってんなぁ。

わたしは、アンゴルモアっていう語感がなんか妙に惹きつけられるって言うか…。モンゴルみたいな気もしたのね、あとアンゴラって言葉もアンゴルモアを連想していたかなぁ。今の名前好きの萌芽はこの頃からあったのかもしれない。

>イスラエル

あ~、うちの母も行きましたよ。とてもじゃないけど付き合いきれないっていったら、母親は聖公会の東京教区が催しているツアーに参加して行ったみたい。教会のツアーですので、ガリラヤ湖畔とか行ったみたいよ。案外こういう旅はキリスト教が主催している旅に参加するのもありかなと思います。四谷のカトリック教会もでかい団体だし、一度訊いてみるのもありかな、って思う。

騒いでいるということは、Yuiさま一緒に行ってあげるのね?えらいなぁ。でもまぁ、イスラエルって風光明媚な国らしいし、戒律のことさえきちんと守れば、楽しい旅になりそうよ。
by sadafusa (2018-03-19 11:55) 

Yui

いや、私も興味あるけど忙しいし、家庭もあるから、ツアーに参加して行ってもらうつもり。教会のツアーというもいいですね。いいこと教わりました。

>モンモ
って、知らなかったです。モンゴルが来るという話なのね。北海道ではロシアが来る方が恐ろしかったみたいよ。場所様々ですね。


by Yui (2018-03-19 14:06) 

sadafusa

そうですよねぇ。海外旅行ってやっぱり何日も家空けることになるし…。

どうしてお父さま、今、イスラエルなんでしょうか?そこが知りたいです。
ああいう、キリスト関連の宗教団体って不定期でツアー組んでいるみたいで、聖公会はイギリスのツアーは当然のことながらよくやっています。こういうツアーのいいところは、宗教に詳しいってことです。教会の説明なんか本当に丁寧です。


カトリックは、聖地巡礼のツアーが強いです。ローマはもちろんのこと、サンチアゴコンポステラとか、ルルドとかファティマとか。



>北海道ではロシアが来る方が恐ろしかった
へぇ~。それって第二次大戦後のサハリンあたりを攻めて来たロシア軍の恐怖の思い出なのかしら、それとももっと昔?

シベリアあたりの町は比較的歴史が浅いらしいです。もっともそこにはロシア人じゃなくて、なんらかの女真族あたりのもともと住んでる人がいたんだろうけど…。

ちょっと前、上原善広さんというかたの『被差別のグルメ』って本を読んでいた時に、北海道にはアイヌ以外にまったく別の系統のふたつの民族がすんでいたってことを知ってびっくり。

こういう方たちは、戦後だまって生まれ故郷を離れて、東京のほうにばらばらに散ってしまわれたそうです。妻にも子供にも絶対に自分が日本民族じゃない、ってことを知らせなかったので、もしそのご子孫の方がいたとしても、その方たちはよもや自分の中にはそういう血統があるということさえ知らないと言われているそうです。

へ~、でした。
by sadafusa (2018-03-19 15:25) 

Yui

>どうして今、イスラエル?
うーん、母が死んでから、お寺の総本山とか結構行っているんですよ。もともと歴史が好きなので3つの宗教の聖地であるエルサルムに行ってみたいらしい。

>北海道
うちの両親は両方とも北海道出身なんですが、終戦時、母方は船で北へ行こうとし、父方は本土に帰る隣の人の土地を買ったそうです。ロシアが攻めて来るという噂ですね。
アイヌ以外に全く別の系統のふたつの民族というのは初めて聞きました。日本にはいろんな系統の民族が入り混じっているんですね。秋田の方では蒼い眼の人が結構な割合で生まれると聞くし。

by Yui (2018-03-19 16:02) 

sadafusa

>三つの聖地

なるほど、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教ですか。
これはやっぱりカトリックツアーに参加じゃないですかね。聖墳墓教会に行って死ぬほど講釈垂れてくれそう。

あれから真言宗豊山派っていうのを調べてみました。本山は長谷寺なんですね! 真言宗って金剛峯寺が総本山なんだとずっと信じていましたが、醍醐寺も、その隣の小野隨心院とか、ことごくみんな枝分かれしているんだと知ってびっくりしました。みんなそれぞれ一国一城の主でいたいんかなぁとか、ウィキってみたら真言宗は全部で16の流派があると知ってまたまたびっくりです。


>秋田の方では蒼い眼の人が結構な割合で生まれる
わ~、それすごい! 
昨日、小説のあらすじを考えていて、結婚して子供が生まれたら、赤ちゃんの目が青くて、禍々しいってことで母親共々捨てられたってストーリーを考えていまして~。
西洋人の赤ちゃんは生まれて来た時、みんな目が青くて金髪なんですって。だけど、ニ三か月もするとだんだん目が黒くなって、髪も黒っぽくなっていくそうだとか。だから、日本人でも異民族の血を濃く引く人ならそういう赤ちゃんが産まれてもおかしくないかなぁと考えていて。

でも、やっぱりそういう赤ちゃんって生まれているのですね!

唐突すぎるかな、と思い、顔にアザがあるに変更しようかどうしようかと考えていました。でも断然目が青いほうが作品として美しいからこっちにしよ! (笑)

日本人の起源ってよくわからないのは本当みたい。遠くからいろんな人がたどりついているんでしょうねぇ。






by sadafusa (2018-03-19 16:38) 

Yui

>カトリックツアー
いいですね。父に勧めてみます。

>長谷寺
いいお寺ですよ。春は枝垂れ桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は牡丹と花のお寺です。仏教系だったので研修がね長谷寺であったのですよ。お坊さんたちと一緒の宿坊に泊めて頂き、巨大な観音様の足の指を触ってきました。源氏物語の玉鬘のところに初瀬のお寺として出てきます。

>秋田の青い目
色白で青や灰色の目の人は稀に生まれるそうですよ。今はもうだいぶ混血してしまっているみたいだけど、北方から舟で流れ着いた人たちの子孫なんでしょうか。秋田って蘭画っていう西洋画の影響を強くうけたような絵が江戸時代に出てきたり、おもしろい土地柄なんですよね。sadafusaさまの小説の参考になれば嬉しいです。
by Yui (2018-03-19 18:00) 

sadafusa

>秋田蘭画


小田野直武「東叡山不忍池」っていうの、たしか日曜美術館でみたことある~。そうか、これなのね。たしかに日本画としては特異なジャンルかもしれないですね。この絵ってどういう経緯で広まったのか…それが不思議ですね。まぁ、『おろしあ国酔夢譚』の大黒屋光太夫の例もあるから、その反対っていうのもありなのかなぁ。
でも、これが秋田ってところが非常に面白い。長崎っていうなら、まぁ「納得」なんですけどね。

>小説
時々Yuiさまとわたしってテレパシーで繋がっているのかと思う時があるの、その時求めていた答えをバチっと言ってくれるときあるし。昨日、当時人々が禍々しい象徴としてとらえていたものはなんだろう…ってさんざ考えていたんですよ。盲目であるか、指が六本あるとか(太閤秀吉はそうだったらしい)あるいは殺生席の玉藻の前みたいに逆髪(うねった髪)なのか、あるいは『緋文字』みたいに身体に大きなアザがあるのか…とか。

話ってそういう小さなモチーフって積み重ねが意外と大事だと思うので…。
助かります(笑)
by sadafusa (2018-03-19 19:31) 

Yui

私はテレパシーってあると思いますよ。同じこと考えてたということあるもの。
親が子どもを受け入れられずに捨ててしまうって、つい最近もありましたよね。口唇口蓋裂の赤ちゃんで。https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171012-OYTET50005/

禍々しい象徴ですが、オッドアイはいかがでしょう。
片方が茶色で片方が青色の眼。
綺麗だけど禍々しい感じがします。

by Yui (2018-03-19 21:18) 

sadafusa

う~む。日本の話なので~(汗)

日本人にとって、目が黒くないってだけでも大きな衝撃じゃないでしょうか? 天下の美女宮沢りえでさえも、小さい時髪の毛が「黒くない」ってだけでそうとういじめられていたそうですし…。

オッドアイってアレクサンダーもそうだったって聞いたような…。
本当にいつもいつも悩みに悩んでいるとき、「これだっ!」って答えを出して頂けるのです。きっとYuiさまの超自我にはわたしの祈りが通じているのね(笑)
by sadafusa (2018-03-19 21:57) 

Yui

そうですねえ。青い眼で見つめられたら十分衝撃かも。
https://twitter.com/i/moments/857780047695953920
こんなのもありました。茶色の瞳の両親から青い眼の子どもが生まれる確立は6.25パーセント(東北の場合でしょうけど)
by Yui (2018-03-20 12:16) 

sadafusa

う~ん、それは知らなかったです。

そういえば、うちの娘には東北の血が流れていて、わたしは「こんなもんだろう」と全く気にしてなかったのですが、いろんな人から「カラコンつけているの?」って訊かれるんです。これがいわゆる黒い目じゃなくて茶色の目だったのかなぁと。そんなに違うかなぁと自分では思っているのですが、こういうのって当事者より他の人のほうがよくわかるみたいです。
もし、娘が東北の青い目の人と出会って結婚したら、子供はもしかして青い目かもしれない?



というより、わたしの祖母は海辺の育ちで、網本の娘なのですが、祖母の若い時の写真をみると異様に整っていて、ハーフみたいな顔をしていて、それこそ〇〇小町と呼ばれていたそうです。
で、よく考えてみれば、うちの父などは髪にウェーブがかかっていたし、父の妹の叔母なども髪の毛が赤かったんですよね~。これってもしかして、ご先祖さまの誰かが浮気してロシア人の船員さんと〇〇してた結果なんじゃ~?とかよからぬ想像をしてしまいますが…。
そういう可能性がないわけじゃないですもんね。
by sadafusa (2018-03-20 13:18) 

Yui

いいなあ、私なんか黒い髪、黒い目でぜんぜんそういう感じないです。
夫は色白で茶色の髪で茶色の目なんですが。息子は色白だなー。息子の髪や目は茶色というほどじゃないけれど。

sadafusaさまのお祖母さまにはコーカサスの系統があるんですねー。

私の高祖父(曾祖母の父)という人は17で長崎から外国船に水夫として乗り込んで、10年以上もいろんな国を回った挙句、帰ってきて高祖母の家に婿として入ったそうです。(と、曾祖母の手記に書いてある)遠い遠い親戚がどっかにいるかもしれないけどわかったものじゃありませんね。
by Yui (2018-03-20 14:49) 

sadafusa

いいじゃないですか!わたしも黒い目で黒い髪です。


わたしは美人の祖母にも美人の叔母にも誰にも似てなくて、笑っちゃうくらいです。でも夫はそういうわたしをもらってくれたんだから感謝してますよ。まぁ「わさ女」にはわさなりの味わいがあるので、それで良しとしてもらわなきゃなって思っています。

たしかに息子は生まれて来た時、真っ白で髪の毛が茶髪でした。でも小学校ぐらいになったら、髪の毛が黒くて太くてまっすぐで、今なんか工事現場にずっといるのが仕事らしいからなんだこれは? っていうくらい真っ黒です(笑)

夫は渾名が「ガンダーラ仏」でして、目がね、大きいっていうか縦に大きいんじゃなくて、横に幅があるんですよ。目頭の切れ込みなんか、絶対に日本人じゃないな~って感じだし、そもそも眼窩が異様に深いし、蒙古襞とかもないんです。



夫のおばあちゃんは岩手の出なので、『もののけ姫』に出て来る「アシタカ」みたいな人の血が入ってるんですかねぇ。そういうのも考えてみれば不思議です。


by sadafusa (2018-03-20 15:30) 

Yui

>夫は渾名が「ガンダーラ仏」
わあ、立派なお顔立ちですね。インドのアーリア人系なのかしら。
もしかして血液型はB型ですか?インドはB型が世界で一番多くて人口の3分の1をしめているそうです。


by Yui (2018-03-20 15:59) 

sadafusa

いやぁ、インドの北のほうの方って、ものすごくきれいですよね。
インド映画って美女ってすごい美女ばかりだけど、反対に男性はといえば「?」みたいなちょっとぽてっとした人が多いような気がします。インドは細い男性は貫禄がないから、モテないのかもしれないです。

うちのは血液型はABですよ。
だからといって、目も覚めるほど美男子ってわけでもないですし、単に日本人にしては彫りが深いんだって話ですよね。

そういえば、芸能人は実際に会ってみればみんなびっくりするほど彫りが深いと聞いたことがあります。

うちの近くを回ってるヤクルトさんが、昔、オダギリ・ジョーが京都で撮影しているので見たことがあったんですって。ヤクルトさん曰く、「外人かと思うくらい彫りが深った」って言ってました。
オダギリジョーって写真みると「そうかなぁ」って思うんだけど、ああいう人ってまた特別なんでしょうね。
by sadafusa (2018-03-20 16:26) 

Yui

旦那様、AB型とのこと。AB型って少ない血液型だと思うんですが、日本のAB型の比率は世界で一番高いと聞いたことがあります。インド発祥のB型と日本に多くいたA型とのハーフですものね。
うちの旦那はB型です。先祖はきっとインドから来た、カレーが好きだろう!といぢめています。
彫りはそれほど深くないけど。
女優さんや俳優さんはまた別ですよね。カメラ映えしないとならないから彫りは深い方がいいんでしょうね。
by Yui (2018-03-20 18:34) 

sadafusa

う~ん、中国人のほとんどはB型ってきいたことがあります。日本じゃA型が多いけど、世界的にみればそれはむしろめずらしいことらしいですね。

>先祖はきっとインドから来た、カレーが好きだろう!
あの、ロシア料理のユリア先生って覚えてます? ユリア先生の所属している料理教室の団体のニキズキッチンってところへ登録しているんですが、毎日いろんな国の料理の開催日とどんな料理を習うのかのお知らせが来るのです。

驚いたことに…インドナイズドされた中華料理ってカテゴリがあるのですよ。要するにカレー味の中華料理ってわけですね。
インドでは、こういうマサラ中華って結構メジャーなものらしいですわw

本当に世の中、まだまだ知らないことが多いです。
by sadafusa (2018-03-20 20:26) 

Yui

ロシア料理のユリア先生のところへは、もう行かれたのですか?
料理はほんと奥が深いですね。
インドナイズされた中華料理ですか。それはすごい。
西域の方なんでしょうか?

ところで、この週末にでも高円寺の尼僧バー、覗きに行ってみようかなあっ・・っと。うちから電動自転車でも行けることがわかったので、夜ご飯食べてから、夫に子ども預けて行ってみようかと。
by Yui (2018-03-20 20:57) 

sadafusa

ユリア先生はものすごい人気で
抽選があるのですが、あたったためしがありません。

他にもいろいろと魅力的な先生、魅力的なお料理があるのですが。
なんか出鼻を挫かれてしまって…。

でも毎日毎日、いろんな教室の案内がくるので、夜寝る前にそれを必ずチェックしています。

マサラ中華は西域じゃないです。フツーのインドの人ですよ。



もう、当たり前のフランス料理とかイタリア料理は飽きました。
マケドニア料理とかアゼルバイジャン料理とかトルクメニスタン料理とかそういうのが面白いです。もしかしたらルーマニアとかアルバニアとか、ブルガリアのお料理は全然洗練されてなくて、、まっじぃい~可能性がありますが、案外中近東の料理は野菜も多く、パンの種類やスィーツの数も多くて、おいしいです。


>高円寺の尼僧バー
おおっ、行かれるのですか!
それは楽しみ…。どんな奥深いお話が聴けるのでしょう。

わたしは超保守的な仏教王国北陸の出身なので、近所も、学校も、みぃいんな、浄土真宗でした。

葬式と言えば、仏説阿弥陀経、法事といえば観無量寿経で、つまらないことこの上もないです。

たまにお武家出身の家があって、そういう家はたいてい禅宗なので、そんな家は般若心経だったかな。

理趣経などのお説法が聞いてみたいわ。大楽金剛不空真実三摩耶経、般若波羅蜜多理趣品だったっけ。
欲は生きる証。
大いなる欲は悟りの第一歩。

天台の教えもねぇ、顕教も密教もって、全部網羅しているところは偉いけど、とことん突き詰めてない?みたいな感じがするんだよね。

だから真言宗が好き!仏さんもいっぱいいるし。
あったりまえの抹香臭い話は聞きたくないかな。(笑)


by sadafusa (2018-03-20 21:29) 

Yui

ユリア先生はそんな人気なんですね。ニキズキッチン見てみました。
確かに美人だし料理は綺麗でおいしそうだし、抽選がたいへんなのも頷けます。
マサラ中華はインドの人なのね。

フランス料理とかイタリア料理は飽きたとのこと。sadafusaさまはかなりの料理上手とお見受けしました。
マケドニア料理とかアゼルバイジャン料理とかトルクメニスタン料理って、私も食べてみたいなあ。
ブルガリアはねえ、W大の大学院の留学生に英語を習っていた時期があって、その女性がイギリスで英語教授資格を取ったブルガリア人だった。薔薇の産地だとか、羊のミルクのヨーグルトは臭くなくておいしいとか言っていたなぁ。その人はもう帰国してしまったけど、金髪で水色の眼でしたよ。

>真言宗
あのね、密教には歓喜天てあるでしょう。
以下、Wikiからの抜粋です。

四部毘那夜迦法によれば、観音菩薩が美女に化身して,暴神だった毘那夜迦を調伏に来た。毘那夜迦はこの美女を抱きたいと欲したが、美女は私の教えに従って仏教を守護するように求めた。毘那夜迦はこの美女の要求を承諾し、そして美女を抱いて交わると歓喜を得た。これにより、毘那夜迦は仏法に信奉し、併せて仏教の護法神となった。

こういう、女性に変化して交わってというくだりが、両性具有的で惹かれるのですよ。
一つ間違えると(間違えなくても)破戒僧なんですけどね。

by Yui (2018-03-21 08:50) 

sadafusa

にゃはは、密教には確かにそういう危うさがあるよね…。

チベット密教だっけ、タントラっていうの。
あの曼荼羅の絵がやばい!

でも、男女の交わりで得る心境っていうのは仏の心境っていいますよね。でもこれは俗な人がイージーな解釈でイージーにやると、めちゃくちゃなことになるから、理趣経っていうのは非常に慎重に行われたそうです。

真言立川流っていうのは、邪教とされて撲滅されたけど、本当はそうじゃない!って言う人もいて、難しいところです。
でも、密教ってすごく惹かれる。

密教ってひらめきなんだよね、頭で考えるもんじゃなくて。

実はこれから、京都ハリストス正教会へいって、ロシアの復活祭で使われるイースターエッグを作ってまいります。

その詳細は後日またトピに致しますのでお楽しみに!!
by sadafusa (2018-03-21 12:26) 

Yui

そうそう、邪教・立川流だ。この「邪教・立川流」という本を書いた人が勤めてた学校の学長だったですよ。
逆説的に正当な真言密教の本質を解き明かす的な本だったと思う。

その前の学長は原始仏教の研究者でサンスクリット語を操る人だったのでその違いに驚いた覚えがあります。

>京都ハリストス正教会へいって、ロシアの復活祭で使われるイースターエッグを作ってまいります。
いいですねえ、復活祭。卵に色を塗るのかな。
ご報告を待っていまーす。
by Yui (2018-03-21 13:28) 

sadafusa

戻って来ましたよ~。あ~疲れた。

いろんな人と仲良くなって楽しかったです。
なんかオーソドックスって独特…。





話は戻って真言密教ね。

う~ん、

真言立川流も単に邪教と排斥するだけじゃなく、そのルーツなどをしっかりと辿っていくと、結構深淵だったりするじゃないですか、

もともと立川流は醍醐三宝院から派生した教えらしいじゃないですか。どこでそういうふうになったのか、

こんなんもね、探求していくとそれはそれは面白かったりするんですよねー(時間ないから、しないけど)

by sadafusa (2018-03-21 18:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

BO-SANiPadで初読書 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。