ダイエット、コトハジメ [ダイエット]

皆さま、ごきげんよう。

これまでここにいらっしゃる方のほとんどがいわゆる「ベルばらファン」なんですね。
ネット・サーフィンかなんかして、わたしのブログにひっかかってこちらへ来られる方が多いように見受けられます。

ですから、二次小説を書いて二年以上立っているにもかかわらず、未だに結構なアクセス数があります。
そして、オリジナルの小説もまぁまぁ面白いわと思って読んでくださる方も多いです。

ありがとうございます。
やはり、自分が時間をかけて書いたものにはそれなりに愛着があるので、一人でも多くの方に読んでいただけるのは望外の喜びでもあります。

この場を借りて御礼申し上げます。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


さて、さてですよ。
最近、よくダイエットのことをここで話すようになりました。

これは自分にとって、半ば独り言みたいなもので、そうそうたくさんの人に読んでもらえるものではないだろうと高をくくっておりましたら、相当な数のアクセスがあるんですよね。

みなさん、やはりダイエットには興味があるというか、潜在的には痩せたいと思っておられる方が多いのだなと思います。


それで私のような中高年女性を対象にしたダイエットについて考察することにしました。
今日はまぁ、まず概説というところから初めたい、と思います。




若い人はおおっぴらに「ダイエットしてるの~♪」と言っても、ソレは切ない娘心の為せる技、
周囲は微笑ましく見守っているだろうけど、
でも、中高年のダイエットは…、と考えておられる方多いんじゃないかな。

「今更、痩せてどうなるの?」
「周囲の人にがんだと思われる」
「この歳になってまで、我慢したくない。のびのびと美味しいものが食べたいわw」
と思っていらっしゃる方のではないかな?

というのも、痩せよう!と決心するまでの私もそうだったからです。



痩せている、肥っているというのはある程度体質の問題かもしれませんが、
それは、健康体重から逸脱してない範囲の問題ですよね。

私は、身長158センチで、結婚する前はだいたい体重50キロ内外でした。
しかし、出産を二回重ねたあと、ジワジワと体重が上がり、
その都度その都度果敢にダイエットをするも
二三年前まではそれなりに涙ぐましい努力をしてきたのですが、
吹っ切れてしまって、そこからドトーの体重増加…。

結局のところ、78キロまで行ってしまったんですよ。

身長  158センチ
体重   78キロ
体脂肪率 43.5
内臓脂肪 10

ヤバーイ^^;


するとどうなる?
仰向けに寝ても、お腹は突き出しています。
しかもお腹周りにはぐるりと浮き輪のように脂肪に取り囲まれている。
そして、お恥ずかしいことにトイレのとき、ペーパーを大事なところに当てるでしょ?
(すみません、下品で)
身体がね、思うように捻れないな~って思ったのね。
あと、身体が重すぎる。
膝が痛い、腰がだるい、お腹の調子も良くない、ぐっすり眠れないなどなどなど。
不定愁訴がいっぱい。

そうなると、すべてのことに前向きじゃなくなるんですよね。

どうせ、歳だから、何を着ても映えない。
どうせ、肥っているから、おしゃれなものは着れない。
そして、でかいサイズの服は高い。

太いから人前に出るのが億劫。


まぁ、このように前へ前へじゃなくて、
後ろへ、後ろへとメンタルが病んでいくのです。
しかも病気とは言わずとも、未病状態。

例えば美しくバラを咲かせるにはそのバラの木が健康でなくてはなりません。
言い換えますと、「美しい」という状態は健康であるのです。

無駄に身体に脂肪がついておらず、キビキビと動くことができ、
肌や髪にも艶がある。
それが健康であり、美しいことです。

若い人はだいたいこんな状態の人が多いから、みんな若さを求めるのでしょう。

で、話はちょっと変わりますが、私はメンタリストDaiGoさんが好きなんですね。
で、彼のYOUTUBERとか、ニコ動とか、それから著書なんかをたくさん読んでいました。

DaiGoさんは、頭もよくて、人の心の機微も読んで、しかもお金持ちで、
そしてきれいなお顔にパーフェクトな肉体を持っていてすごいな~、
わたしとは全くかけ離れた存在だわwって思っていたんですよね。

しかし、彼は彼でこれまですんなりとここまでこられたわけではなかったと
彼の生い立ちを知って深く感銘を受けたのですね。

DaiGoさんは、今でこそ鍛え上げられた完璧なボディを持っておられますが、
その昔は肥満児でいじめられっ子だったそうです。
しかし、高校生あたりで痩せられたのだそうですが、これはこれで貧弱な身体で
それが悩みだったのだそうです。
どうしたかというと、彼はコツコツと自分にできることを続けて、少しずつ体力、筋力をつけて、
見事にお腹が六つに別れるような素晴らしいガリマッチョボディを手に入れられたようなのです。


コレを知って、私ちょっと恥じ入りました。
「どうせ、アノ人は生まれながらに~」と思ってひがめで人を羨んでいたなと。

彼でさえ、もともとはマイナスの要因からここまで努力してきたんだ。
世の中に美しい肉体を晒している人ほど、日頃の鍛錬を欠かしておりません。


それで私はどうしたか。

まず、DaiGoさんのダイエット本、そしてDaiGoさんのブレーンの一人である鈴木佑さんのご本も
拝読しました。






最高のパフォーマンスを実現する超健康法

最高のパフォーマンスを実現する超健康法

  • 出版社/メーカー: Audible Studios
  • 発売日: 2020/10/30
  • メディア: Audible版




最高の体調 ACTIVE HEALTH

最高の体調 ACTIVE HEALTH

  • 作者: 鈴木祐
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: Kindle版




書いてあることは、しごくまっとうなことばかりで、適度な運動、栄養価が高くなおかつカロリーの低いものを食べる食生活のことに言及されており、特別新しいことは書いてありません。
しかしながら、これを同じモチベーションでもってやり続けることは案外難しいのですね。
そしたら、DaiGoさんはさすが、心理学の大家だけあって、そういう挫折しやすい人を
どうやって挫折しないで続けられるかってことにも言及していた本があったのです。



ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法

ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法

  • 作者: メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2016/10/18
  • メディア: Kindle版



ダイエットをする上で、大抵の人が陥る罠というのがあります。
それはあまりにも早く結果を求めすぎるということです。

よく巷では、「一週間で5キロ、10キロ減量に成功」などとキャッチイなコピーで目を引くダイエット方法を宣伝していますね。
「飲むだけで痩せる」「食べるだけで痩せる」みたいな食品、サプリ、あるいは運動器具みたいなもの。

でも、ダイエットの王道からみれば、そういうもののほとんどが誇大広告です。
本当は結構ダイエットには時間がかかるし、またゆっくり時間をかけてダイエットをしないと、
たとえ痩せたとしても、またあっという間にもとに戻ってしまいます。

やはり63キロから50キロまで減量された勝間和代さんも、以前友人に勧められて
肥満外来に行かれたそうなのですが、痩せたと思った瞬間、少しカロリーの高い外食などをすると
あっという間に体重がもとに戻ってしまわれたそうです。

やはり、恒常性ということを考えると、だいたい一ヶ月に2キロ内外にとどめておくほうが無難みたいですね。

一ヶ月に3キロも痩せると人によっては生理がこなくなる人もあるようです。
健康になるためのダイエットですので、身体を壊したら元も子もないです。


とにかく、わたしのように大デブから脱却するにあたって、一番大事なのは
メンタルが大事ということです。

これまで、不摂生の限りを尽くして、
運動しない、
怠惰に過ごす、
好きなものを好きなままにダラダラと食べる

をずっと続けてきたから、今日があるのです。
何も、昨日今日で急に30キロも太るはずないですね。
ですから、何を一番にするのか、というと、
運動することでも、ものすごいカロリー制限をすることでもないです。
まずは生活習慣の見直しということです。

決まった時間に起き、決まった時間に食べる。

最初は間食しほうだいだったはずなので、ものすごく胃が大きくなっていて、
決まった時間にしか食べないっていうことも結構苦痛なはずです。

だから、あんまり大きな目標を掲げないで、自分が達成できるなと思ったところから
始めるのがよろしいかなと思います。

かてて加えて、私の場合、半年ほどですが、マインドフルネスをやってみて
良かったと思います。
これも、結構な苦行でして、一日、20分じっと座って瞑想など
口で言うのは簡単ですが、相当つらいです。

でも、ダイエットとは結局は自分との戦いなのですね。


~~~~~~~~~~~~~~~~

私は去年の9月6日、すなわち自分の57回目の誕生日に
「死ぬまでに、自分は自分のことを誇らしい、満足だったと思って死ねるように努力しよう」
と思うようになりました。

それにはまず、この憎たらしい脂肪でブヨブヨの肉体からさようならすべきだろうと考えたのでした。


確かにダイエットは辛いです。
でも、紆余曲折はあるにせよ、正しく運動、正しく適量なカロリー・栄養価の食事が取れていれば、
ジョジョに痩せていくものなのです。

世の中には、努力しても実現不可能なこともたくさんある。
ですが、ダイエットというのは万人が努力したなら、必ずその成果を手に入れられることのできる、数少ないもののひとつだと思っています。

ダイエット1周期を一ヶ月前にして

今わたしの身体は

身長  158センチ
体重   58
体脂肪  32%
内臓脂肪  7

となりました。
体重はマイナス20キロ、体脂肪マイナス11.5%、内蔵脂肪、マイナス3ですよ。

やはり継続は力です。


目標としては、体重50キロ、体脂肪 25%、内蔵脂肪レベル5になるまで
頑張りたいと思います。




nice!(3)  コメント(4) 

nice! 3

コメント 4

ぼんぼちぼちぼち

いかに、理論的計画的にダイエットに成功されたかが、文面からよく伝わってきやした。
成功おめでとうございやす!
あっしは、顔が太っていたために中3の時、1ヶ月で5キロのダイエットに挑戦して数字的に成功した途端に(でも肝心の顔だけは痩せなかった)リバウンドして3週間後に13キロ太ってしまったことがありやす。
のみならず、以降、摂食障害(食べ吐き)になってしまいやした。
摂食障害が完全に治ったのは、40代半ばでやす。
ダイエットって難しいな、と実感してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-08-07 21:40) 

sadafusa

ぼんぼちさん

お顔がパンパンだったというのは、以前ブログに掲載されていたのを拝読した記憶があります。
中3というのは、ただでさえお顔がパンパンになる年頃だと思います。

何かしら食事に栄養的バランスが崩れていたのかなと思ったりもしますが、ぼんぼちさんの場合、その後の摂食障害も含めて、精神的なものが強いような気がします。

食べ吐きというのは、なにかを渇望しているのだけれど、
自分の求めているものを得られない結果、「これじゃない!」と
心が拒絶している状態なのかな~とも思いますね。

私の家にも言えることなのですが、生活習慣というのは、
その人の親がとりあえずのその人にとってのお手本にならざるを
得ないという性格のものである以上、
自分の家の生活状態をみて
「これはちょっと異常なのかもしれない…」と批判的な目で
眺められるようになるには、結構その人自身が成長していなければならないのですよね~。

まぁ、幸いなことにぼんぼちさんも私も親を反面教師として
生きてきたわけですよね。


ダイエットっていうのは、単に減量のことでじゃなくて
健康になるための食餌療法であって、
健康的な生活を送るという意味では
生涯ずっと続けていかなければならないものです。


あ、ぼんぼちさん!
私、豚足でお料理作ってみたんですよ!!

中国風の豚足の煮込みっていうのも作ってみたかったんだけど、
まず、醤油、お酒、油からして違うし、
八角などの香辛料も全部そろえなくてはならず、
また、お料理のテクニックも結構難易度が高いように思われ、
とりあえず、沖縄のてびちに挑戦してみました。

それでも、工程が非常に手間で作るのに8時間かかりました。
(アクがすごいので、あえて圧力釜は使いませんでした)

初めてで、なかなか大変で、かつ反省点なども
いろいろあったのですが、それでも今のカサカサのお肌が
少しでもうるつや!となれるんじゃないかな~という
期待だけはできそうです。

コレも近々ブログに載せる予定でおります!!
by sadafusa (2020-08-08 12:42) 

ぼんぼちぼちぼち

丁寧なお返事ありがとうございやす。
ご指摘のとおり、摂食障害になってしまったきっかけは減量でやしたが、長年治らなかったのは、親との関係や学校生活でのストレス、その後の結婚生活の自己否定が大きかったと思いやす。

豚足、そうでやすね。やはり8時間くらいはかかりやすね。
下茹では、臭みがこもらないように、鍋の蓋を開けてアクをすくいながら気長に、、、でやすね。
仰るとおり、中華の豚足煮込みは醤油からして違うので、てびちが作りやすいと思いやす。
てびちの記事、楽しみにしてやすね!
by ぼんぼちぼちぼち (2020-08-08 17:37) 

sadafusa

ぼんぼちさん、
お返事ありがとうございます。

親との関係が良好ではないとき、集団生活の場である学校は
かなりストレスになりますね。
親がだいたい毒親な場合ですね、子供に「恥の感情」「恥辱」をネチネチと植え付ける事が多いのです。
私などもそれが時として、フラッシュバックしてきて、カウンセリングにいったときに先生から「軽いPTSDですね」って言われたものです。
とにかく親との会話、親と一緒に行動した思い出、そのひとつひとつが自分がいかに惨めで恥にまみれていたかを思い出させるもので、実を言えばそこからまだ完全に抜け出してはいないのです。
ですから、自己否定される気持ちはよくよく、痛すぎるほどわかります。

お互い、これからの一日一日を大切に生きていきましょう!!

あ、それから、豚足の記事をアップいたしました。
ぼんぼちさんの記事を引用させていただきました。

もし差し障りがありましたら、おっしゃってください。

by sadafusa (2020-08-09 13:16) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。