てびちに初挑戦 [ダイエット]
私の敬愛しておりますブロガー[☆]、ぼんぼちさんがごく最近かかれた記事
https://bon-bochi.blog.ss-blog.jp/2020-08-04
に触発されて、挑戦してみることにしました。
ぼんぼちさんの記事によりますと、ぼんぼちさんがコロナ騒動が起こる前に、豚足の煮込みが絶品の中華料理屋さんにほぼ週イチで通っておられたそうです。
ぼんぼちさんは長らくお肌のトラブルで悩んでおられたそうなのですが、最近、すごぶるお肌の調子がよろしい。よろしいどころではなく、肌理といい、ツヤといい、潤いといい、人生で絶好調なぐらいよろしかったそうなのです。
ところが、コロナ禍でそのお肌の調子が以前より少しよくなくなった。それはどうしてだろうと考えてみられたところ、それはどうもそのあまりの美味しさにしょっちゅう食べに通っておられた豚足のせいではなかろうかという思いに至られたのだそうです。
その記事を拝読して、最近、お肌の衰えをひしひしと感じていたわたくし、一も二もなく作ってみたい、食べてみたい!という衝動に駆られたものですねー。
ご存知のように、私は去年の9月から20キロ減量に成功したのでありますが、
困ったことに、皮膚がね、急激な脂肪の減少についていかれなかったせいなのか、妙なたるみができてババ臭くて困っていたことがひとつ。
あとですね、二三年前に夏場にエアコンのかけ過ぎで(かけ過ぎといっても、部屋を強制的に冷やさないと死ぬ!)膝が痛くなって、階段の上がり下りにもヒイヒイいっていたんですね。
このとき、強く「あ~、きっと膝の周りに脂肪がつきまくって血の巡りが悪いんだろうなぁ」と思ったことがダイエットをしなければならぬという決意の遠因にもなっているんですね。
良質なタンパク質である、コラーゲンがいっぱい詰まったミラクルな食材、それが豚足!
ぼんぼちさんのお召し上がりになった豚足ちゃんは、中国醤油、紹興酒、そして八角、ナツメグなどを使った正真正銘の中国料理。
これはね、レシピを読みますと、最初に強火で炒めるんですよ。
中華料理にはつきものの、「炒」という技法は、結構難しいんですね。
で、他にも色々と複雑な工程があったりして、限りなくハードルが高そうに思えたので、
最初は中国料理から比べれば、日本人には馴染みのある沖縄のてびちに挑戦してみることにしました。
まずですね、レシピを探すところから初めたのですが、
ひとつとして同じものはない。
水、コンブ、醤油だけしか使わないてびちもあれば、
鰹だしで煮染めるてびちもあります。
煮玉子を入れるものもあれば、おでん風なものもあり、
要するに、地域や家ごとにこだわりのレシピがあるのですね。
で、今の私が一番重要視する点はひとつ。
できるだけ高カロリーにならないこと。
ですので、本来なら黒砂糖を使うところをノーカロリーのラカントに、
そして、日本酒を使ってもいいところなのですが、純米酒はやはりカロリーが高いので、
蒸留酒である泡盛を使うことにしました。
そして、料理を手早くできる圧力釜を使ったほうが楽ちんなのは解るのですが、
どのレシピにも「油がものすごく多い」「アクがたくさん出る」と書いてあったので、
あえて、その都度その都度、灰汁をすくって行くため圧力釜は使用しませんでした。
豚足は普通のお肉屋さんには売っておりません。
で、私はAmazonを利用しました。
やはり多種多様なものが売っておりましたが、最初はいきなりハードな
豚足まるごと一本っていうのは怖すぎて「ヒィ~」だったので、
予め、2つにわってあるものを選びました。
届いたのはこれ。
同時にコンブを水で戻します。
レシピによりますと、まずはものすごい油とアクを取るため、水から熱湯になるまで湯がき、その後、流水できれいに洗います。
それを実に3回くりかえします(この時点でゲッソリだわね)
おおう、ものすごいアクと油が水に溶けて浮いてきますね~。
そして、その後、ひたひたの水を入れ、ネギの青い部分、生姜、にんにくを入れて、コトコトをアクを救いながら煮ていきます。この間、およそ、3時間半ほどです。
3回もきれいに洗ったのに、やはり途中ブクブクとアクが浮いてきます。
やはり結構豚独特の生臭さがありますので、こまめにとっていったほうが
上品な味付けになるかなと思われます。
ほら、煮汁が白濁していますね。これは水にコラーゲンがとけこんでいるのですよ~。
同じ日に到着するはずの泡盛がなかなか届きません。
「ちょ、ちょっと~」だんだんイライラしてきました。おんまり遅いと日本酒でやるしかない。
まぁ、それでもいいけど、いいんだけど~
ソレじゃあ、一体なんのために2000円も払って、泡盛を買ったんじゃい?!
豚足のためだろーが!!
イライラもマックスになって、まだか!と思って玄関を開けたら、なんと荷物はコロナ禍のせいで、
黙って玄関の前に置かれていました!
届けたなら届いたとちゃんと連絡せんかい!とひとりで怒鳴りながら(端からみたら変な人です)
料理を続行です。
白濁したスープは使わず、コンブの戻し汁を使います。
そして、泡盛、ラカント、醤油を入れて、また一時間半ほど煮ました。
やはり、できたてはあんまり味が染みてなくてそれほどおいしくなく、
一昼夜たって食べたほうが、断然おいしいですね。
できあがりです!!
食べた感想としてはですね~、ちょっとコンブの量が多すぎたこと、
そして、もうちょっと味にパンチが欲しかった。
あと、豚足の皮の部分ですね、こんなふうにねろ~っとしているので正解なのかなぁ~ということです。
本当のことを言うと、やはりこれは沖縄料理店に行って、極上のてびちを食べて、
きちっとそのおいしさというのを確認するべきだろうなぁと思うんですよね。
で、だから中華料理は予め先に豚足の皮をカリッと焼いておくのかな~とも思ったりしました。
で、寝ながら考えていたのですが、ある程度アクを取りながら煮込んだあと、
しかもトロトロになる前に取り出し、
ジップロックに焼酎と醤油とはちみつをいれたものに漬け込んで、
味がしみた翌日オーブンで焼いて見るのはどうかなと。
そうすると、もっと味がしっかりして、皮もパリッと北京ダックのように香ばしく
美味しくなるのではないか~???
ま、やってみて失敗かもしれませんが、とにかく改善の余地はかなりあります。
おまけですが、煮汁は捨てずに冷やしておくと、ものすごく上質なスープのもとになります。
私は翌日、ラーメンを作ってみました。
めっちゃ上品で美味しかったです。
で、コラーゲンの成果ですが、
食べた翌日、もうめちゃくちゃ肌の調子がよい!!
若い人みたいに、水に濡れても、肌にハリがあるのでピンと弾き返す!
やはり、医食同源とはよく言ったものです。
かなりたくさん、白いスープができました。しかもこまめにアク取りをしたので、
脂肪はほとんど入っておりません。ヘルシー。
だいたい、豚足二分の一本で150カロリーです。
ガツガツと一度に三本四本と食べると、カロリーオーバーになるので、
夫と一緒に一日二分の一本ずつ一週間ほど食べていく予定。
スープのほうも一日一回摂取する予定。
ぼんぼちさん、本当にありがとうございました!!
https://bon-bochi.blog.ss-blog.jp/2020-08-04
に触発されて、挑戦してみることにしました。
ぼんぼちさんの記事によりますと、ぼんぼちさんがコロナ騒動が起こる前に、豚足の煮込みが絶品の中華料理屋さんにほぼ週イチで通っておられたそうです。
ぼんぼちさんは長らくお肌のトラブルで悩んでおられたそうなのですが、最近、すごぶるお肌の調子がよろしい。よろしいどころではなく、肌理といい、ツヤといい、潤いといい、人生で絶好調なぐらいよろしかったそうなのです。
ところが、コロナ禍でそのお肌の調子が以前より少しよくなくなった。それはどうしてだろうと考えてみられたところ、それはどうもそのあまりの美味しさにしょっちゅう食べに通っておられた豚足のせいではなかろうかという思いに至られたのだそうです。
その記事を拝読して、最近、お肌の衰えをひしひしと感じていたわたくし、一も二もなく作ってみたい、食べてみたい!という衝動に駆られたものですねー。
ご存知のように、私は去年の9月から20キロ減量に成功したのでありますが、
困ったことに、皮膚がね、急激な脂肪の減少についていかれなかったせいなのか、妙なたるみができてババ臭くて困っていたことがひとつ。
あとですね、二三年前に夏場にエアコンのかけ過ぎで(かけ過ぎといっても、部屋を強制的に冷やさないと死ぬ!)膝が痛くなって、階段の上がり下りにもヒイヒイいっていたんですね。
このとき、強く「あ~、きっと膝の周りに脂肪がつきまくって血の巡りが悪いんだろうなぁ」と思ったことがダイエットをしなければならぬという決意の遠因にもなっているんですね。
良質なタンパク質である、コラーゲンがいっぱい詰まったミラクルな食材、それが豚足!
ぼんぼちさんのお召し上がりになった豚足ちゃんは、中国醤油、紹興酒、そして八角、ナツメグなどを使った正真正銘の中国料理。
これはね、レシピを読みますと、最初に強火で炒めるんですよ。
中華料理にはつきものの、「炒」という技法は、結構難しいんですね。
で、他にも色々と複雑な工程があったりして、限りなくハードルが高そうに思えたので、
最初は中国料理から比べれば、日本人には馴染みのある沖縄のてびちに挑戦してみることにしました。
まずですね、レシピを探すところから初めたのですが、
ひとつとして同じものはない。
水、コンブ、醤油だけしか使わないてびちもあれば、
鰹だしで煮染めるてびちもあります。
煮玉子を入れるものもあれば、おでん風なものもあり、
要するに、地域や家ごとにこだわりのレシピがあるのですね。
で、今の私が一番重要視する点はひとつ。
できるだけ高カロリーにならないこと。
ですので、本来なら黒砂糖を使うところをノーカロリーのラカントに、
そして、日本酒を使ってもいいところなのですが、純米酒はやはりカロリーが高いので、
蒸留酒である泡盛を使うことにしました。
そして、料理を手早くできる圧力釜を使ったほうが楽ちんなのは解るのですが、
どのレシピにも「油がものすごく多い」「アクがたくさん出る」と書いてあったので、
あえて、その都度その都度、灰汁をすくって行くため圧力釜は使用しませんでした。
豚足は普通のお肉屋さんには売っておりません。
で、私はAmazonを利用しました。
やはり多種多様なものが売っておりましたが、最初はいきなりハードな
豚足まるごと一本っていうのは怖すぎて「ヒィ~」だったので、
予め、2つにわってあるものを選びました。
届いたのはこれ。
同時にコンブを水で戻します。
レシピによりますと、まずはものすごい油とアクを取るため、水から熱湯になるまで湯がき、その後、流水できれいに洗います。
それを実に3回くりかえします(この時点でゲッソリだわね)
おおう、ものすごいアクと油が水に溶けて浮いてきますね~。
そして、その後、ひたひたの水を入れ、ネギの青い部分、生姜、にんにくを入れて、コトコトをアクを救いながら煮ていきます。この間、およそ、3時間半ほどです。
3回もきれいに洗ったのに、やはり途中ブクブクとアクが浮いてきます。
やはり結構豚独特の生臭さがありますので、こまめにとっていったほうが
上品な味付けになるかなと思われます。
ほら、煮汁が白濁していますね。これは水にコラーゲンがとけこんでいるのですよ~。
同じ日に到着するはずの泡盛がなかなか届きません。
「ちょ、ちょっと~」だんだんイライラしてきました。おんまり遅いと日本酒でやるしかない。
まぁ、それでもいいけど、いいんだけど~
ソレじゃあ、一体なんのために2000円も払って、泡盛を買ったんじゃい?!
豚足のためだろーが!!
イライラもマックスになって、まだか!と思って玄関を開けたら、なんと荷物はコロナ禍のせいで、
黙って玄関の前に置かれていました!
届けたなら届いたとちゃんと連絡せんかい!とひとりで怒鳴りながら(端からみたら変な人です)
料理を続行です。
白濁したスープは使わず、コンブの戻し汁を使います。
そして、泡盛、ラカント、醤油を入れて、また一時間半ほど煮ました。
やはり、できたてはあんまり味が染みてなくてそれほどおいしくなく、
一昼夜たって食べたほうが、断然おいしいですね。
できあがりです!!
食べた感想としてはですね~、ちょっとコンブの量が多すぎたこと、
そして、もうちょっと味にパンチが欲しかった。
あと、豚足の皮の部分ですね、こんなふうにねろ~っとしているので正解なのかなぁ~ということです。
本当のことを言うと、やはりこれは沖縄料理店に行って、極上のてびちを食べて、
きちっとそのおいしさというのを確認するべきだろうなぁと思うんですよね。
で、だから中華料理は予め先に豚足の皮をカリッと焼いておくのかな~とも思ったりしました。
で、寝ながら考えていたのですが、ある程度アクを取りながら煮込んだあと、
しかもトロトロになる前に取り出し、
ジップロックに焼酎と醤油とはちみつをいれたものに漬け込んで、
味がしみた翌日オーブンで焼いて見るのはどうかなと。
そうすると、もっと味がしっかりして、皮もパリッと北京ダックのように香ばしく
美味しくなるのではないか~???
ま、やってみて失敗かもしれませんが、とにかく改善の余地はかなりあります。
おまけですが、煮汁は捨てずに冷やしておくと、ものすごく上質なスープのもとになります。
私は翌日、ラーメンを作ってみました。
めっちゃ上品で美味しかったです。
で、コラーゲンの成果ですが、
食べた翌日、もうめちゃくちゃ肌の調子がよい!!
若い人みたいに、水に濡れても、肌にハリがあるのでピンと弾き返す!
やはり、医食同源とはよく言ったものです。
かなりたくさん、白いスープができました。しかもこまめにアク取りをしたので、
脂肪はほとんど入っておりません。ヘルシー。
だいたい、豚足二分の一本で150カロリーです。
ガツガツと一度に三本四本と食べると、カロリーオーバーになるので、
夫と一緒に一日二分の一本ずつ一週間ほど食べていく予定。
スープのほうも一日一回摂取する予定。
ぼんぼちさん、本当にありがとうございました!!
2020-08-09 11:19
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コメント(8)
おお!てびちリポート、興味深く拝読しやした。
あっしがてびちを作った時も、皮の部分がねろ〜っとしやしたが、あっしはそれを美味しいと感じるので、喜んで食べてやした。
あと、いれるスパイス類は、あっしの場合、ネギと生姜の他に鷹の爪も入れやした。
鷹の爪入れると、パンチ、出ると思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-08-10 10:41)
ぼんぼちさん
いつもは素敵な喫茶店やレストランでお食事されているのに、
やはりこんな手のかかるものでも、お料理されていたのですね!
さすが!
やはり皮がねろ~とされてましたか~。
確かにまずくはなかったのですが、「お店ってこうだったかなぁ?」という疑問があります~。
一旦、疑問に感じたら即実行に移したいのがわたしという人間で
「沖縄料理、てびち、京都」と検索しだすと夫が
「え~、今日行くの? やめようよ~」と反対されました。
こういうとき、身軽なぼんぼちさんが本当に羨ましいです。
たしかに鷹の爪をいれると美味しいでしょうね!
しばらくてびちづくりに没頭しそうなので、今度入れてみますね!
ありがとうございます!!
by sadafusa (2020-08-10 15:50)
おお、新しい料理の開発ですね。素晴らしい。てびち美味しそう。それだけじっくり火を通したら抜群ですね。私もやって見たいなと思ったら、近所のスーパーに豚足の下ごしらえしたのがパッキングされて売っていました。
これから味をつけて煮ればいいみたい。明日か明後日かいずれやって見ますね。
ぼんぼちさまにもsadafusa さまにもとうていかなわない手抜きです。お肌つやつやになるのを夢見て。
by Yui (2020-08-11 22:43)
Yuiさま
おおぅ、なんて素晴らしいスーパーなんだ!!
めちゃくちゃ時間かかりますしね。
それで油が部屋中に回るから結構キッチンが汚れるのよ。
煮るだけでも、結構時間かかると思うので、
ソレはソレでよしですよ!
そうそう、やっぱりサプリなんかで取るより、
断然迫力が違います。
ツヤツヤになったら、教えてね~
by sadafusa (2020-08-12 09:48)
今日の夕飯に出して見ました。軽く味もついていたので、湯煎して、食卓に出し、夫が勧める酢醤油とカラシで食べて見ました。極上の味と言うのではなかったです。が、なかなか美味しい、イケる味でした。
お肌にいいかどうかは明日の朝のお楽しみです。
by Yui (2020-08-12 20:56)
へぇ、じゃあほとんど完成されていたのですね、便利。
酢醤油と辛子で食べるのもいいですね。
またご報告お待ちしております。
by sadafusa (2020-08-13 14:48)
追記;今朝起きたら艶々です。昼にも2つ食べました。私が買ったのは指の部分で骨がいっぱいでした。今度また購入してsadafusaさまお勧めの醤油と蜂蜜に一晩つけて焼いてみるというのもやって見たいです。
by Yui (2020-08-13 14:52)
そうですね。
下ごしらえしてあったらいいけど、
生だったら必ず一度は湯がかないとダメだと思います。
醤油とはちみつは焼豚のレシピなんですけど、
案外てびちでもやれるのでは?と思っています。
by sadafusa (2020-08-13 18:36)