セラピー・セッションのこと [雑文]

こんにちは、今日は特別寒いです。
みなさん、温かくして過ごされているかなと思います。

ところで、今日はちょっと先日行ってきたセラピー・セッションのことについて
お話しますね。

私はこれまでを思い返してみれば、
とても自己肯定力が低く、ですね。
なんとなく、人にバカにされているんじゃないかっていう疑念が払拭できなかったんですね。

それでいて、じゃあ、いつも、卑屈になって人にへいこらしているのかっていうと、
そうでもなく、実にケロロ軍曹に出てくるタママばりに、人から受けた屈辱みたいなものを
結構完膚無きまでに仕返ししたりする、ものすごくドライでクールなところもあったりで、
自分でもなんでこうなんかなぁってよくわからなかったんですね。

で、10年前、母が大病を患ったことを機に、家族の間でいろんなことが起こって、
なんだか生きているのがイヤになったんですね。
「こんなに自分の思うように生きられない人生なんて、なんてつまらない」
って絶望を感じて、少しウツっぽくなったんです。

当時、そういう私を心配して、夫が「この先生、すごくいい先生らしいよ、行ってみれば?」
とある、カウンセラーを紹介してくれたんですね。

で、通い始めてからいろんなことが発覚。
私はそれまでごく自分は普通の家に生まれて、
ごく普通の平均的な家庭で育ったと思い込んでいましたが、
実はそうではなかったんですね。

まぁ、親は今で言う「毒親」と分類されるのかもしれませんが、
要するに、『毒親」の親も毒親だったっていうかね。

そういう負の連鎖があったということです。
そういう自分が生きづらいという原因がつぎつぎとわかって、
それはいいんだけど、
こんどは変わりに、ものすごくマグマのような怒りが
爆発したように突如現れるようになったんですよ。

たとえばコーヒー飲んでいたりとか、ご飯食べているとき、
お風呂に入っているときですら、
「あのとき、親は理不尽にも気分で怒鳴って、私は泣いて謝ったなぁ~」とか、
そういう過去の悲しくて苦しく、恥の記憶ってもんがしょっちゅうしょっちゅう
蘇ってくるんですね。

それと同時に、過去、自分が犯した失敗なんかも許せないし、ものすごく恥に思うし、
また、現在自分が犯すかもしれない失敗がイヤだったりして、
結構、神経質になるっていうか、完璧主義みたいになってしまうんですね。

失敗する自分が許せない、常に自分は完璧じゃなければいけないみたいな。
だけど、人間、完璧を目指そうと思っても、絶対にミスはしてしまうもんなんで、
そうなると、もう、死にたい!って思うほど、屈辱を感じて落ち込んでしまうという…。

なんかそこに病的なものを感じて、それから私はいろんな心理学の本を読み漁るようになりました。

で、どうも幼少時に親から無償の愛っていうものを受け取ることができなかった人っていうのは、
愛着障害っていうものを背負ってしまうらしいです。

あと、心理学用語で、「ダブルバインド」っていう親からの二重規制みたいなものがかかってしまうみたいな…。

まぁ、要するに私はAC(アダルト・チルドレン)だったんですよ。
こういう人っていうのは、年齢的には大人になっていても、
どこか子供のままの育ちきれない子供の部分があるってことらしいです。
で、幼少時のトラウマを解放することで、いつまでも自分の中で大きくなれず、
小さい子供のままだった部分が次第に成長して、次第に精神的に成熟した大人になれるということらしいですね。

私ね、とにかく過去ががぁ~っと自分に襲いかかってくるのが怖かったのね、
特に不眠症だったとき、夜中にうつらうつらしていると、
昔の嫌な、嫌な思い出が蘇ってくるの、これだけはなんとかしなくちゃって思ってた。

あと、怖かったのは、世代間にある負の連鎖よ。
うちの親だって、別に「毒親」になろうと思ってなったわけじゃない。
それどころか、母親のほうは結構根は真面目の性分だから
一生懸命、自分の生きる道みたいなものを探そうとしていたのは知っているんだよね。
だけど、それがことごとく間違っているのよ。

今更、私は80過ぎた婆さんに「あんとき、あんたは~」
で、ああだ、こうだ、と責めても仕方がないと思っているんだよね。

それよりも、これまで自分が間違った認識で、子供を育ててしまって、
その結果、今では成人している子供の深層意識にトラウマを残してしまったんじゃないかって
それがものすごく気になっていたんですよ。

どうせなら、この間違った認識を改善して、
これからの親子関係をよりよいものにして、
やがては生まれてくるであろう、孫には、幼少時は幸せに育ってもらって、
そして、人生、豊かなものにしていってほしいと思っているんだよね。

~~~~~~~~~~~~~~

はぁ、長い前フリでしたね。

そういうわけで、ここでは詳らかにはできないんだけど、
最近、You Tubeで知った、あるセラピー協会に所属する、
セラピストにセッションしてもらうことにしたんです。

それも結構なお値段しました。
(この業界の適正な値段っていうのは知らないけど、2時間で◯万円)

でね、結果は残念なことに…サイアクだったんだよね。

ここの協会は、この協会の代表になる方が従来どおりのセラピーに限界を感じ、
当事者の幼少時のトラウマを解消させることで、知らずしらずのうちに
それまで感じていた生きづらさっていうのがなくなっていくってものだったんです。

だけどさ、私を担当してくれたセラピストさん自身、
かなり乱暴な口の利き方をする人なんですよね。
なんかセッション中ずっと感じていたけど、言葉がぞんざいなんだよね。
デパートの店員さんみたいになってくれとはいわないけど、
それってどーなの?

まぁ、結構威圧的な人で、私、めったに緊張することないんだけど、
マジで緊張すると頭が真っ白になって、人の言葉が理解できなくなるんです。

で、一回聞いても、その人が言っていることがわからないの。
で必ず、「え? なんておっしゃったんですか」って聞き返してしまったのよね。
「何度も何度も聞き返さないでください」って高圧的。
わからないから聞き返してるんだろーよ、察しろよ。

腕のいいセラピストだったら、「ああ、この人は今、緊張しているんだね」ってわかるはず。

あと、違和感めっちゃ覚えたのがですね、
過去の辛い体験を思い出したあと、
「そのとき、どう感じましたか?」って訊くのよ。

人間ってさ、たとえ「悲しい」と感じていたとしても、
他にも別の感情があったりするもんなんだよね。

泣いていても、今の状況を俯瞰して面白がっている自分とかさ、
ご飯何食べよとか、
この壁の色、変だなとか…。
結構、関係ないことも同時に考えていたりするものじゃない?

もし、悲しみの色っていうのが青一色だとすれば、
心全体がべったり青一色じゃないと思うんだよね。
心はもっと複雑だと思うよ。どんな人であっても。

だけどね、この協会にはおそらくマニュアルみたいなものがあって、
クライアントに期待すべきというか、必ず言わせたい文言があるような気がするんだよ。


で、もしかしたら、私には過去のトラウマってないかもしれないのに、
トラウマと思っていたのは別のものかもしれない可能性もあるのに、
無理やり、マニュアルに沿ってやっていくような気がした。

つまりね、なんか洗脳されているような気がして、やってる途中で
めちゃくちゃ腹が立ってきたんだよね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なんかさ、その協会出身のセラピストさんたちのほとんどは過去にトラウマがあって
それを克服された人で、その結果、そこの協会の主催者が推奨する心理学を勉強して今、こうやってセラピストしておられるのかもしれないけど

でも、なんつーか、大学の心理学部とかきちんと卒業して、「そも、心理学とは何か」みたいなところから、きっちりその歴史や哲学・倫理なども一緒に勉強してきた人たちとは違う視野の狭さ、っていうか圧倒的な知識の乏しさみたいなものを、その人には悪いけど感じたよ。

なんつーの、政治家っていわれるのと、政治屋っていうわれる違いがあるじゃない?
この人も「セラピスト家」じゃなくて、「セラピスト屋」なのよ。
どんなに上手くても、芸術となりえない看板絵を描いてる感じがするのよ!


大学って心理学部に入ったといっても、すぐに心理学を勉強するわけじゃなくて、
一般教養っていうのも勉強するじゃん?
アレが意外と大事なんじゃないかって思ったりしてさ。

要するにこういうセラピストって、きちんとガクっていうか、
いや、私は学歴云々ってことを言ってるわけじゃなくて、
きちんと段階を踏んで勉強してきた、
全人的な人じゃ務まらないんじゃないかなって思ったのよ。

そこらへんのろくすっぽ本も読めないような人が、
訓練受けただけで、セラピストになるって怖いなって思うんだよね
(その人が本当にそうなのかはわからないけどね→念の為)

こういうのは、勉強ばっかりでもダメだろうし、
また、実践ばっかりでもダメだと思うんだよね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

世の中の常識なんて、時代、時代ですぐにコロコロ変わるものじゃない?
私が幼少期の昭和の時代って、女は男のよき補佐役であれ、
良妻賢母であれってことを口やかましく言われた時代だったわよ。
それに学校の先生だって「女は男よりすべての能力が劣る」って真面目な顔して、
生徒に諭していたわよ、そういう時代だったの。

まぁ、男にしてみれば自分たちの都合のいいように世の中動いていたわけだけど、
女のしあわせっていうのは、そういう力強い伴侶に恵まれて、
そしてその人に守られて従い続けることだって、
うちの親世代なんかはそのことに微塵たりとも疑問を抱かなかったね。


でさ、思うんだけど、そういう風潮で楽をしてきた人々っていうのも、実際にいるのよね。
それは葛藤したくない、ごくごくフツーの人よ。
昔はね、22歳ぐらい過ぎて嫁入り先がなかったら、
たいてい近所のマッチング専門のおばさんがいて、
「ここの娘にはあそこの息子がぴったりかも!」
ってお見合いさせてくれたもんなのよね。

だから、自分から恋愛する勇気がない
シャイな男の子も女の子も近所の世話焼きおばさんのお蔭で無事結婚できて、
そしてその結婚もひとつの縁と考えて、長続きできたりするもんだったんだよね。

私はね、別にその頃がいい、って言ってるわけじゃないよ、もちろん。

しかし、昨今のように、自由恋愛が進むと、
シャイな若者はず~っと恋愛を経験せずに
本当はいいお母さんになれる素質もありながら、
シングルで居続ける場合もあるな、って思っているわけ。



今はさ、個人個人が能動的にセルフプロデュースができなきゃ、
一歩も進めない時代なんだよね。
そのせいか、結構みんな認証欲求が強くて、
「見てみて~! 光っている私を見て!」
ってバエを気にしすぎるような気がする。

なんていうの、世の中はさ、「世界にひとつだけの花」になれ、って
本当は平々凡々で慎ましく生きていきたい人でさえ、
無理やり理想に燃えろ、夢を持て、って駆り立てているような気がするんだよね。

だから、あんなにスピが流行っているんだと思う。


ま、時代は後戻りできないんで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何がいいたいのか、よくわかならい文章になってきたけど、
つまりね、「幸せ」なんて定義ができないの。

たしかに私にはトラウマがあるかもしれない。
心に傷があるかもしれない。
人とつるむことが苦手かもしれない。
お人悪かもしれない!
だから友達がいないのかもしれない!


しかし!
その御蔭で、ひとりでできることのなんと多いことよ!
本や漫画なんかひとりで読むしかないじゃん。
基本的に、映画やドラマだって誰かと一緒に観るかもしれないけど、
ひとりでできる行為じゃない?

編み物だって、ソーイングだって、話のストーリー考えるのも、
文章を書くのも、推敲するのも、ひとりじゃなきゃできないのよ。
散歩だってひとりでするから、楽しいの。
ひとりだから、フラッとルートを変えて寄り道もできるしね。
ちなみに基本的に巷で騒がれているコロナウツなんてものとは
私は全く無縁よ。
コロナになったって、自分の生活習慣は何ら変わらず。

わたしの場合、ひとりでする作業が8ぐらいで、
誰かと話し合う、一緒に食事するのは2ぐらいで十分なんすよ。
まぁ、ず~っとひとりきりって嫌だけどね。


それよりもね、常に誰かと一緒じゃなんにも出来ないって人のほうが
困ると思うよ。

知り合いに人と一緒じゃなかったら、喫茶店も入れないって言ってたな。

とにかくのべつ幕なしでず~っとず~っと、
どうでもいい話をし続けてる人っているじゃん?

本人はアウトプットできてすっきりしていいのかもしれないけど、
聞かされる方はたまったもんじゃないわw

面白い話ならいいけどさ、大抵の場合、そうじゃないことのほうが多い。
私の大事な時間を搾取しないでくれってマジで思うよ。

そういう人とは早晩、疎遠一択しかないですね。





いいんですよ、多少心に毒を持っていたって、
怒りがエネルギーになって、小説書きたくなるんだから。

なんにも葛藤がない人はこころが健康だろうけど、
そういう人は、心の痛みがわからないから、結構人生薄っぺらいかもしれないし。


そう思えば、味わい深い人生よ。









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ぼんぼちぼちぼち

過去ががぁっ〜と襲いかかってくる感じ、特に不眠時、、、それ、よく解りやす。
あっしは、一度目のダンナとの結婚生活の時、ダンナの実家って穏やかで円満な家庭だったので、否が応でも自分って何て母親に酷いことをされたんだろう?!っていうのが自分につきつけられて、結婚生活続けてるとどんどん精神状態が悪くなっていって、離婚したらまあまあ良くなって
で、二度目のダンナと結婚したら、過去が襲ってくるのがケロリと治りやした。
何故なら、二度目のダンナのお父さんはあっしの母親と別の意味で、もっと酷い毒親だったから。
「あー、自分より酷い親を持った人っているんだなあ」っていう人間をすごく身近に持ったことで、自意識の下にある深層心理みたいな部分で自己肯定できたんでやすね。
結局、二度目のダンナとも別れてしまったけど、あのダンナを知ったことで、摂食障害も治ったし、自分が自分を再出発させることが出来て感謝してやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-01-30 21:03) 

sadafusa

ぼんぼちさん

そうなんですよね。真夜中に恐ろしい記憶がフラッシュバックするのは本当に辛い。

私は自分がかなり異常な家庭に育ったんだけど、それに気づくのは驚くべきことに40代後半なんですよ。
というのも、実はダンナの義両親がやっぱり実の両親を上回るほどの、毒親ならぬ、毒ガス親でして。
政治家だったんですけど、自分の票田を得るためになら、実の孫娘を犠牲にするぐらいは平気な人だったんですよね。
娘が中学入学のとき、超ド田舎に作られた寄宿舎制の新興宗教の学校に無理やりいれさせようとしたりですね、かなりめちゃくちゃな人だったんですよ。もう、子供が成人するまで、家族を守るため、毎日が戦争でした。だから、うちの親なんか構っていられなかったんですね。

私は真夜中のフラッシュバックが起きさえしなければ、セラピーセッションなど受けようと思ったりしなかったと思います。

人間って不思議ですよね。義理の夫の両親が穏やかな人であれば、それを喜べばいいのに、なぜかそれがトリガーになったりする。
また、もっとひどい人状態のを見て、癒やされたりするもんですよ。


また、今の日本って状態はまちまちだろうけど、みんなある意味で全員アダルトチルドレンだと思っています。
日本は過去に大きな戦争をして、「欲しがりません、勝つまでは」って個人個人に圧力をかけて、国民全体にムリをさせた。
ソレで勝てば傷も浅かったのかもしれないけど、大負けしたしね。

そこでみんなトラウマみたいなものを抱えているんですよ。
うちの親の世代が第一世代、私達が第二世代、その子どもたちが第3世代、そしてその子供たち、(私から見たら孫にあたる)でやっとその弊害もなくなるかも、ぐらいにはなりますでしょうか。
つまり、100年かかるんだよね。

まぁ、私はそれでも、なんだかんだ言いながら、しぶとく
自分のやりたいように生きてきたから、それでよしかもしれないです。

by sadafusa (2021-01-31 10:35) 

Yui

こんばんは Yuiです。
毒親談義、様々ですよね。すごくよくわかります。私も結婚して初めてうちの親が毒親であることを知りました。
セラピーですけど、私はもう20年以上最初は1ヶ月に1度、最近は3ヶ月に1度カウンセラーにかかっています。婦人科の女医の先生でとにかくよく聞いてくれる先生です。必要日応じて睡眠薬やそのほかの薬も出してくれます。これって不妊に関する心理相談で実母の攻撃から身を守るためずっとかかっていたのでした。ここにかかっていなかったら私は自殺してたかもしれないほど追い込まれていました。


>トラウマは第4世代
毒親ですけど、私はこれを解決するのに画期的な題材を見つけたんですよ。それは私の曾祖母の手記なんです。このひとがすごい人で、30歳くらいで夫を失くすんですが、その時、姑とその子ども、自分の子ども、里子の10人家族を1人で養わねばならなくなるんです。戦前の旧民法ですから女に相続権はなく、夫の遺産は息子が18歳になるまで凍結だったようです。彼女は代用教員として小学校に職を得ると当時の検定を受けて正規の教員になり、後に女学校の教員になり、最後は自分の女学校を作るところまで行きます。最初の頃の生活は本当に厳しく、姑の作った弁当を持って、電車代も惜しんで、歩いて夜間部の非常勤に出たりしたことが書いてあります。住むところも今でいう障害物件で自殺者がでた住宅に住んでいたそうですが、何も出なかったと明るく書いてありました。生活苦、貧乏のあまり、死のうと何度も思ったと書いてあり、新聞に相談もして載ったけど、もう少し頑張りなさいとしか答えてもらえなかったそうです。


私も何度も死にたいと思ったんですが、この手記を思い出すと自分がまだまだだと思ったりします。また、母に対しても毒はいろいろな形だけど愛情がなかったわけではないのだなと思ったりもするのです。なんか書いたりしてくといいですよ、sadafusaさま、100年後に曾孫が読んでくれて励まされたりするかもしれないです。
by Yui (2021-01-31 20:32) 

sadafusa

Yuiさま

カウンセラーがお医者さまっていうのがすごくラッキーだと思います。なんと言ってもお医者さまになるには、やはり入学試験という高いハードルを越え、そして六年間みっちり勉強して、国家試験に合格し、なおかつそれからインターンなどを受けて訓練するんだから、やはりそれなりなわけですよ。そういう方にお話を聞いてもらい、お薬を処方されるっていいなぁと思います。


偏見かもしれませんが、カウンセラーとかセラピストなんて、(近い将来は国家資格を取れた人間だけが、名乗ってもいい、というようになるそうですが)自称であって、体系的な勉強をしなくても、セラピーとかできるんですよね。

こういった人たちの中には、異様に認証欲求が強く、「こんなふうに困った人を助けられる自分」ってことに酔ってしまって、肝心の相談者の悩みなんかどうでも良かったりする人もいるんですよね。

曾祖母さまの手記
それはすごいですね。
もしかしたら、お母さんが昭和ヒトケタぐらいとすると、おばあさんが明治の末期、とするとそのお母さんだから、もしかしたら明治時代が始まったばっかりぐらいのお生まれかもしれないですね。

これぐらいに生まれた人ってすっごく芯が強い方が多いですよね。
「坂の上の雲」などを読んでいても、みんな幕末の動乱を知っているものだから、第一次世界大戦などあまり動ぜず、柔軟な思考ができた人が多かったみたいです。
陸軍大将の秋山好古さんなどは、本当に貧しくて、学校にもろくろく通えなかったのですが、活路を見出すため、始めはタダの師範学校かなんかに通い、やはりタダだからってことで陸軍の学校へ入られたんじゃなかったですかね?
そこらへんの状況が曾祖母さまとよくにているような気がします。


私もトラウマがどうのこうの、と騒いでいますが、でもね、
反対に「艱難汝を玉もす」って言葉もあります。
苦難をどう乗り越えるかでその人の器量も推し量られるかなって思ったりもします。


~~~~~~~~~~~~~
たしかにYuiさまが死にたいって何度も思われるのは、わかりますよ。なかなか子供が授からないのに「孫ができないわたしって可哀想」ってどういうことって私も思いますよ。
本来なら「あの子も可哀想につらい思いをしているだろうな」って慮って「私が可哀想」だなんて娘に面と向かって言わないです。
でも、うちの母もどっちかというとそういうことを臆面となくいう人間でした。

ハハ、わたしのひ孫がもし、わたしのブログ読んだら
「曾祖母ちゃんって破天荒な人だな~。はずかし~」って
思うかもしれないですよ。

ま、でも却って気持ちが楽になるかもね。
by sadafusa (2021-01-31 21:39) 

Yui

民間のセラピストというのは何をするのかわからないけれど、病院で行うカウンセリングは30分5000円、1時間1万円というのが普通だと思います。私は行きつけの歯医者さんに紹介してもらいました。当時は婦人科医が珍しかったです。その先生も女性の歯科医で女子校時代の同級生が近くにレディスクリニックを開業するからと教えてくれました。京都にもあると思います。思わぬ縁でずっとかかっています。


ひどいこと言われた記憶っていうのもずっと残るものですね。母には今思うともっととんでもないことも言われたなあっと記憶が蘇ります。でもうちの母はもう亡くなっているので。
母方の家は無駄に高学歴思考なんですが、これはこの曾祖母のせいでしょう。常に検定試験の勉強をして上級教員を目指す生活。受かれば生活は確実に上昇するのですから、勉強=生活苦からの脱皮 だったと思います。家族全員が協力して曾祖母に勉強する場(図書館など)と時間を与えていたようです。
あと、事故物件でも幽霊は出ないということで、宗教は捨ててしまったらしい。祖父(曾祖母の息子)は、本当に無宗教な人で仏壇とか神棚とか家に全くなかったです。位牌とかを置く場所すらなかった。

>わたしのひ孫がもし
だいじょうぶ、予想したところと違うところに感動して読むんじゃないかと思います。曾孫さん、もしかしたら中世賤民史を専攻なさるかもしれないしねーー。
by Yui (2021-02-01 09:31) 

sadafusa

カウンセラーが女医さんっていうのがポイント高いですね。
最近、坊っちゃん育ちで人の気持がわからない男性医師より、
チャキチャキした女医さんのほうがいいなって思うこと多いです。

まぁ、私はおそらくセラピーセッションはしないと思います。
もう眠れるようになったから、昔の恐ろしい記憶が襲ってこなくなったんで。
思うに、本当に親から愛された人って大人になったら、あんまり親のことなんて意識しなくなるもんだと思うんですね。自分の人生を充実させるのに必死なはずだから。

それなのに、ついうい親のことを考えてしまうのが、そもそも異常なんだと思います。
しかし、最近、私もここに毒親のことをカミングアウトして、詳らかにしたせいか、だんだんとその陰も薄くなりつつあります。
よくなっている証拠ですね。

>事故物件
必死で生きている家族って、平気で事故物件に住むらしいです。
一説によりますと、もしそこに地縛霊なりがいたとしても、
そこに住みだした家族の必死さに地縛霊も「しっかりしなくちゃ」って改心して、成仏する霊が多いのだとか。

まぁ、本当かどうかはわかりません。

仏壇とか神棚は願いを叶うために拝むんじゃないんですよね、本来は。自分の崇高な感謝の気持ちを捧げるものなんです。
日本人は神を自分の奴隷か召使いかなんかに思っている人が多い。
違うんですよ。神は人のために存在するわけじゃないんですよね。

ま、でも無宗教に徹するのならそれは、それで清々しい生き方だと思います。私も死んで位牌とか作られるの嫌だな。戒名なんかもいらんわw

>中世賤民史
それ、面白いね。網野善彦先生みたいな人になるか、「もののけ姫」みたいな傑作を作るクリエイターになってくれるとあの世から応援するわw
by sadafusa (2021-02-01 17:42) 

Yui

>女医さん
いやいや女医さんでもこちらと相性が悪かったり、周りが男性ばかりで女王様になってしまっている人もいますから、こればっかりは当たってみるしかないです。
眠れるようになったのは何よりですね。やはり身体と心は連動していますから、まず身体の悪いところを直すといいと思います。
たとえ親と子でも相克する部分は必ずあるので、それはもうどうしようもないかも。

>無宗教
ほかに信じるものがあって無宗教なのはいいんですよね。本人はね。でもその子どもたちも無宗教で育てるのはどうしたもんだか。迷える子羊になってしまう。無宗教だと親子の縁はよくも悪く強くなりますね。親の強権が容赦なく発動されてしまう。きちんと子どもの頃に宗教教育されていると死に対しても強いし、逆境にあっても強い自我ができるのである程度しっかりした宗教に触れているといいのではないかと思います。

>「もののけ姫」みたいな傑作を作るクリエイター
それは楽しそうですね。ネタにつきると曾祖母ちゃんの本棚を荒らすとか。

私の曾祖母は未亡人になった時、夫の親族が本棚の本を売り払ってそのお金を分けようとされてしまったそうです。(女性に相続権がなかったので)
ですが、この本は私が裁縫をして買ったものだとその領収書と本の売買の記録を見せて親族どもを喝破。亡き夫の本と自分の本を守ったそうです。
by Yui (2021-02-02 08:56) 

sadafusa

>女医さん
あ~、娘の高校の同級生で女医さんになった人いますけど、
やっぱり、なんつーか、女王様タイプの人でお付き合いするの、
ちょっと苦手だなぁ~みたいな人いましたね。

男も女もやっぱり最終的に相性でしょうかね。
今回は本当に勉強になりましたね。血圧が不眠の原因だったなんてね。
今、通っているクリニックもやっぱり女医さんで、サバサバして、変にべったりした性格じゃないので、私と相性が良い先生です。

>無宗教
ん~。どうなんだろうねぇ。これも程度問題というか…。
宗教にすがっている人って厄介ですよ。
うちの母親みたいに家庭内の問題を宗教で救いを求める人間ってね~。
カリスマチックな人が好きなんだよね。問題解決にあたって、その人に悩みを聞いてもらってそのとおりにする。
でもそれで問題が解決しないと、すぐまた別の宗教なんですよね~。
うちの母親は、キリスト教や仏教とか、インドのヨガとか、あるいは新興宗教など堂々巡りしていましたよね。
突然宗旨変えするんだよね。本当に迷惑!

ま、なにか人智に及ばない力が存在刷ると思って、
自分を律しているぐらいがちょうどのような気がします。
私個人は密教が好きなの。


>夫の親族が本棚の本を売り払ってそのお金を分けよう
これ、すごいですね。容赦なくないですか?
その家に男がいなくなったとたん、その家が極貧であえいでいるにもかかわらず、男兄弟が来てその家の財産を食い物にしようとする。

こんな親類、いらないですね。

だけど、曾祖母さん、女丈夫だわw
そんな血が流れていると思えば、なんだか誇らしいよね。

うちはね~、どっちかというと犬神家の一族みたいな
家だからなぁ~。
なんか嫌!
by sadafusa (2021-02-02 15:39) 

Yui

>相性のいいお医者さん
そのクリニックの相性のいい女医さんにカウンセラーをしてくれる医師がいないか聞いてみてはいかがでしょうか?相性のいい先生の友達の先生を訪ねてみると自分も相性がいいかもしれません。(ダメなこともあるけど)

>多宗教
ああ、あちこち宗旨変えして回るのね。それはたまりませんね。新興宗教の餌食になってしまいそう。困ったものですね。

>本棚の本を守る
曾祖父さんは3年ほど朝鮮半島に家族で赴任になったらしいです。仕事は新聞社で社説を漢文で書いていたらしい。曾祖母さんは小学校の先生を頼まれて収入があり、なおかつ彼の地では和裁のできる人がいなかったので得意の裁縫で着物を縫うと曽祖父の収入以上のお金を手にすることができ、それで本を2,3000冊ほど買ったんだそうです。

明治の憲法って本当にひどくて女性の財産権を認めてないんですよ。
田舎に畑や山林もあったらしいんだけど、長男が20歳(前に18歳って書いちゃったけど20歳の誤りでした、ごめんなさい)になるまで、財産凍結で、しかも父方の親族が後見人になってしまうそうです。もっと言うと、母親には親権がないような扱い。ひどいですよね。江戸時代にはちゃんと女性の財産権が認められていて、親権も母が当然持っていたのに。

by Yui (2021-02-03 09:47) 

sadafusa

>本棚の本を守る

お父さんが万が一亡くなったら、長男が20歳になるまで財産凍結って、なんか理不尽じゃない?
お金があっても、財産凍結じゃ、上級の学校へ行けないじゃないですか? 明治の憲法ってそんなに理不尽だったんだ~。
やっぱ、著しく男尊女卑なのって明治以降なのかもしれないですね。明治政府はナポレオン法典をお手本にしたらしいけど、フランスにも男尊女卑の風はあるけれど、それでも日本より酷くなかったって。

おそらく女・子供は一人前の人間だと認められてなかったんだろうね~。酷いわ~。

そんな中で、曾祖母さんは代用教員とか、裁縫の手腕があったってことですね。彼女はきっと女学校まで行って、学があったってことなんでしょうね。

やっぱり、いつの時代も求められるのは、教育と人間力なんでしょうね。
by sadafusa (2021-02-04 16:48) 

Yui

昔の領地だから、後見人の叔父さんが不動産は動かせないけど、田畑の収獲物なんかはいいように売り買いしちゃうとか。当時3歳の長男を後見するからと言って引き取っちゃうとか。

昔は兄の学費のために妹が身売りするとか信じられない家族関係ですよね。財産権がないって怖いです。
by Yui (2021-02-05 19:05) 

sadafusa

>兄の学費のために妹が身売りする

ね~、信じられない時代だよね。
兄の出世のために、妹に売春させるんだよ?

そういえば、歌舞伎を見てると、
たしかさ、大石内蔵助の吉良家討ち入りの話でさ、
討ち入りするにもお金がかかるっていうんで、
妻が遊女になるっていうんで、そのお金で夫が討ち入りに参加できるみたいな話があって、
「やれ、めでたや!」とか言ってるんだけど、
見ているほうは「何がめでたいん? 妻を苦界に売っておいて。何をいけしゃあしゃあと」と思うような話が多いのよね。

こないだ顔見世でみた話は、土佐派の絵描きが、吃音なんで、
お師匠に「土佐ナントカ」って名前をもらえないで
悔しがっている話なんだけど、
絶望して死のうとするのね、

それで辞世がわりに当廊下なんかに自分の自画像を描いたら、
その裏側にも自分の絵が浮き出たとかいう話なんだけど
「浮き出たことと、この人の絵の実力と何の関係があんの?」
とかマジ思った。

まぁさぁ、昔はこれで観客が感涙するんだろうから、
昔の人間のモラルと今とは著しく違うということよね。

森喜朗さんなんか、おじいさんだし、昔の人だから
「女の議会は長引く」なんて言っても
「何が悪いんじゃ?」って開き直ってるよ。
そういう前時代の人なんだからしょうがないな、
って思ったよ(はやく、引退せい)



by sadafusa (2021-02-05 21:20) 

Yui

>森喜朗

もー、このじっちゃんは前世紀の遺物ですからね。
知っている女というのがお母さん、奥さん、娘、クラブのママさん、しかないのよー。女の上司も知らないし、女の部下も知らない。ましては女性のライバルも存在しなかったから、どう扱えばいいのかわからないの。

私は伝統的な家族がいいなんて思ったことないわ。夫婦別姓に反対する人が伝統的な家族が壊れるというけど、そんなものを守って家族がうまくいくと思えない。明治や江戸の方がよっぽど離婚率高かったでしょう。
子どもは親のもの、婦女子に財産権なし、妻は夫の所有物、が昔の家族なんですよ。
by Yui (2021-02-08 11:43) 

sadafusa

この人、見てるとうちのじーちゃんを思い出すわ。
ほら、安倍さんの森友学園問題があったじゃない?
あそこってさ、たしか教育勅語の復活かなんかで
完全な父長制度の復活を目論んでいたんだよ。
あんでかって、そういうところが票田だったから。

で、うちのじじいはそういうところに、私の大事な娘を
親から引き離して入学させようと目論んでいたの。

本当に体を張って、娘を守ったわ。うちの旦那なんて
気弱で全然立ち向かえないんだもん!
じじいが「お前みたいな女は嫁じゃない!」とかほざいてたけど、
ああ、結構、あたしゃ、あんたに嫁だなんて認められなくても
全然構わないよ、このクソジジイ~で大決裂よ。

今死にかけているけど、多分葬式になんか行かないと思う。
だってうちの父親の葬儀でさえ、「めんどくさい」とか「運賃がもったいない」とか抜かしおったんですよ~。
わたしと両親との経緯と、こいつが父親の葬儀に出る出ないとは別問題。
死んでも、別に悲しいどころか、なんにも心に響かないわ。
森さんだって、おそらくそういう人間のひとりよね。

もう、もうろくしてんだから、後世の若者のために引退するのが世のため人のためよ。ふんだ。

江戸時代は明治よりマシだったかもしれないけど、中世なんてもっと自由で、身分は江戸時代みたいに固定されてなかったし、女だって家と財産の相続権だってあった。
宮崎駿さんの「もののけ姫」って歴史的側面からみても、相当正しいものの見方をしていて、劇中に出て来る「エボシ御前』が女の身ながら、自分が思う王道楽土を作ろうって男どもを率いているっていうのは、大いに有り得ることなんだよね。

まあ、中世は結構殺伐とした世界ではあったけど、ダイナミックではあったんだよね。

おそらく明治は、始まった時点で目前に「第一次世界大戦」が迫っていた。だから、こういう国家に都合のいいように、制度を整えなければならなかったんだと思うよ。
富国強兵ってなんのこっちゃない。
女は兵隊をたくさん産めってことなんだと思う。
離婚とか、財産の所有権なんか認めていたら、
戦争に負けちゃうじゃない?

まぁ、戦争はいろいろなところに弊害をもたらすものだよね。

by sadafusa (2021-02-09 15:51) 

Yui

こういうパターナリズムの人って一見面倒見のよい人に見えるから厄介よね。
お嬢様を全寮制の寄宿舎へって感じですか?どういう教育をしようとしてたのやら。良妻賢母ですかね。でも言い出したおじいさまは良いと思って言っているんでしょ?それは身体を張って止めないとならないですね。よくぞ止めましたー。

たぶん、森さんも親しい人にはとても温情あふれる人なんだと思いますね。良き父、良き祖父という感じじゃないか?70年代くらいまでは、あの物言いで通じましたよ。穏やかに注意したつもりなのよ、たぶん。

明治時代の富国強兵はいろいろなところに傷を残していますね。
しかし、やっぱり私は女性自らが自分で勝ち得た権利でなければもたないと思う。平安時代や室町、鎌倉の方が自治権があったから面白かったでしょうね。

私もこういうパターナリズムの人に苦しめられたことを思い出した。しばらく研究生をしながら結婚をして、教授に就職口をきいて頂いたんだけど、結婚しているということで非常勤講師の口しか紹介してくれないのよ。奥さんの給与は少なくていいという考え方なのね。まあ、結婚してすぐに子どもに恵まれたんだったらそれでもよかったのかもしれないけど、私はちゃんと一人前の給与を得て一人前に働きたかった。その教授は奥さんはもちろん専業主婦で元学生だったとのことでした。この教授は人間性はとてもいいとされていて、温厚で穏やか、面倒見が良さそうと言われていました。


それから研究室を代わって助手になったのだけど、そこの教授は学生同士の結婚で奥さんも常勤で働いていたので、就職に関する話はしやすかった。こちらの教授はすごい毒舌の教授だったんだけどね。私はそういうのは平気だった。やっぱり環境かな、人を作るのは。
by Yui (2021-02-10 15:33) 

sadafusa

森さん、辞任の方向に言っているみたいですね。

うちのじーさんも「大好き!」っていう人と
「大嫌い! 死ね!」みたいに思っている人と
はっきりふたつに別れていましたね。


「大好き!」って人は、私から見ると庶民的な下町っぽい人が多かったかな。
反して、大嫌いって行っている人のほとんどは趣味人だったかな。
今風に言い換えると「オタク」というか、個人の自由を大事にする人なのよね。まさにこれって私よね。

私はね、「女(男)は◯◯でなければならない」っていう、
上からの押し付けが大、大、大嫌いなんですよ!!

自分の生き方ぐらい、自分で決められるわい、
お前の指図は受けんわって思ってました。
それに、そう言った人間が、その結果に対して
責任を取ってくれるわけでもないしね。

人の人生に介入して押し付けするんなら、
その責任を取れ!
取れないんだったら、人の人生に介入するな!
と強く言いたい。


>非常勤講師の口しか紹介してくれない教授
なんだろうね~、
私たちの若い頃ってそういう時代だったよね。
私も昔大企業に勤めていたんですが、
そこの部長にハッキリ言われましたよ。
『君たちって、別に能力を買われて
 会社に入ったわけじゃないのよ。
 忙しい社員の嫁候補として入ってもらったんだから、
 25歳すぎたら、自分を恥じてさっさと
 自主的に退職してくださいね。
 男はそういうトウのたった女性と結婚したがらないし。
 だいいち、子供を産む時期すぎているでしょ」

これね~、今言ったら、大、大、大問題だよ!
でも、昔ってこんなのごく普通の光景だったよぉ~。

ま、その教授っていう方は女は
「子供を産み、育てて、
帰ってきた亭主にかいがいしく仕えるのが務め」
と信じて疑わなかったんでしょう。
たしかに昔の男性は一家の大黒柱で
家の人間に尊敬されていたという面もあったけどね。

そういう家はさ、反対に専業主婦の奥さんに
お茶やお花ぐらい習わせるだけの甲斐性がなきゃ、
逆に軽蔑されたけどね。


しかし、こういった考え方は前時代のものであって、
子供というのは両親や社会が育てていかなければならない
ものだし、そのための保育所なり、施設なりをきちんと
勤務先や社会が用意してくれないと、
先々、人口が先細りするだけよ。

毒舌の先生は、男女差別をしないから、毒舌なのであって
それだけ進歩的だったんじゃない?
別に仕事ができりゃ、穏やかな人格者でなくても一向にかまわないっていうか、
逆に穏やかな人格者でも、仕事ができなきゃ
仕方がないっていうかね。

by sadafusa (2021-02-11 15:56) 

Yui

>そこの部長にハッキリ 
クリスマスケーキの頃ね。確かに昔はそういうのあったけど、
そんなのー! 今だったらたいへんですよー。そんなこと言ったらね。均等法前だったんでしょうか?そんな会社で長いことなんて働けないよね。つらすぎる。

そういえば、その教授は自分の命で私に残業させて21時帰りになった時に「(私の夫に)申し訳ないことをした。君、(夫に)あやまっといてくれる?」とか言うのよ。残業してたいへんだったのは私!よ、私に誤ってほしいわ。というか奥さんは旦那の所有物なのですね、借りちゃって悪かったという論法なのよね。

毒舌の先生はね、今でいうと確かに進歩的な家庭を築かれていたわ。奥様の実家に住まれて(マスオさん)子ども二人を育て、奥様は単身赴任で地方都市に務めていたのね。共著も出されていたし、奥様のキャリアを大切にしていることはよくわかったわ。ただねえ、セクハラやハラスメントはしょっちゅうで決してお行儀の良い先生ではなかった。

by Yui (2021-02-11 20:45) 

sadafusa

思うんだけど、
時代が変わっても、
男と女はどっか
永遠に理解できない
狭いけど、深ーい溝があるような
気がしてならないんだよね。

考え方は進歩的でもセクハラなんじゃねぇ。
隙あらば、女をモノにしたいっていうのは
男の本能なんかもね。

by sadafusa (2021-02-13 13:59) 

Yui

>隙きあらば
これは本当に本能なんだと思う。
男と女が一緒に働くのは難しいね。
家庭でも社会でもね。
by Yui (2021-02-13 20:28) 

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