呪いの言葉に惑わされてはダメ! [雑文]

みなさん、こんにちは。


月も改まって9月に入ったというのに、残暑が厳しいですが、
いかがお過ごしですか?

私の住む京都は夏の暑さが相当に厳しく、
天気予報で37度と予報された日には、
日中のアスファルトの上は間違いなく50度はあります。

日が沈んでからも、どんよりと生ぬるい温度が続き、
外気温であっても30度はあります。

そよりとも涼しい風が吹きません。

私、今年もさすがにバテてきて、しんどいです。
だいぶ、不眠症も収まってきたのですが、
エアコンだと、皮膚ばっかり冷たくなって、身体の深部が暑いままなので、
本当に寝苦しく、なかなか熟睡できないんですね。
かてて加えて、私は非常に肌が弱く、虫にさされたりするともんのすごく腫れ上がる。

で、なかなか気持ちよく眠れない。

9月は私の誕生月でもあるのですが、
一年で一番キライな月です。

これは死ぬまで変わりそうもありませんね。


~~~~~~~~~~~~~

さて、今日はタイトルの通り、「呪いの言葉に惑わされてはダメ!」って話をしようと思います。

コレを読んでいらっしゃる方もご自分が幼少時に親とか先生とか友達とかからに
「お前は頭が悪い」とか
「お前はブスだ」とか
「何をやるにつけ、要領が悪い」とか
なんらかの、それもネガティブな決めつけをされてきませんでしたか?

それって間違いなく、呪いの言葉なんですよ。
そういうふうな言葉って、一見何気ないように見えて、
深くその人の心の内部に働きかけて、その人の可能性を潰してしまいます。


これはなにも、私の経験による着想っていうのではなく、多くの学者さんがそのようなことを
おっしゃっておられますね。


「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

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  • 作者: 苫米地英人
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  • 発売日: 2014/04/14
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私、昨日、Amazonのkindle unlimitedをサブスクしているとただで読めるので、
この本を読んでおりました。
すると、やはり苫米地センセイも同じようなことをおっしゃっておられましてですね、

マイナスの自己イメージについてこう語っておられます。
「あなたの自己評価は、子供の頃から聞かされてきた他人の言葉でつくられている」
つまり、言葉によって良くも悪くも自己イメージを作り上げているのだと。
そして「自己イメージがプラスであれ、マイナスであれ、私は自己イメージに沿うように思考して行動している」のだと。

これってね、他にもたしか、中村うさぎさんのエッセイの中でDNAの研究所を訪ねてリポートの中にもあった考えだし、たしかDaiGo師匠、ニコ動かなんかで話ておられたように記憶しております。
あと、心理カウンセラーのの大嶋信頼センセイもご自身の著書の中で、いかに親のダメ出しの支配から逃れるのが大変かを書かれていますね。


https://sadafusa-novels.blog.ss-blog.jp/2018-04-08
(中村うさぎさんについての過去の記事がありました)


「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

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  • 作者: 大嶋 信頼
  • 出版社/メーカー: すばる舎
  • 発売日: 2016/10/05
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結局ですね、親に「お前は頭が悪い」と言われたりすると、その自己イメージに向かって
人は無意識に頭が悪くなる自分っていう道を選択してしまうんですよね。

具体的に言うと、
親の「お前は頭が悪い」という呪いの言葉によって、
頭が良くなる数々の選択を自分から選ばなくなるのです。

なんとなく、教科書を読んでも親の呪いの言葉によってか、理解することもできず、
興味も沸かず、したがって予習も復習もしなくなるんですよ。

「お前はブスだ」っていうのも一緒です。
最近のYOUTUBE動画でも「よくもこんな」と思えるほど、
お化粧技術によってきれいになっている人が多いじゃないですか?

美人になるためには、生まれながらに美しくなければいけない、と思うかも知れませんが、
私はそれだけでは絶対に美しくなれないと思いますね。

まず、天賦の美貌、それプラス、常に贅肉がつかないように適度な運動する習慣も必要だと思うし、
また、着ている服のセンスのよさっていうのも大事だと思うし、
表情の明るさとか、洗練された身のこなしっていうのも非常に大事だと思います。
また、話す話題もセンスがよくて面白い、とか、心配りが温かいとか、
美人には、単に外形の美醜だけでなく、さまざまな要素が絡み合っていると思います。

たとえ同じ顔をしていても、
親に「かわいいね」って肯定的な言葉がけをされて育ってきた人と
「みっともない」と言われ続けてきた人とでは、そこにはかなりの隔たりがあるように
思えるのです。


余談になりますが、かの「ハプスブルグの美神」と有名なエリザベートですが、
彼女は母親に「あの子は全く取り柄がない」と言われて育ったそうです。
また、彼女は伯母で姑にあたる皇太后に「お前の歯は黄色い」って言われて、ショックのあまり
決して大きく笑わなくなったそうです。

エリザベートが自分の美しさに気づくようになったのは、
精神衰弱を患って、オーストリアの宮廷を遠く遠く、離れたアフリカのマデイラ島にいた時、
食料と燃料補給に寄港するため上陸したイギリス海兵たちの反応を見たからだと言われています。

だからまぁ、美人とまではいわれないにせよ、ある程度の努力で「感じのいい人」となるのは、
さほど難しいことではないような気がするんですよね~。


~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、ダイエットの話なって恐縮なのですが、
ダイエットにしても痩せやすい人と痩せにくい人っていると思うんですよ。

特に身内に、協力的と言わずとも、ただ傍観しているだけならまだ許せるのですが、
邪魔してくる人っていうのがよくいるものです。

その典型がうちの母親と父親ですね。
うちの母親はわたしがダイエットしようとすると、
「女の子はちょっとぽっちゃりしてるほうがかわいいものよ」とか言って
ダイエットをしている時に限って、カロリーの高いものばかりを買ってきて、
人に食べさせようとする。
それでくじけて、めっちゃ肥ったとするじゃないですか。
すると、急に豹変して
「お前は醜い。豚のようでデブ、みっともない」
とか言い出すんですよね~。

だから、ダイエットしてるんじゃないの、って思うんだけど、
こういう人は自分の気分次第でコロコロと意見が違ってくるんですよ。

父親は父親で、夜の遅くに寿司屋からのお土産だとかで、
こってりイクラなんかが載っている、海鮮丼なんかを持って帰ってきていました。
「肥るから食べたくない」っていうと
ものすごく不機嫌になるんですよね。

こんなのはごくごく一例ですが、私、あるとき、
これ以上両親と付き合うと、ダメな自分から這い上がれなくなってしまうって感じたんですよ。

なんか「sadafusaはダメな女」って認識している人間と付き合っているということは、
その認識を心ならずも共有していて、なにか自分がそのダメな認識から逃れられないような気がして。

私、ある時を境にですね、母親とは絶縁しました。
(父親はすでに他界していた)
すると不思議なことに、付き合わなくなったことで全ては
自分がなりたい、と思っていた方向へと向かっていくのです。

今度のダイエットのこともそうです。
こんなにも自分って意思が強かったんだなぁって再認識しました。


私はずっと親に
「お前はブス」
「お前はデブ」
「お前は何者にもなれない」
「お前は気が小さい」
「お前なんか何の才能もない」
「お前は、お兄ちゃんよりもずっとずっと劣る」

と言われ続けて育ちました。
これって一種の虐待だなぁと気がついたのは人生40年を過ぎてです。

それまでずっと自分が悪くて、親や兄弟や親類に迷惑をかけているのだと
罪悪感にまみれて生きていました。

そうじゃないんですよ。

親とは疎遠になろうと思っていた初めの頃は、
親を捨てたのかもしれないと、やはりそれなりに罪悪感を持ちづづけていたのですが、
最近そうではなく、連絡を取ろうと思えば取れる環境にありながら、
自分から電話一本かけるではない母親を見て、
「お互いさまなんだな」というか、

親と娘という立場にあっても、波長が合わなくなったら、疎遠になるものなんだなと
理解しました。

世の中には「卒婚」って言葉もあるじゃないですか。
それと一緒で、親子といえども、価値観が違っていて、
子供を貶めるようなことばかり言っている親とは離れてもいいんだと思うんですよ。

自分の人生は一回切りです。

今は、自分がブログや小説書いたり、好きな洋服作りをしたり、エスニックな料理を作ったり、
はたまた株式投資の勉強したりしても、以前のように、頭にモヤがかかった状態にはならず、
非常にクリアに物事が理解できるようになったのです。

昔は、頭が悪いと言われたせいなのか、単語のスペルひとつ覚えるのにも非常に苦労したというのにです!

やはりできることなら、こういった人からは遠ざかっているべきだなぁと実感しているのですね。





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ぼんぼちぼちぼち

今回の記事の内容、いたくいたく同感でやす。
どんなことでも親に否定され続けていると、そういう方向に向かっちゃうんでやすよね。
あっしは「自分は醜い」という呪いから解き放たれたのは、母親が死んで10年後の40才近くになったくらいからでやすね。
40才近くになった頃に、周りのたくさんのひとから容姿に対して肯定的に言われて、天秤の重りが軽くなるように呪いの比重が軽くなったっていうか。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-09-01 22:13) 

sadafusa

ぼんぼちさん

以前、お誕生日にご自分のポートレイトを掲げておられましたけど、
おきれいな方だなぁ~と思いました。
それに少し、ミステリアスな雰囲気もありますよね。
所帯じみてないっていうか。
とても素敵です。

ですから、少女時代、ほっぺたがぷっくりしすぎていて、
ニキビがたくさんあったみたいなお話を伺うと、
「えー、ウソ?」って信じられません。

ただ、お母様のお話を伺うとね、これはもう、人格障害だったんじゃないかって思われるんですよ。最悪ですね。うちの母も多分そうじゃないかなって思われるんですね。

ですから、ぼんぼちさんが当時自分に認識シている以上に、身体はストレスを感じていたってことですよ。
お肌は臓器のひとつですから。

で、40歳近くになられてそういう呪いの言葉から解放されたとのこと。お母様が亡くなって10年以上経つのに、呪文は生きていて効力を発揮していたって怖いです。

で、非常に興味深いなと思うのが、その言葉の威力から解放されて自分でも「もしかして、私って醜くないかも?」って思ったのと同時に周りの評価が変わってくるってことです。

人って自分のことを冷静に客観視することは案外難しいので、
「もしかして、自分に甘い?」と思いがちなんですけど、
やはり、ぼんぼちさんのもともとの姿が現れたんですね。

そういえば、「みにくいアヒルの子」とか「カエルになった王子」のようなお伽噺は案外、真実をついているのかとも思います。



by sadafusa (2020-09-02 11:58) 

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