2050年世界滅亡説? [雑文]

皆さま、あれよあれよという間に
年の瀬も押し迫ってきましたですね。

さて、最近、別段新しい本も読んでいないし、
ぼ~っと毎日を過ごしているんで、
しいてお伝えしたい!というメッセージもないのですが、

ちょっと気になったことをひとつ。

まぁ、身内でですね、
小うるさい、じいさんがいるわけですよ。
どこのご家庭にもいらっしゃるかとは思いますが。

この方と私って、空間上に浮かぶベクトルの違う直線同士というか
どこをどう探してみても、お互いに交わるところがないんですよねぇ。

いや、気質的には、ちょっと屈折しているところなんかは似ているとは思うけど
だからなのか、余計に反発しますね。

まぁ、それはそれとして、
いいたいことはですね、
この方齢を80越えなわけですね。

そして最近やたらと
「この世の中は2050年で滅亡している。
 それが証拠に男も女も一緒になりたいという性欲もない。
 だから結婚しない。同性愛も結構ある。
 そして人口は激減している。
 それなのに、ワシはこの世を心配しながらも
 生きていることができない」
とまぁ、このようなことをしょっちゅう口にしておられるんですよ。

いやいやいや。

なんかこういう日本会議っぽい発言、本当にきらい。


昔はですね、娯楽ってものがなかったんですのよ。
ですから、もう楽しもうと思ったら、そちらの方向しかなかったのね。

ゲイが多いとか、最近話題のフレディ・マーキュリーのことを
やたらとデスっておられますが、

いやいやいや。
昔から同性愛ってありましたでしょ。
プラトンの昔から同性愛ってあったでしょ?
レスボス島のサッフォーの昔からレスビアンはいました。

でも、途中でキリスト教がヨーロッパ社会に浸透していくと、
それはまぎれもない悪徳として、忌み嫌われていたので
表ざたにはならなかったのです。

人口だって、江戸時代は今より少なかった。
日露戦争で鉄砲玉にあたってくれる兵隊がほしかったから
「富国強兵」で子供をわんさか生んだんでしょ。
それまでの日本は、農村も子供は二三人ってところでした。

人口のことをいえば、先進諸国は減ってきているけど、
中国やアフリカは爆発的に増え続けています。

だから、人類は滅亡に向かっていないし、
ほろびもしません。

人間は無意識だけど、生き残るための巧妙な作戦を
DNAの中に残しておりまして、
いろんな種類の人間がいる。
痩せている人も太目の人も
それぞれ、生き残れる作戦のひとつなんですよ。

もし飢餓が来ても、太目の人なら生きていけるでしょ?

それに、エイズだってアフリカの村が全滅したって、
絶対にそれにり患しないDNAを持っている人だっているんです。

もう、平安の昔から、
末法の世だとか、
ペストが流行って実に人口が三分の一に減ったときもあったけど、
それでも生き延びてきたんです。

それにね、わたしが子供の頃は
五島勉さんの『ノストラダムスの大予言』が大流行りだったんですよ。
1999年7の月に世界が破滅するという。
子供頃、本当にこわかったです。

でも、実際に何にもなかったしね。

つまり、わたしはこういいたいわけです。

なんの根拠もないのに、そしてこういう今の世の中を作った一端を担ってきたくせに
若い世代に謝るでなく、労わる出なく、
傲然とこんな無責任なことを言い放つ人に虫唾が走ります。



こんな不透明な世の中だけど、若い人はつまづいてもいいから
常に前を持って、希望にあふれて生きて行って欲しい。

結婚もしなくてもいいし、
子供も作らなくてもいい、
それだけが生きた証と本当に言えますか。

特に女性は「嫁して三年、子なきは去れ」とか
当然の世界に生きてきた男性は、横暴です。

自分のやりたいことをやって生きていくのが一番です。

そういうこれまで常識とされた世の中の足かせがとれたことで
わたしは世の中前進していると思っています。
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