わあい!! [雑文]

うれぴぃ~。
できました~。最後まで書けた~。今のところ10万字強。

書けただけだけど、でも何もないところから書くのは本当に辛いので~
最後の5pほど、文章めちゃくちゃだから、とりあえずそれをきちっと直して
しばらく寝かせます。
(あんまり文章を見続けているとマヒしちゃって、変なところがわからなくなるから)

とりあえずだけど、めっちゃ気持ちが楽になったわ!!


ということで、この喜びをここで叫びたかっただけです!!

ありがとう、ありがとう~。
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ある Youtuber のチャンネル [雑文]

みなさん、こんにちは~。今日はあっついですね~。
さてわたしは、今小説を書いています。

もともとこのブログは自分の小説を少しでもたくさんの人に読んでもらいために、
立ち上げちゃったんだんですけどね。

本当はこういうみっともないこと言うのは不本意なんだけど、
今、非常に辛い…。
辛いんです! なかなかねぇ進まないんですよね。

まぁ、知っている人は知っていると思うけど、自分のオリジナルを書いてから
三本、二次(タイトルを書くとヒットしちゃうからあえて書きません)を書いたのですがね…。

なんていうのかなぁ、自分ではさ、オリジナルにはない自分の世界観を盛り込んでやるぜ~って思って、せっせと書いていたの。で、三本目なんかは「くっ、いつになったら終わるんだよ、オラー!」って感じだったんですよ。
でもさ、わたしはね、同じような世代の方で、「この作品(オリジナル)昔読んだことあるわ~、懐かしい! だけど「たまたま」この人の二次読んだら面白かったわー。こういう切り口もあるんだね、面白かったね」で終わって欲しかったのよ。
自分では短歌の「本歌取り」の精神で新たな作品を作ったつもりでいたの。

で、こういうのって必ずどうでもいい文句垂れて来るヤツいるから、自分とこの前だけで店をひろげとこ、って思ったわけですよね。

…ところが、ですよ。
まぁまぁ、世の中には自分には思いも及ばぬ人種っていうのがいるんですよね。
ま、それがどんな人たちっていうのは、こんなところで言ったところでしょうがないんで、
あえて四の五のいいませんけどね。煩わしい。



そういうわけで…もう絶対に二次は書かないと心に決めました。
二次は労力が多い割には、案外と評価してもらえない。
どんなに一生懸命、自分なりに細かく感情表現、情景描写、はたまた場面転換、内容構成、かっこいい終わり方を考えたとしても、
第三者から「わたしの好きな二次ベスト10」とかされちゃって、他の方のものと
同列に並べられてしまう。
これはね、かなり堪えますね。
たとえ18万字書いて、こまかく伏線つけて、収束していくように万全の注意をして書き進めてていたとしても、4000字の作品に負けちゃうこともあるからね。



うーわー、これが本当の負け犬の遠吠えってやつでしょうか!!
そうですよねぇ、そうなんですよねぇ。
字数だけで勝負しても、しょうがないってことですよねぇ~!!

なんかそんとき、私の世界がガラガラガラと崩れましたわw

















(失礼しました…)



で。
今の作品の話になりますが…。
今ね、自分の卒業論文をネタにして書いているんですよね。卒論書いているとき、「あー。卒論ってつまんねー。こんなに一生懸命調べたのにさ、こんなしょぼい着地点しか待っていないのか~」って思ったのね、だからいつかこのネタ使ってリベンジしてやる、とか思っていたの。

だけどさ、わたしってぶっちゃけ言っちゃうと、自分の専門は日本の、それも中世の賤民史なんですよ。
結構、日本人の「ケガレ」観って特殊で、「死」ってものすごく不浄なんだよね。
だからぶっちゃけたことを言うと、日本中で、一番穢れちゃいけない存在は「天皇サマ」なんですよ。
そんでもって、不思議なことにその「ケガレ」ってインフルエンザみたいに人に移るんだよね。
だから、天皇サマにお仕えする人は天皇サマを穢れないようにするためには自らも穢れちゃいけないんだよね。それで…ヒエラルキーの一番底辺には穢れまくってるんだけど、汚いものを掃除して清める、そうじきみたいな人間が必要だったということです。

ん~、まぁ、こういう問題ってすごくデリケートで難しいトピックだから、それをそのままダイレクトに使っても仕方がないので、伝奇小説っぽく書いてみたの。
だけど~。日本てなんか建物とかさ、お召し物とかさ、そういう描写がもう、すごく、難しい。
だから、あんまり緩衝材になれるものがなくて、そこがまた文章書きにくい理由かもしれないね。

とにかく、今10万字書いて、あっぷっぷしてるんざますのよ。
あと6000字書いたら、一応終わる! とにかく、しばらく放置しておけるわけだけど、
それにしても二か月かかったのね。

IMG_6241.JPG



わたし、昨日、今まで作品にどれだけ字数を書いてきたのかなぁと調べたところマダムXは16万、月蝕14万、フーガ14万、名前10万、そして、そして時間は18万だったのですよ!!

18万! そりゃすごいわ。どうりでいつまでたってもトンネルの向こう側が見えなかったと思いましたよ。これも本当に大変でした。先が見えてこないという意味で。
だけど、だからといって、書きにくかったというわけでもなく…。

だけど、今のは最初から最後まで、苦吟してました。
書きにくいかった、どう収束させていいものやら、わからなかったし!

ぜひ〇〇ファンじゃなくて、〇〇の二次を読まれたついでに他の作品を読まれた方、
「おーおー、この人結構面白いじゃない」
とお慈悲深く面白いと思われた方!!
ありがとうございます!!

(もしかしたら)失敗してるかもしれないけど、それでも書き上げたら、一生懸命再構成、または推敲をいたしまして、いつかUPするからよろしくお願いします。

二次だから読むというのでなく、わたしの小説の世界観が好き、と言う方に
満足下さる作品を作っていきたいと思っております…。

わたしはハッピー・エンドで終わることより、美しく終わるってことのほうに
これからも力を入れて行きたいと思いっております。
(もちろん、美しくハッピー・エンドに終わるという方法もあると思います)

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長い前フリでした。

そんなわけで、本題です。
最近、すごく素敵なYOUTUBERさんを見つけたのよね。


https://www.youtube.com/channel/UCJNzvzTk5bBluZfVI6hEq8A

ジャンルは廃墟、心霊スポット探検の方です。
そういうのはたくさんあると思うんですが、この方、単なる肝試し的に探検しているような人ではなく、まず、きちんと地元の図書館へ行って、ことの真偽をきちんと当時の新聞なりなんなりで、確かめているんですよね。(風聞に惑わされないってことは案外大事です。それに新聞を何誌も読んで較べるってことも大事)


それで、もうひとりで探検なさるんだけど、ものすごい度胸です。
だけど、それがただ、恐いもの知らずっていう蛮勇でもなく、きわめて冷静なんですよ。
もう、廃墟って雰囲気自体がものすごく荒んでいて、なにか怨霊とは言わずとも、得体のしれない恐ろしさみたいなものを感じるんですよ。それをひとつひとつ、例えば壁に掛かっているカレンダーとか落書きされている暴走族の参上記念の月日とか、あるいは落ちていた少年雑誌、かたや車の車種、テレビの製造年月日などなどをきちんと調べて画像として納めていく。
これは結構できるようでできない技だと思います。こうやってこの方が、画像として残しておくこと自体、生きた証拠ですからね。

この廃墟の状態がよくわかるのです。

また、無謀なことはしないという冷静な判断も素晴らしい。



夜行く心霊スポットだとしても、昼間のうちにきちんと下調べして道などの状態を調べておられる。



一番すごいなって思ったのは、東尋坊の雄島へ反時計周りにまわる、「逆打ち」ってヤツにチャレンジされている回でしょうか。

東尋坊で自殺された方の遺体が海流の影響で雄島へ流れつくなんていうと、それを検証もせずにTVなんかは呪われた場所っていうふうに話を持って行こうとするけど、この方はそうじゃない。
「ここに三十年ぐらいはそういう遺体は流れついてないということだそうです」ってね、冷静なのよ。

以前、民放なんかで、赤い橋を渡っているうちに橋げたの下から手が伸びてきて足首をつかまれるっていう噂に対して、

「この橋の幅はざっと2メートルありますから、いくら下から足首を掴もうと思っても、それは無理ですね」と冷静な状況判断…。



途中で、録音が消えて、何者かの足音が聞えたりするんだけど、あわてず騒がす、きちんと「よりまし」としての石も持って帰られるという…。

絶対に焦ったりなさらないような感じ。そこがとってもそこらへんの男にはできない技だと思います。
わたしも、偶然発見したチャンネルでまだ全部見ているわけでもないんですけど、
思わずついつい見てしまう非常に興味深いチャンネルなのです。

舞鶴の「ロシア病院」とか富山県魚津市の「坪野鉱泉」など、この方の分析力は素晴らしいです。
いやあ、世の中には知られていない超人がいっぱいいますね。

姿形は存じ上げませんが、思わず「惚れてまうがな」みたいな方です(笑)










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いちまさん [雑文]

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ここのところ、話題がバラか密教で読んでいてうんざりされた方も多いのかなと思う(笑)

そういうわけで、ちょっと今日は変わったトピで。

このいちまさん(市松人形)は、長男が生まれた時、
なんか彼の誕生を記念するようなものがほしいなぁと思っていたのだけれど、
すでに勇ましい五月人形などは夫の実家にあったので、パス。

鎧とか兜とみたいな武骨なものがほしい、という気分でもなかったので…。
(ほしいという気分のときももちろんあるのですが)

ふと、町を歩いていたら、この人形が目に入ってきて
いきなり「ほしい~」って買ったんですね。

衝動買いだったんだけど、それにしても衝動買いにしてはすごく高いお買い物だったような気がする。
男の子なんだけど、このあんまり男の子っぽくないおかっぱとか、黒い松の木の振袖が
なんていうかエレガントで、非常にそのときのわたしの心の琴線に引っかかったのですね。

そのとき、全くお金を持っていなかったのに、夫はちょっとびっくりしたみたいけど、
嫌な顔もせず、「あ、いいよ」って買ってくれたのでした。


それで、だいたいこの時期に限定して飾っています。
このお人形は、もともと着せ替え人形でして、
他にも着せかえようと思えば、いろんな衣裳に着替えさせることも可能みたいなのですが、
わたしは、この優雅なお振袖が好きなので、ずっとこのままでいます。


その時、結構高かったのですが、今値段を見てみると、驚くほど値上がりしているので、
あのとき、思い切って買って置いてよかったな、とも思っています。



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御朱印 [雑文]

https://www.asahi.com/articles/ASL586F66L58OIPE036.html

ぼへ~っと新聞見ていたら、すごい御朱印を書く方の記事が載っていた。
すごいわ~w
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発掘 [雑文]

うちはたいてい散らかりっぱなしなので、ほとんど人が呼べない状態である。

それでもたまにどうしても断れない客がくることがある。
婿が来るみたいな(笑)

そういうときって、思わぬものを見つけ出すこともある。
夫がハリーポッターグッズを見つけ出したというのだ。
「スリザリンのバンダナ、発掘したよ~」
「へぇ~(どこで見つけたんじゃい)」
「こんどお料理教室のとき、これ、使って~」
うちのお料理教室はちょっと厳しいので、お料理するときは三角巾かバンダナで髪を
覆わなければならない。

…いや、スリザリンって。無理だから。
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聖天さま [雑文]

みなさま、お元気ですか?

わたしは明日、イギリスで単身勉強に言っている婿(とてもハンサムで優しくてタレントフル)が
友人の結婚式のために一時帰国してるんですが、
明日はうちに遊びに来てくれるっておっしゃるので、
今、必死こいて掃除しているところです。

たまに家に人が来てくれるってのはいいものだと思います。

わたしは普段、そんなにきれいに暮らしているわけじゃないので。

でも、こうやって掃き清められたところで作業していると、気持ちがいいものです。

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さてわたしは、皆さまのご存知のように、
趣味でたまぁに小説を書いて、ここにUPしております。

人によっては「だれかに命令されたわけでもないのによくそんなことが出来る」と思われる人もいるでしょう。

でもね、専業主婦って怠けようと思えば、どこまでもずぼらになれてしまうものなのですよ。
だからね、自分で課しているの「一年に1本は書く」と。

わたし、インターネットがなきゃ、おそらく小説なんて書けなかったと思う。
小説なんてものは、99パーセント嘘でもいい、とは思うんですが
ただ1パーセントだけは、どこか「本当」「本物」と読者に思わせることがないと
その世界になかなか入れなくて、読むことが途中からできなくなるものだと思います。
だから、小説かいていて「これってなに~?」って思う時は、ぐーぐるさまに
お頼みすることがとても多いのです。


今は、実は中世の日本の話を書いていて、あんまりはっきり時代を特定させたくないんだけど、
室町時代の前半だったであろう、って設定のもとに書いております。
この時代ってなんか難しいんだよね。

もうすぐ戦国時代じゃないですか?

服装なんかはどうなんだろうと思うのね?
たぶん、男のほうは「犬夜叉」が着ているような、ああいう恰好だったんだと思うのね。
だけど、女はどうなの?
本当は公家の子女であったとしても、もう十二単なんか着てないんじゃないかとは思うんだけど、
昔の大河ドラマなんかの本を引っ張り出してみると、やっぱり十二単を着ているんだよね。
…、だからね、そういうことに関しては、きちんと史料に基づいて書けばいいかというと
実はそうでもないんだよね。今の時代を生きる、日本人全体が持つおそらく持っているであろう
「あの時代はあんな感じ」みたいなイメージを優先したほうがいい場合もあると思うのです。



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ああ、何を書いているのかな~。
いつになったらタイトルの聖天に行くのかな、ということで
今日は「聖天サマ」について書きたいと思うのであります。


この間、まぁ小説書いている関係でそういう呪術について調べていたんですよ。
するとね、『西陣聖天』っていうのに引っかかったんですね。

西陣聖天って我が家からほど近いところにある、こじんまりとしたお寺でして、
桜の名所でも有名なところなんです。

でもなんてか、それほど有名なナニカがあるわけじゃないので、いつもひっそりと静かでいいところなんですよ(最近どうかはわかんない)
でもね、今まで西陣聖天と聞いても「ふ~ん、聖天? そんなホトケさまがいるんだねぇ」
ぐらいにしか反応してなかったのですが、実は…。

聖天サマって実は「歓喜天」だったって知ってました?
あの、ガネーシャみたいな顔をしたのが合体しているタントラみたいな、ちょっと危ないやつ。
ああ、って思うでしょ?

アレなんですよ。

いや、そういえば聖天サマを祭ってあるお寺って十一面観音菩薩も必ずあったりするから、
密教系のお寺なのか~と思うんですよ。

で、少し前初めて、金剛峯寺に行ったことがあって、そこにね、秘仏としてなんかの仏様がおまつりされていたんですよね。
で、完全に秘仏なのかというとそうでもなく、なんか仏様の前にのれんみたいなのがあって、その暖簾が明けてみると、普通の立像の仏様がいらっしゃってですね、そこに大根が供えられていたんですよ。
「?」だったんですが…。

聖天サマは基本的に絶対に普通の人は見ることが出来ないのだそうです。
そして、聖天サマほど現世利益に強いお方はなく、たいていどんなことでもかなえて下さるそうです。
お金がほしいとか、子供を授かりたいとか、恋人が現れて欲しいとか、結婚したいとか。

で、メニューがあるわけです。いろいろと。
なになに~。悪縁を切りたいときは『宝剣加持』ってやつをやってもらえばいいそうです。
これはお値段的には3000円か…。これで悪縁が切れるなら安いモンだと思う。

すごいなと思うのが、聖天サマって「浴油」ってのをなさるそうです。
油でございますよ、油。水でもなく、お湯でもなく。さすが聖天さま、
インド生まれだけのことがある、と、かようにわたしなんぞは思うわけでございますね。

そんときにお願いをするみたい。で、浴油祈祷っていうのがあります。
グレードもそれぞれで、
一座下品供、一座中品供、三座中品供、特別上品供っていうのがあるらしい。
下品、中品、上品とか一座、三座ってなんなんだろうね。
まぁ、徐々にランクが高くなっていく感じはするよね。
お値段も結構、それなりにいいのよね。
二万円からなになに? 最高ランクは30万?
まぁ、祈祷する人はそれでもいるんだろうと思う。

で、昔は「寺ってこんなしょうもないもんに高い金ふんだくりやがって…」
って思っていたけど、これは…そういうモンでもないような気がするんだよね。
だって命がけだもん。


もともと聖天サマっていうのは、すごっく自信家で差別の心が激しく、
すぐに願いを叶えてくださるありがたい面がある反面、
粗末にしたりすると、「七代の福を集めて一代で使い切る」ほどの打撃をその人に与えるそうですね…。
こわ…。


まぁお寺の住職サマに教えを乞うと「菩薩さまに説かれて改心なさったのでそういうことはありません」とのことですが…。

で、油浴というのはなにかといいますと、
聖天サマというのは、おそらく尊い存在なんだろうけど、如来のように完全に悟って解脱された方ではないのですよね、
ですから、やはり改心されたとはいえ、そういう差別の心みたいな煩悩の垢が知らないうちに溜まっていくものらしいのです。

で、しょっちゅう、住職が未明から明け方にかけて、真言を唱えながら、その秘仏に油を注いで
聖天サマの煩悩を拭い去っておられるんだそうです。

で、なんで聖天サマが秘仏なのかというと、姿を見てしまった瞬間から、聖天サマと見てしまった人とは断ち切れないご縁が生じてしまうため、そうなると一生、住職さまのように聖天サマに油をかけ続けなければならなくなるからなんだそうです。

うう、なんかメフィストフェレスに魂を売った、ファウスト博士のようだ。

つまり、願い事をかなえてもらったら、そのあとず~っと聖天サマに隷属されてしまうってことですよね~。
まぁそのように考えるのは間違っているのかもしれないけど、わたしはなんか嫌だ。
もう、無理無理。毎日、そうじも片づけもできないってのに。
毎晩夜中から明け方にかけて、死ぬまで加持祈祷とか…。



もう毎日死ぬまで、聖天サマを礼拝しなければならないんだったら、願いなんかかなわなくていいや~
というか、別にそれほど必死な願いはないっていうくらい幸せなんでしょうな。

そんなことをするぐらいなら、なにも叶わなくてもいいです(究極のめんどくさがりや)



で、聖天サマの好物は大根ということでした。
インド生まれのお方なのに、大根が好物! 
なんか結構、エキセントリックやなぁと思いつつ、でも
な~る! 高野山での謎は解けました。あれ、普通の姿をしていらしたけど、
やっぱり聖天サマだったんだね。(聖天サマは十一面観音のひとつの変化した姿と言われております)

聖天さまのトレードマークは大根と巾着(なんで巾着なのかは謎)ということですので、
聖天サマに出会われたなら、「ああ、気性の激しい方なのだな」と思い出してみてくださいね。
(本当は優しい方なのだそうですが…)

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桜花妹? Yellow fever? [雑文]

みなさまは、タイトルのようなことばを聞いたことがありますか?

桜花妹とかYellow fever

桜花妹って台湾の人が、日本人女性のことを指して呼ぶことばだそうです。
いいですね、桜の花のような妹。やはり台湾は漢字の国だなぁ、字面が非常に美しい。

一方 Yellow fever これは本当の意味は『黄熱病』です。
偉人野口英世博士が亡くなったのも黄熱病だったかなと。
でも、最近では、日本人女性にやられてしまった白人男性のことを指すようです。

なんじゃ、コレ?ですよね。

わたしは、日系アメリカ人のイノウエジョーさんのYOUTUBEをチャンネル登録して
見ているのですが、
「日本人スキスキ、っていっているアメリカ人は結局のところ日本人を『御しやすいとみて」バカしていて、タダ乗りしたいだけだ」と断言しておられまして、
まぁ、たしかにわたしの若い頃も「イエロー・キャブ」と舐められていたので、そういうことなのかなぁと思っていたのですよね。


ですが…。なんか最近の外国人の日本熱って尋常じゃないものを感じしてしまうのです。
まぁ、ここであまり細かいことは言えないのですが、
知り会いでFacebookから、ある外国人男性数人とチャットするようになった人がいて、
その人がいうには
「その人たちはいわゆるイスラム圏に住んでいるのだけど、たいてい自国語、英語、フランス語、アラビア語が話せて、そして今日本語学習に夢中である。彼らは偏っているけど、日本の歴史に詳しく、
マジで日本人女性と結婚して日本に住みたいと思っているらしい」
とのこと…。

話を掘り下げて聞けば、ある男性はamazon japanから直接漫画を購入し、日本語で漫画を読んでいるほど日本のサブカルが好き。日本語もぺらぺら。
そして、日本人が思わずのけぞるほど美男子なんです。

でも本人曰く、「自国の猛々しい女にゃ、辟易。日本人女性のつつましい距離感に憧れる~。あ~、早く日本にいきてー」
なんですよね。

「ぼくの国はイスラム圏といっても、それほどガチガチの宗教にしばられた国じゃないから。日本へ行っても大丈夫」

とか言っちゃってるけど、聞けば、ちゃんと一日五回するお祈りはちゃんとしている人とか、
「いや~、ぼくはそれほど熱心じゃないから」とかいいつつ、やっぱり寝る前にお祈りしたりするんだよね。

そう言う人が日本にきたらどうなる?
食べ物はどうするの? 味噌や醤油だって、アルコール入っていたりするよ?
豚肉食べられなかったら、結構毎日大変じゃないですか?

でも、きっとそういうこと想像できないんだろうなぁ。
わたしたちが、イスラム圏でイスラムの人々と溶け込んで生活することすら想像できない。

まぁ、アメリカ人が日本人女性をある種の色眼鏡をみて、あこがれているみたいなのはわかる。
それと同様な妄想をイスラム圏男性が持っているのが異様にシュールに感じてしまう。

それに台湾男性だって、日本人女性と台湾女性のどこに違いがある?って思うのよねぇ。
台湾だって綺麗な人がいっぱいいるじゃないのねぇ。

なにかとんでもない勘違いを彼らがしているように思えて仕方がないのである。
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働くオンナはオンナを越えられるのか? [雑文]

最近、タネ切れになっちゃって、
薔薇の話ばっかりですみません。

面白いと思ってくれたらいいんだけど、よくわからないんでーす。

あ、自分のブログでよくわからないことといえば、もうひとつあります。
なぜか『秘められた名前』の3ばかり読まれているということです。
あそこは別に盛り上がる箇所でもないし、なにがそんなにツボにはまるのかが
作者としては非常に気になるんだよねぇ…。

案外作者が苦心して書いたところはスルーされて、作者がいい加減に描写したシーンが
読者の心に残るってことあるのかもしんない。

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前置きはこれぐらいにしておいて…と。

この間、東京で働いている長男が帰ってきて私に言った話をしようかなと思います。

息子がいうには「最近の働く女の子(営業)はたいていパンツスーツで
髪は短髪かひとつくくり(要するにポニーテールだといいたい)。

そんでもって、お化粧なんかも必要最低限しかしないし、使うことばも
どういうのか、ジェンダーを感じさせないニュートラルなことばなんだよねぇと。

息子は一昔前の松坂慶子の映画を観て「なんて昔の女の人って、大人で女らしいんでしょ~」って感動したらしく「あーゆー女の人がいいなぁ」ばっかり言ってるんですよ。

で、
「どんなに女の子たちが女であることを隠して、男っぽく振る舞ったとしても所詮は女でしょ。
 女であることは越えられないじゃない? 
 おれは戦略的に女を捨てて男みたいになるっていうのは間違っていると思うんよ。
 だって男には絶対になれないんだもん。
 それだったら搦手というかさ、女の魅力で勝負したらいいのに。
 いや、へんな枕営業しろっていう意味じゃないよ。
 女はきちんと女であるってことを肯定したらいいのに、と思うんだなぁ」

ふうん…。
「だってさ、女はどうしたって体力的には男に劣っているじゃん?
 そんなことしたら、健康的な女としての生活が送れないじゃないのねぇ?
 おれは女を否定して仕事に生きたらあかんと思うのねぇ」

そうだなぁ~とは思うんだけど、営業だったりすると、セクハラオヤジとかいて大変なんじゃないの。
あと、どうしたって男原理主義みたいなオヤジとかいてさぁ。
「女には仕事を任せられない」とかさぁ。
なんか先進国なのに、日本て国は思いっきりそういう分野では遅れていると思うんだなぁ。

男は女より偉いとか思っている親父にはコンドリーザ・ライス女史とか送ってやりたくなるよね。
ただやっぱり、そういうストレスは女性の間でも高まっていて
働くビジネスウーマンは子宮内膜症とか、結構り患したりしているでしょ?
それでは幸せな結婚はできないし、健康な次世代をつなぐ子供も産めないじゃないですか。

子供を産んだり育てたりするのは片手間じゃできないことなんざんすよ。男性の方々。
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薔薇でも華やかな方 [園芸]

根が腐っていたアンティーク・レースですが
やっぱり死んでしまいました。

花って枯れると、ほんとうに可哀想です。
水気を含んでしっとり大きく咲いて、重量も結構あるのに、
死んでしまうと花も水気が抜けてスッカスカ。

水やりって本当に難しいです。
昨日、薔薇の鉢の中に手を突っ込んでみて、
「ん? 今日はひかえたほうがいいのかな」と思い、
朝、庭に出てみると、しおれているのです!
ゲゲゲって感じで水をやりました。

モネさん、がんばってモトの姿に回復してくれたけど、
ガブリエルさん、まだくたーっとなってる。

俗に業界では「水やり三年」という言葉があるそうです。

本当に水やりって難しいですね。

鉢の拠っても違うんですよ。
イキイキしている方は、乾きも早いので、すぐに水気がなくなって
カラカラに乾く。

だけど、元気のない方にそれとばかり、水をやると、
根腐れちゃう。

ですから、その植物の根の張り具合を考慮して水をやらないと
とんでもないことになってしまいます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今のわたしは、濃いピンクで大輪の薔薇で締められています。

フランスのギヨー社の「アマンディーヌ・シャネル」ってやつと
同じくギヨー社の「ラデュレ」ってやつがほしい。

こう華やかな色と形でぱぁ~っと人を惹きつけるようなのがいいな!

写真貼っておきますね。

AmandineChanel2.jpg

これがアマンディーヌ・シャネル。
なんでアマンディーヌというのだろう。謎。

ラデュレ.jpg

こっちがラデュレです。
写真みただけじゃ、どっちもなんか一緒って気がする。ふたつに共通しているのは、フランスらしい、明度の高いピンクというところでしょうか。

今、わたくし、日本人が作った「ベラドンナ」ってお花を持っているんだけど、
なんてのかな、そりゃ、なかなか綺麗な薔薇ざんすのよ。でもちょっと
スモーキーな色あいなんだなぁ。
しっとり美人って感じ。

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ね、前のフランス美人とはっきり一線を画すでしょ?
色合いがこう、和服なんですよね。

どれがいいかというのは、まぁ、個人の好みなのでありますね。




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日本人は揃えられない…。 [雑文]


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自分のコレクションした薔薇をみると、まったくといっていいほど
統一が取れておりません。本当に雑多な感じがする。

わたしと言う人間は昔から器用貧乏というか、よくばりというか、
とにかくひとつに絞り切れない人間なんですよ。
どんな場合であっても。

趣味もなんかこう、雑多だしなぁ。

それになんていうのか、そのときの気分でかなり好き嫌いも変わるしねぇ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それで思い出したことがあります。

わたしは習い事の関係で月に一度ほど神戸は三宮のほうまで出向くのですが、
そこであるコーヒー店でコーヒーを飲むのを楽しみにしているんですね。

名前はまぁ、そのお店の迷惑になるのでここで書くことを控えますが、
とても静かでクラシックな雰囲気のお店です。

店内はスイスの山小屋を思わせるような茶色の板張りです。
それでそこはLPレコードでクラシックを聞かせるのがウリなのか、
いつも静かにブルックナーのような音楽がなっているのです。


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で、お店の人が念入りにコーヒーをたてて淹れてくれます。
本当においしいです。
興に乗れば、チョコレートケーキも食べることもあります。
それも本当においしい。

わたしはたいていひとりでしか行動しませんから、たいていの場合、
こういうお店に入っても、おしゃべりはしませんが、
ここにはたいてい、年配の素敵なおじさまがいらっしゃって、
すてきな会話が弾むことがあります。
好きな音楽のこと、バレエのこと、絵画のこと、文学のこと、薔薇のこと…。
本当にどんなことでもよくご存知で楽しいです。

さてこのお店は素敵な食器があることもひとつの大きなウリなのです。
お店には、ヘレンド、ウェッジウッド、スポード、リチャード・ジノリなどなど
すてきなコーヒーカップがたくさん並んでいるのです。

あるとき、わたしがその方に「ヘレンドでお願いします」
って頼んだことがあったのです。

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で、何の話からそうなったのかは忘れちゃったんですが、こうおっしゃたんですよ。
「日本人は例えば、同じ銘柄の一揃えを持っていることに耐えられない」

たとえばフランスだったら、最初から最後までセーブル焼きの同じ柄のもので、全員揃えるでしょう?
あれが日本人にはたまらなく苦痛だと。

日本人は懐石料理のとき、初から終わりまで同じシリーズのお皿を使うことがありませんね。

八寸だったら、こんなの、焼き物だったら、アユだしこんなのかな、季節は夏ならガラスにしようか、とか、全部バラバラです。
でも、そういう変化を楽しむというか、バラバラなんだけど、統一感のあるバラバラなんですよね。
お料理の流れにストーリーがあるというかね。

でコーヒー店の件の紳士はこうおっしゃいました。
「昔、輸入食器がとても珍しい頃、(たぶん、昭和40年ぐらい)デパートを通じてウェッジウッドのコーヒーカップを買ったことがあったんですよ。その当時で六客300万ぐらいしました」
でも、と続くのです。
「やってみてわかりましたが、よかろうと思ってしばらくそのウェッジウッドばっかりを使ってい見たのですが、堅苦しくて嫌になって来るのです」
「今日はこのカップで飲もうかなと思うのは、季節の移り変わりが激しい日本人にとっては当たり前の習性です」と。

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わたしね、ちょっと気になっていたんですよ、たしかにコーヒーカップを買うのは好きなんだけど、全部違っているってことに。
あれこれ目移りしちゃうんですね。
あれもいいけど、これもいいってね。
で、見事にバラバラ。
それをいうと紳士はにっこりわらってこうおっしゃいました。

「それでいいんですよ、でもね、そのコレクションもあるひとつの基準について集められています」
「それはどんな?」
「あなたがそれを好きだ、という大きな基準ですよ」





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