ある感慨 [ひとつの考察]

かなり古い話になってしまいますが、
一年ぐらい前?におしどり夫婦として超有名な芸能人の夫婦が
壮絶なバトルをして、離婚した事件(事件って言っていいのかどうか)がありましたね。

こういうと、「あー、あの人かな」ってピキーンと来るかなと思うのですが、
まぁ、わたしが実際そのexご夫婦に関わったわけでもないので、名前はあえて伏せます。
別にこの方を糾弾するのが、このトピの趣旨でもないので。

夫婦って一方的だどっちかが完全に悪くてどっちかが完全に正しいみたいなことって
実は(まあ、DVなどを除いて)ないんだろうと思うんですよね。

一般的に旦那さんや奥さんが、最後の一線を踏み外して、不倫をするっていうのは、
そこまでに至らせてしまった一方のこれまでの夫婦の在り方にも問題があったろうな
っていうのは常々思うんですよね。



で、なんで今、こういうことを書くかっていうと、
どういうわけかyoutubeの動画が、「木村藤子」さんのサイトにたどりついたんですよ。

わたし、普段はまったくテレビみない人間なんで、
たま~にこの木村さんの名前は小耳にはさんだ程度だったんですが、
ゲストがこの有名な夫婦の奥さんのほうだったんです。
ちょっと興味があってこの動画を最後まで全部みました。

そして、この録画は今からおよそ6・7年前のものだったんですね。
そこで、木村さんが
「あなたのその性格は右か左で、振れ幅が大きすぎる。そういう両極端なところを治さないと
 今に離婚するハメになる」

この意味するところはおそらく、妻として悋気ばっかりじゃなく、
もっと寛容な気持ちで接しないと
旦那さんはいずれ、しんどすぎてつきあってられなくなるっていう
意味なんじゃないかなぁって思うんですよ。

ただわたしはこの動画を見ただけでは、
別にこの女優さんばかりが悪いとも思わなかっただろうと思うけど、
別れ際のあのすさまじいバトルは、彼女がそれまで良妻賢母の誉れがなまじ高かっただけに、
本当にはたから見ていても青天の霹靂のようにも思われ、
実に見苦しいものだったと言わざるを得ないなぁと思ったの。

まぁ、いろんなことが原因で別れるにせよ、
一時期は本当に愛し合っていたんでしょ?どうして、自分のブログに「〇〇さんは大きらいです」とか
なんでああいう風に一方的に自分の言い分ばっかりをyoutubeにUPしたりするのか。
なんだか非常に子供っぽくて幼稚ですよ。

こんなことを世間に向かって書く必要があるのかなって思うんですよね。
夫婦間のことなんて、内輪で弁護士挟んでやるべきことを粛々とやればいいだけのこと。


別れても、相手の幸せを祈るとか、相手の社会的立場を守るという
美徳はどこへ行った?って思うんですよ。
マスコミを味方につけて、元ご夫君をやり込めようと思ったのかもしれないけど、
結局大騒ぎして名を貶めたのは女優さんのほうでしょう。

いや、離婚するときは双方心底うんざりしているものだと思うけど、
分別のある大人としてもっと理性的にふるまう必要があると思うんですよね。

しかし、実際はそうじゃなかった。

おそらく奥さんは精神的なDV妻だったといえるかなと思います。
これは目に見えない形の分だけ余計に厄介だと思います。

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わたしがなんでこういうことを言うかっていうと、
まぁ、わたしの近い身内にこういう人がいたからです。
あんまり詳しくいうと、自分の不幸自慢にみたいになって、
却って嫌味になるからあんまり言わないけど、

女優の奥さんも、自分の身内も
おそらく「自己愛性人格障害」なんだろうなって確信しています。
自分ばっかりが可愛いのね。全く自分のこれまでしてきた行いを反省しない。
全部、全部自分に起こった都合の悪いことは人のせい。

あの、木村藤子さんにカウンセリング受ける時に
切々と「主人の身体が心配なんです」って言ってたセリフ。
あれは、仕事をやらせたくないんだろうなって思ったのよね、見てる方は。

うちの身内と口調が一緒。
なんか芝居がかっているっていうかねぇ、ものすごく「いいひと」を演じているように思える。
そうやって、いいひとを演じている自分に酔っているんだと私には思われるんです。

わたしは身内に対して「いや、でもきっといつかはわかってくれる」と思って接してきましたが、
こういうボーダーの人って、説得しようとして説得しきれるもんじゃないんですよね。

だって絶対に自分が正しいと信じ込んでいるんだもん。
いつも「でも、だって」の応酬なんですよ。
人の価値観は平気で踏みつけにしておいて、
どうして自分の価値観ばかりがまかり通ると思っているのだろう。



女優の元奥さんのほうも世間じゃ、「掃除の達人」と知られ、本まで出していましたが、
旦那さんの部屋に押し入って、だんなさんの大事にしていたDVDを全部捨てちゃって
自分好みの部屋に替えちゃったっていうのを読んで「ああ、なんてそっくり」って思いました。

うちの身内も、一番大事なのは「人の気持ち」じゃなくて「自分の気持ち」なんですよ。
どんな大事なものも、どんなにひとめに触れられたくないと思っていたものでも、
勝手に暴いて勝手に処分して、本当にひどかった。
そして「ああ、きれいになった。わたしって本当にきれい好き」って悦に入っているんですよねぇ。

今から思えば、本当に嫌な気持ちにさせる、エキセントリックな人でした。






まぁ、これ以上言うと愚痴になるからやめておいて、

だから、旦那さんのほうは大変だったけれど、離婚して正解だったと思うのです。
そして、また新しい幸せ、自己の充実を希求していってほしいと思います。
昨日のトピでも「身内なんかナンボのもんじゃい」って書きましたが、
血縁なんていざとなると、ほんとうに頼りにならないものです。

遠くの親戚より、近くの友人です。
そしてこういうご縁を結べたすべてのことに感謝したいと思います。
また、このご縁を長く続かせるために、自己の確立も大事なことですよね。
ムダに人に依存しない。
助けてもらったときは、深く感謝する。




だから、この歳になると、友達を大事にしていかなければならないなぁと痛感しています。
そしてステキな友人にめぐり合うためには、心境を高めるために自分もできる限り努力して、
人付き合いのスキルや、楽しい話が出来る知識が必要になってくるのですね。






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