担々麺 [雑文]

ご存じな方は今さらでしょうが、京都はラーメンの一大帝国なのです。

京風ラーメンなら出汁のきいた、あっさりと上品なものだと思う方も多いでしょう。

しかしながら、お上品な食べ物というのは、いわばお客さまようなのであって、京都人の本音は
「ガッツリ、ギトギト系」です。

京都人はお肉が好きな方が非常に多く、なにかといったらギトギトの松坂牛か近江牛のすきやきが大好きだったりします。
わたしは、こってりした肉を甘く炊いて(関西の場合、関東風なすき焼きは「すき煮」とみなす)さらに生卵にあえて食べると絶対にお腹を壊すので、すきやきに呼ばれるのは覚悟がいります。


で、ラーメンの話に戻りますが、京都の場合はたいていとんこつ味のぎっとぎとラーメンです。

ところが進化系のようなものを昨日見かけました。

それは「カレー担々麺!」
もう、こんなの四川省のものなのか、インドのものなのか、もはや混沌としていてなんだともいえませんよね。

味付けは辛い四川みそとターメリックとクミンなのでしょうか…。

場所はちょっと違いますが、大阪でフレンチ担々麺というのがあるのも知りました。

昔の上海あたりの疎開で、フランス人がみようみまねで創ったら、そういうのになりそうな気がします。

まぁ、世の中十人十色で好きな人は好きなのでしょうが、わたしとすれば、担々麺は担々麺、カレーならカレーを単品として食べたいなと思うほうです。
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