『バーフバリ 伝説誕生』 [読書・映画感想]

皆さま、こんにちは。

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わたしの友人がある日、自分が全く知らないスタンプ使っていて
「これなに?」
って訊いたら、
「バーフバリだよ」
と答えてくれました。

なんでもすごい面白い映画だと教えてくれたのです。
彼女はオールナイトでこれを見たのだとか…。す、すごいわw

以前、彼女から『オスマン帝国外伝』を教えてもらったのですが、
情報のアンテナの位置がわたしなんかより100メートルほど高く、
なんでもいち早くそれを伝えてくれる彼女は、私にとっては非常に大切な人なんです。

本当はオスマン帝国外伝の続きを見ようと思っていたのですが、
いや、その前になんとしても彼女のオススメの「バーフバリ」を観なくてはならぬ。

ちょっと前、検索してHULUで「バーフバリ 伝説誕生』はあると確認していたのです。
他にも、この「伝説誕生」の後半部分とでもいうべき、『王の凱旋』というのも
いつか見たいと思っています。ま、そのうちやるやろ。

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あらすじは、
場所はインドです。

これは一種の英雄伝説でして、
古代(だと思うけど)マヒシュマティ王国には、跡目騒動が起きるのです。
王子サマがふたりいまして
一国を収めるのにふさわしい資質をより備えているほうに、
次の王様を決めようとするのですが。
いけない企みがあるんですねぇ。

まぁ、かいつまんで言うといい王子と悪い王子がいて、
いい王子は悪い王子の悪だくみによって、王国を追い出されてしまう。
しかし、いい王子は帰って来るんですよ。

ざっというとそういう話ですね。

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こういう英雄譚みたいな話は、あらすじを描いても仕方ないことが多いと思うの。

結局、映画の醍醐味は映像です。

どれだけかっこいい映像がそこに描かれているか、それを見るのよね。

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この映画は、冒頭はこんなところインドにあるんだぁっていうくらい
ものすごく高低差ある大きな滝から始まるんですね。

その滝を見て、「ああ、いいなぁ」って思う。
ロケーションの良さがひとつ、

そして、人物がかっこいいよね。

バーフバリを演じている人も、ライバルの人も
資質的にはどっちも互換可能だなって思うくらい、似ている。
実際、インド人の顔はおんなじに見えるんで
見てる途中で「はれ、これはどっち?」ってよく思った。

二人とも長身で、マッチョで、男前(インド的に、だけど)。
向こうの人はマッチョでも手足が長くて、手首足首が細いから、
フツーにかっこいいです。


それに、キレキレのアクション。
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そいでもって、最後は戦闘シーンがあるんですが、
結構丁寧に陣形を取る解説が加えられているのですね。

わたしみたいに、ド素人が戦闘シーン書くときは
本当に苦労するんだけど、これは「おお!」って感じで
大変参考になるんだよね。

重装歩兵がどういうディフェンスをとるのか、っていいうのは、
昔、ブラピが「トロイ」でやっていたけど、それをもっと丁寧に
映像で解説している感じかなぁ。

それに弓兵、回々砲みたいな武器も出て来る。

結構そこらへんは普通ダレるもんだけど、面白かった。

いや、この映画はインド映画だし、そもそも長いんですよ。
で、リラックスして何回も何回も見るのがオツな映画なんだと思う。

それにこういうインドなどの特定の地域の映画というのは、
そこの宗教観や慣習がさりげなく表現されていて面白かった。

バーフバリは石で作ったシヴァの神様を担ぎあげるシーンがあるんですけど、
それがいわゆる「リンガ」なんで、ちょっとそれが面白いなぁって思ったりするんですよね。
映画を見ながら、「日本の道祖神信仰って、やっぱインドのシヴァ起源なのかなぁ」と
ついつい妄想してますね…。

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最後見終わったら、なんとなく自分がバーフバリになった感じで

♪ バリバリバリ、バーフバリ!

 ジャイ! マヒシュマティ!

とかつぶやいているから、我ながら可笑しい。





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